「ミニファミコン」のコードに隠されたメッセージ発見

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「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(ミニファミコン)」日本版のコードに隠された謎のメッセージが見つかった(Siliconera経由)。
英語によるメッセージは以下の通り。
“This is the hanafuda captain speaking. Launching emulation in 3..2..1. Many efforts, tears and countless hours have been put into this jewel. So, please keep this place tidied up and don’t break everything!
“Cheers, the hanafuda captain.”
IGN JAPANはこのメッセージを日本語に訳した。
「こちら花札キャプテンだ。
ただ今よりエミュレーションを開始する。
3…2…1。
この宝石を仕上げるために尽力をつくし、たくさんの涙を流し、数えきれない時間が費やされた。
だから、ここをキレイにして、壊さないでおくれ!よろしく頼んだぞ。
花札キャプテンより。

「壊さないでおくれ」はミニファミコン本体をハッキングしようとする人への注意と思われる。
だが、Ars Technicaによると海外版のMini NESはすでにハッキングされている。
ハックしたMini NESにUSB経由でソフトを追加する方法を説明する動画もすでにインターネットに上がっているようだ。
花札キャプテンの力はさすがに海外まで及ばなかったらしい。
ちなみに、花札キャプテンという任天堂のキャラクターは存在しない。
同社が創業初期に行っていた花札の製造・販売という過去へのオマージュである可能性が高いだろう。
ミニファミコンは全地域で売り切れが続くほどの人気商品だが、今は花札キャプテンよりも、13日の「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」が世界の注目を集めている。
どうせなら、「花札キャプテン」に新規IPとして登場してもらい、Switchのローンチタイトルになってほしい気もするのだが……。

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