Nintendo Switch プレゼンテーション会場でクリエイターに直撃! Part.1
●プレゼンテーションの感想と気になった点をクリエイターに聞いてみた!
本日2017年1月13日、任天堂が東京ビッグサイトにて“Nintendo Switch プレゼンテーション 2017”を開催。
同プレゼンテーション会場でクリエイターに直撃インタビューを敢行したので、その模様を随時お届けする。
Part.1はアクワイア遠藤琢磨氏、ガンバリオン山倉千賀子氏、キャメロット高橋宏之氏&高橋秀五氏、コーエーテクモゲームス小笠原賢一氏、スクウェア・エニックス青海亮太氏の6名!
■アクワイア遠藤琢磨氏(文中は遠藤)
Q.プレゼンテーションを見た感想は?
遠藤価格がお買い得な感じだったのと、『ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド』が同時発売なので、いきなり売れちゃうんじゃないかなという印象を受けました。
Q.印象に残った点は?
遠藤今回のプレゼンテーションは、ハードの機能を前面に押すというよりも、ソフトのラインアップをアピールしていたので、これまでのプレゼンテーションとは違うなと思いました。
「こういうおもしろさを体感してほしい」というメッセージがビンビン伝わってきたので、いい意味でこれまでの売りかたとは違うな、と。
あと、『ARMS』を遊びましたけど、あれはいいですね!デザインもいいですし、駆け引きもあるので、対戦が盛り上がると思います。
■ガンバリオン山倉千賀子氏(文中は山倉)
Q.プレゼンテーションの感想は?
山倉発売日が思ったよりも早かった!もう、これに尽きますね。
3月とはアナウンスされていましたが、きっと後半だろうと思っていたら……3月3日は驚きました。
価格は、性能面などから28000円と予想していました。
Nintendo SwitchドックやJoy-Conグリップなどは別売りになるのかなと思っていましたが、全部セットで29980円。
すばらしい価格ですね。
Q.印象に残った点は?
山倉HD振動ですね。
作り手として、これまでに感じたことがない新しい体験を提供できそうなので、期待しています。
■キャメロット高橋宏之氏(文中は宏之)&高橋秀五氏(文中は秀五)
Q.プレゼンテーションの感想は?
宏之アメリカの任天堂のイベントみたいに垢ぬけていて、とてもかっこよかったですね。
まるでE3のような雰囲気でした。
秀五最初にDJブースから始まったりと、イベントの展開にとてもワクワクしました。
任天堂らしい明るさが戻ってきたようで、プレゼンテーションが始まる前から楽しい感じがしました。
プレゼンテーションも、ワクワク感や期待感が持てる、とてもいい内容だったと思いますね。
宏之いままで知っていることも言えなかったので、ようやく今日から解禁になるんだな、と(笑)。
秀五ネットにヘンテコなハード画像とかがいっぱい出ていたりしたけど、「これじゃないんだよなー」と思っても言えなかったので(笑)。
秀五べつに言いたいわけではなかったけど、言ってはいけないというプレッシャーはありましたね(笑)。
Q.印象に残った点は?
宏之インターフェースにフォーカスしているのがいいなと思いますね。
チップのスピードがとか、HDがどうとか言いがちなんですけど、そういうのは作る側としてはつまらないというか、ゲームのおもしろさって、そこじゃないと思っていたので。
任天堂さんも、今回のプレゼンテーションで“原点回帰”と言っていましたけれど、そういう感じは持ちましたね。
秀五ゲームの主役って、ハードでもソフトでもなくて、体験ですよね?それをキチンと伝えているなと思いましたので、すごく好感が持てました。
宏之今日のプレゼンテーションは、“遊ぶ”ということが大事なんだということにフィーチャーしていましたね。
秀五それを感じたのが『ARMS』でした。
すごく任天堂らしいじゃないですか。
単純操作なんだけど、やればやるほど「あ、こうなるんだ!?」ということが起きそうな予感がしますよね。
宏之じつは冗談で、「ボクシングみたいなのはアリだよな」とふたりで話していたんですよ。
秀五そうそう!ミーティングのときにね。
宏之そうしたらアレが本当に発表されたので(笑)。
でも、我々の想像を超えていましたよ。
■コーエーテクモゲームス小笠原賢一氏(文中は小笠原)
Q.プレゼンテーションの感想は?
小笠原任天堂さんらしいというのが第一印象でした。
楽しさの詰め込みかたが今風であり、昔から積み上げてきたところもあり、それらが全部まとまって、しっかりとNintendo Switchに入れ込まれていましたね。
今後、新しい体験をユーザーに届けられるだろうな、という期待感にちゃんとつながる内容だったと思います。
Q.印象に残った点は?
小笠原あらかじめお話を聞いていましたが、今回のプレゼンテーションを見て改めて思ったのは、コントローラーの使いかたですね。
HD振動を含めて、新しいことができるなと。
ゲームの作り手も発想を切り換えないと、いままでの延長線上になってしまうかもしれません。
どんな遊びができるのか、深掘りしていきたいと考えています。
いままでのコントローラーの振動とは違う楽しさの発見や提案をしていかないと、ユーザーさんには届かないでしょうから。
■スクウェア・エニックス青海亮太氏(文中は青海)
Q.プレゼンテーションの感想は?
青海任天堂さんらしく、みんなで遊べるワイワイ感があって、見た人はちょっと家に1台置きたいな、と思ったんじゃないでしょうか。
Q.印象に残った点は?
青海Wiiのリモコンから進化したジャイロセンサーとか、HD振動ですね。
そのあたりをうまく使うことで、Wiiのさらに一歩先をいくような遊びを実現できるんじゃないかな、という期待感はありますね。
HD振動は実際に体験しないとわかりにくいですが、あれはスゴイです。
今回発表した『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』にも、この機能を使った遊びを入れているので、どうぞご期待ください。