映画キングコング最新作、日本のオタク文化が満載

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ハリウッド映画「キングコング髑髏(どくろ)島の巨神」(ジョーダン・ボート=ロバーツ監督、3月25日公開)のプレゼンテーションが7日、都内の劇場で行われ、ロバーツ監督と「シン・ゴジラ」を手掛けた樋口真嗣監督が出席した。

1933年から続く「キングコング」シリーズの最新作で、原点に立ち返ったもの。
コングの故郷でその存在が疑われてきた髑髏(どくろ)島が発見され、調査に乗り込んだ人間たちと島のモンスターとの攻防が描かれている。

今作は日本の文化に詳しいロバーツ監督が手掛けた。
映画冒頭では日本刀が登場するなど、随所に和の要素がちりばめられている。
ミュージシャンMIYAVI(35)も「グンペイ・イカリ」役で出演しているが、この名前は任天堂のゲームクリエイター故横井軍平さんに由来するものという。
ロバーツ監督は「幼い頃から触れてきたオタク文化の要素を盛り込んでいます。
エヴァンゲリオンやゲームボーイにインスパイアされた要素がたくさん入っています」と解説した。
劇中に登場するモンスターについても「宮崎駿作品に出てきそうなもの。
パワフルで重みがあり、恐ろしくも美しい」と、日本の映画から影響を受けたものであることを話した。

ロバーツ監督は、樋口監督作品「シン・ゴジラ」も鑑賞済み。
「大傑作、大好きです。
ゴジラ映画をさらにおもしろく、新しくしている。
官僚体制や縦割り行政のあほらしさにモンスター要素が入って、今までにない新鮮さを感じた」と絶賛した。

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