発売された「ニンテンドースイッチ」
発売された任天堂の新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を手に笑顔の購入者=3日午前、東京都豊島区
任天堂は3日、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を発売した。
テレビにつないで遊ぶ据え置き型だが、液晶画面付きの端末を外に持ち出して遊ぶこともできる。
任天堂の据え置き型ゲーム機の発売は2012年の「WiiU(ウィーユー)」以来となる。
国内価格は2万9980円(税別)。
対応ソフトは「ゼルダの伝説」などダウンロード専用も含めて計20タイトルが3日に同時発売された。
大阪市北区のヨドバシカメラ梅田店では午前9時半の開店前から、発売を待ちかねた予約客が列を作った。
未明までの仕事を終えて駆けつけた大阪市浪速区の飲食店店長、谷口大輝さん(23)は購入後、「早くプレーしたい。
外でいろんな人と遊べるところが面白そう」と話した。
全国の販売店では予約販売分の売り切れが相次いでおり、次の入荷時期は未定という。
スマートフォンでゲームを楽しむ人が増える中、ウィーユーは販売が伸び悩み、任天堂は1月に生産終了を発表した。
スイッチの投入で低迷する業績をばん回できるか注目される。