「ポケモンGO」で任天堂株価上昇、1・8倍
スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が米国などで大ヒットしたことを受け、任天堂株が急上昇している。
任天堂の株式を保有する企業などの関連銘柄も軒並み値上がりしており、株式市場では「ポケモノミクス」現象と呼ばれて注目を浴びている。
任天堂株は今年に入って1万6000円前後で推移したが、6日に米国でゲームの配信が始まって以降、急上昇した。
14日の終値は2万5300円で、ゲーム配信前の約1・8倍となった。
これにより、時価総額は3兆5842億円と大きく膨らんだ。
売買代金も連日トヨタ自動車などを上回り、トップとなっている。
14日の売買代金は4303億円に上り、東京証券取引所1部全体の売買の17%強を占めた。
個別銘柄としては今年最大だ。