ポストポケモン相場の注目イベントは重要経済指標目白押し

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スマホ向けゲーム「ポケモンGO」の配信も始まり、“ポケモノミクス相場”はイベント的にピークを超えた感があります。
しかし、22日の株式相場は、再び任天堂株への依存度が拡大し、売買代金で約30%に達しました。
何度も言うようですが、1銘柄への依存度としては異常であり、この状況は長く続きません。
こうした観点から、ポケモノミクス相場の沈静化は、株価の大幅調整リスクと裏腹の関係にあるとも言えましょう。

一方で、今週(25日〜)は日米の金融政策会合、Q1決算発表の本格化など金融経済の大きなイベントがあります。
任天堂株を除くと閑散相場に近かった先週の状況が、再び大きく動き出す可能性がありますが、それが下落方向となる場合も十分あり得ましょう。
最近の金融政策会合、特に4月以降では、ネガティブ・サプライズが続いていることに留意したいところです。
週明け25日(月)は、こうしたイベントを睨んで様子見スタンスが強くなる可能性がありますが、先週末にQ1決算発表を行った日本電産の株価動向に注目が集まると考えられます。

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