ポケモンGOに中古スマホ=ゲーム専用の購入増

任天堂などが開発したスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信が7月22日に始まってから、中古スマホが売れている。
バッテリー切れなどを嫌って、仕事やプライベート用とは別に、ゲーム専用のスマホを買い求める人が増えたとみられる。

ポケモンGOは、スマホの全地球測位システム(GPS)機能を利用して街中を歩きながら、画面上に表示されるキャラクターを捕まえるゲーム。
常にGPS機能などを使うため、バッテリーの消耗が早まる。

DVD・CDレンタルのゲオ(名古屋市)は中古スマホの販売も手掛けており、ポケモンGOを快適に遊べる機能を持つスマホの売上高が国内配信後の10日間で前年同期の2倍に増えた。
「専用機を求めるユーザーが増えているとみられる」(モバイル企画課)といい、ポケモンGO対応スマホの本体価格を10%引きにするキャンペーンを通じて、さらなる需要喚起を図る。

ブックオフコーポレーションでは、国内配信開始後に中古スマホの販売が急増。
スマホなどを扱う直営店で、7月1〜29日までの売上高が前年同期比66%増となった。
同社は「1万〜2万円程度の手頃な価格の機種がよく売れており、用途を限定して使うニーズがあるのでは」(広報グループ)と分析している。

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