今月のイチオシは「biohazard HD REMASTER」

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当コーナーでは、「PlayStation Plus」で無料配信されているタイトルのなかでも、プレイステーション 4(以下、PS4)用に配信されている注目タイトルをピックアップ。
各タイトルの概要をお伝えしつつ、「プレイステーション オフィシャルサイト」にて開催している「PS Plus Challenge!」達成のコツについても解説していく。

今回の「PS Plus Challenge!」の賞品は「PS Storeチケット」1,000円分。
こちらの応募方法については、「PS Plus Challenge!」の公式ページを確認していただきたい。

なお、今月の「PS Plus Challenge!」対象タイトル2本のうちの1本は「THE KING OF FIGHTERS XIV」を購入したプレーヤー向けのスペシャルチャレンジとなっているため、今回は「biohazard HD REMASTER」のみご紹介する。
なお、記事後半ではもう1本オススメのPS4用フリープレイソフト「Tricky Towers」もご紹介するので、そちらも合わせてご覧いただきたい。

■「biohazard HD REMASTER」の「PS Plus Challenge!」に挑戦■ブロックをバランスよく積み上げるパズルゲーム「Tricky Towers」
「Tricky Towers」は、WeirdBeard制作によるパズルゲーム。
落下するブロック(4つの正方形が組み合わさってできた図形)を回転させつつ足場の上に重ねていくという、一見すると「テトリス」を想起させるゲーム画面となっている。
ただし、積んだブロックは消えることがなく、さらには崩れないようにうまく積み上げていかなければならないという特徴があり、見た目とは裏腹に「テトリス」とは異なるゲームを演出しているのが面白い。

本作の基本的なルールとしては、まず足場となる部分があり、その上にブロックを回転させて積み上げていく。
足場以外の部分にブロックを落とす……つまり積み上げられない場合は「ミス」となり、場合によってはペナルティも課される。
クリア条件はゲームモードによって変化するが、崩れないように積み上げていれば基本的には問題なく進行していく。

ただし、この「崩れないように積み上げる」という行動は、本作の場合なかなかに大変な作業だ。
というのも、積んだブロックは原則として接地面に固定されない。
例えば、棒状になっているブロックを横にして、左端1ブロックぶんのみ地形に引っ掛け、残りの3ブロック分は宙に浮いた状態にしたとする。
「テトリス」ならこの状態で固定されるが、本作の場合はブロック右側に何の支えもないため、物理法則に従って下方へと落下してしまう……つまりミスとなる。

また、凸型のブロックをT字型にひっくり返して設置したとする。
すると、単体ではその場に立つのだが、例えばTの右側に他のブロックを置いた場合は、これもまたバランスを崩し、当然のようにT字が右に倒れ、上に乗せていたブロックも崩れ落ちてしまう。
うまく置きつづけられれば気分もいいが、置き間違えてブロックが斜めになったりすると絶望感に襲われるなど、このあたりの抑揚は本作独自の楽しさと言えそうだ。

なお、本作にはブロックが巨大化したり、まったく別の形に変形するなどのお邪魔系ギミックや、あたかも「テトリス」のように物理法則を無視してブロックをその場に固定したり、新しい足場を作り出すというお助けギミックも用意されている。
いずれにしても、何度かプレイをしてみればどういう置き方が安定、または不安定になってくるのかが自ずとわかってくるはず。
可能なかぎり揺るぎなくブロックを積み上げ、安定度の高いタワーを組み立てることを心がけつつスコアを延ばしていきたい。

ちなみに、ゲームモードとしてはシングルプレイとマルチプレイの2種類が存在。
シングルプレイでは1人でひたすらブロックを積み上げていくエンドレスモードや、お題に沿ってブロックを積むトライアルモードがあるが、マルチプレイは多人数でそれらを競うことになる。
「テトリス」と似ているものの、楽しみ方はまったく異なる本作。
興味があればぜひ1度お試しいただきたいゲームである。

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