山本希望が叫び、上間江望がスカートを覗き込む!『ぎゃる☆がん』トークライブで『だぶるぴーす』新展開が明らかに

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今年、創立20周年を迎えたインティ・クリエイツ。
その積み重ねとこれからの展望をファンと共有するイベント「インティ・クリエイツ創立20周年イベント / INTI CREATES FAN FESTA 20th Anniversary」が11月5日に行われました。

その歴史や新たな歩みの一端を明かした「20周年記念ステージ」も見どころ満載でしたが、続いて「ぎゃる☆がん トークライブ」も開幕。
シリーズファンお馴染みのキャラクターたちを演じた声優陣が登場し、当時の思い出などを赤裸々に語りました。

また、先日発表され多くの方に衝撃を与えた『ぎゃる☆がんVR(仮称)』の実演プレイも壇上で披露。
その模様も合わせて、こちらで紹介させていただきます。

◆『ぎゃる☆がん』の声優さんは大変だ…! オーディションの苦労話や、台本に驚愕
まずは、声優陣の生アフレコによるミニ劇場「晶、物申す」で、「ぎゃる☆がん トークライブ」が幕開け。
個別に収録されたゲーム本編とは異なり、台詞と台詞が被さる賑やかな雰囲気や盛り込まれるアドリブの数々など、生アフレコならではの魅力が早速炸裂します。

その内容は、シリーズ初代に当たる『ぎゃる☆がん』ではヒロインのひとりを務めたものの、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』には出演できなかった火吹晶が、『だぶるぴーす』組の神園しのぶ、真夜、くろな、そして初代メンバーながら続編にも登場した兎野葵を呼び出すというもの。
溜まりに溜まった不満をぶつける晶や、ちゃっかり『だぶるぴーす』でもエンディングあったことを自慢する葵に、しのぶや真夜、そして(特に)くろなが振り回される模様を、声で楽しませてくれます。

ライブ感満載のドラマが終わり、まずステージに登場したのは、『だぶるぴーす』で神園しのぶを演じた上間江望さんと、数々のプロモーションに顔を出し、お馴染みになりつつあるインティ・クリエイツの中川しげるさん。
中川さんが「このステージ中は、“しげる”と呼んでください」と言うと、観客席からはすかさず「しげるー!」との声が。
「(声優の)私より歓声が大きいっ!」と、上間さんが悔しがるほどです。

そんな2人に続く形で、初代から内村史子さん(火吹晶役) と山本希望さん(兎野葵役)が登場。
かつてプロモーションの際に身に付けていたコスプレ衣装を、今回久しぶりに身に付けた姿を披露しつつ、「ズッキューン」とファンにはお馴染みの挨拶を披露。
観客も「バッキューン」とお決まりの反応を返し、阿吽の呼吸を見せます。

更に、『だぶるぴーす』からは橋本ちなみさん(神園真夜役)と藤田彩さん(くろな役)が登壇。
こちらは、タイトルにちなんで「だぶるぴーす」で挨拶。
2人だけでなく上間さんも参加し、だぶるぴーすをトリプルで披露しました。

ちなみに、上間さんも含めた『だぶるぴーす』陣は、それぞれ私服で登場。
初代組から「先輩が身体を張ってるのに!」とつっこまれると、「(他の2人のはあるんですが)くろなの衣装だけないんです!」と答える藤田さん。
どうしてくろなの衣装がないのかと、今度は中川さんに詰め寄ります。

そこで中川さんは、スクリーンに表示されているくろなの恰好を指し示しながら、露出の大きい衣装だと説明。
そんな衣装を藤田さんに着せるわけにはいかないと説明し、「むしろ藤田さんのことを守ったんです!」とコメントするものの、「アレンジした衣装にしたらどうですか」と再度詰め寄られ、「すみませんでした。
予算がないんです」と、率直すぎる実情を暴露。
「お金か! お金の話か!」と、上間さんの鋭いツッコミが絶妙に刺さります。

それぞれが担当したキャラの印象を明かす下りでは、パワフルな描写が目立つ火吹のことを内村さんが「木刀で鉄球を打ち返したり」と漏らすと、山本さんがすかさず「処刑もしたり」と相づち。
しかし「処刑はしてない!」と内村さんが大慌てで訂正します。
本当は可愛い女の子だと、演じた本人だからこそしっかりとアピールしておきたい部分なのでしょう。

また、ひとりだけ中等部、かつひとりだけ悪魔というちょっと特別な立場にいるくろなを、藤田さんが「イタズラ好きで騙されやすい」「無邪気で可愛い」と紹介。
そして、口癖として語尾につける「DEATH!」を披露すると、登壇者と会場のテンションが急上昇。
一同が口々に「可愛い!」を連呼し、中川さんも「かーわーいーいー!」とコメントします。
しかしその言い方が若干ウェットだったため、「しげるはやめてください」と冷静に断罪する上間さん。
流石です。

本シリーズのキャスティングは厳正なるオーディションによって選出されますが、その当時の思い出を声優陣が振り返る一幕も。
『ぎゃる☆がん』がデビュー作となった山本さんは、オーディションの時に歌の課題もあったため、可愛い曲を持参。
しかし「ロックな感じで歌ってください」と言われ、必死にロックな感じで歌い上げたそうです。
その成果は、ご存じの通り兎野葵役に結びついています。

オーディションの歌の課題については、他の面々も思い出があり、藤田さんは「音量のテストだと思って軽めに歌っていたら、実は本番だった」と、聞く側も冷や汗を流しそうなエピソードをポロリ。
また橋本さんは課題曲として、いきものがかりの「ブルーバード」を持参しましたが、「“この窓を蹴って飛び立つ”という歌詞があるんですが、そこはキーが高くて……飛び立てませんでした」とつぶやき、会場の笑いを誘います。
なお2人とも「落ちたと思ってた」とのこと。
合格の通知は、望外の朗報だったことでしょう。

しかし、合格に喜んでばかりはいられませんでした。
というのも、オーディションの台本には、いわゆる『ぎゃる☆がん』らしい台詞はなかったようで、実際の台本を見た時に驚いて「こんな作品だとは思わなかった」と、当時の率直な気持ちを明かします。
山本さんは、「『ぎゃる☆がん』のおかげで、他にどんな仕事が来ても怖くなくなった」と、ある種の度胸がついたと告白し、また上間さんは、PS3版『ぎゃる☆がん』で女子生徒を演じた際に、こういう声も出さないといけないのかと思い知り、「これが声優業か!」と衝撃を受けたそうです。

ちなみに、『だぶるぴーす』で『ぎゃる☆がん』に初参加した藤田さんと橋本さんは、前作の存在を知っていたため、三人が感じたようなショックはなかったとコメント。
藤田さんは、「(くろなの)選択肢の回答が全部おバカだったので、笑いながら練習してました」と、また橋本さんは「(真夜のキャラクター性を表現するため)台詞が全部ひらがなだったので、読みづらかったです」と、それぞれの苦労話を打ち明けました。

なお、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』でヒロインに抜擢された上間さんは、「前作より売れてやろう」という野心を持っていたと激白。
ちょっと“悪魔っ娘”なそのコメントに、中川さんは「(前作より)売れました」と答え、上間さんの野望が達成したことを明らかとします。
この発言に『だぶるぴーす』組が喜びますが、内村さん曰く「跳び箱だって踏み台がないと飛べないでしょう!?」と、初代があったからこそという魂の叫びも飛び出しました。

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◆本当に色々とおかしいぞ! 大胆すぎるプロモーションの数々をクイズ形式で振り返る
それぞれの役やオーディションの思い出を語った後は、「ちょっとおかしいプロモーションクイズ」がスタート。
これまで、Xbox 360版やPS3版、更にベスト版もリリースされた『ぎゃる☆がん』、そしてPS4/PS Vitaソフト『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』と、様々な展開を遂げてきた本シリーズですが、その時々でプロモーションも多彩に行われました。

どうすれば多くの方に『ぎゃる☆がん』シリーズを知ってもらえるか、手探りで模索したプロモーション活動。
その中にはかなり大胆かつ刺激的なものもあり、Xbox 360版を東京ゲームショウに出展した時には、内村さんが「連れて行ってくれると言ってたのに!」とコメントするも、中川さんからは「見せられるわけありませんよ!」と反論が。
声優陣に見せられないようなプロモーションをしていたことを堂々と宣言するスタイルも、『ぎゃる☆がん』らしさかもしれません。

このほかにも「ぎゃるがんTV」で、からし入りのシュークリームが混じった「ロシアンシュー」が登場した時を回想し、「(からさに)椅子から転げ落ちた」と山本さんが当時を振り返ります。
今日まで様々な配信番組に出演した山本さんですが、一番凄かったのがこのロシアンシューだったと語ります。
ちなみに、当初の予定では“ひとつだけからし入り”でしたが、中川さんがこっそりと“全てからし入り”に差し替えていたとのこと。
この容赦ない感じも、『ぎゃる☆がん』ならではでしょう。

そんな『ぎゃる☆がん』の刺激溢れるプロモーションの数々をクイズにして、内村さん&山本さんの「初代チーム」と、橋本さん&藤田さんの「だぶるぴーすチーム」に出題。
1問目は、「Xbox 360版のキャラクターPVで、とあるTV番組のリスペクトで取り入れた演出が冒頭と最後にありますが、そのとある番組とは?」というもの。

初代チームの答えは、「水曜どうでしょう」。
自分たちが直接出演しているだけに、自信満々です。
続くだぶるぴーすチームは、こちらも「水曜どうでしょう」と返答。
口頭での回答だったため、初代チームの答えを真似したのでは疑惑も持ち上がりますが、証拠がないので不問に。
まずは両チームが1ポイントずつ獲得します。
続いての問題は、PS3版から。
プロモーションにあまり呼ばれなかったと声優陣が語ると、「360版でお金を使い切ったので」と中川さんがその真相を告白。
「お金の話か!」と、上間さんのツッコミが再度光ります。

「24時間実況カーニバルで、山本さんがサプライズで登場して驚かせた実況主は?」との2問目でしたが、実はこの問題が出る前に、山本さんがこの実況主の名前を口にするという予想外のハプニングが。
そのため、2問目も両チームが正解。
「こればかりは本当に、ごめんなさいとしか言えません」と、山本さんが謝罪する結果に。

ちなみにサプライズを受けた実況主さんは、葵ちゃん好きだったため、山本さんがサプライズ要員に選ばれたとのこと。
当時のことを山本さんは「男性がドキドキしているのを間近で感じるのっていいな、と思いました(笑)」とパンチのあるコメントを口にし、内村さんから「ロックだな!」と賞賛(?)が寄せられました。

3問目は、ベスト版当時のプロモ活動として行った「新たなDLCの内容を相談しにいったTV番組は?」という内容。
ちなみに「千葉テレビ」というヒントも飛び出します。
その結果、だぶるぴーすチームが導き出した答えは「ちちんぷいぷい」。
関西の情報番組です、との補足もありましたが、「千葉テレビだって言ってるのに!?」と上間さんから実にもっともなツッコミが。
そして初代チームは、「アメリカザリガニのアブラカタブラ」と回答。
こちらにも「呪文系縛り!?」と上間さんが鋭い一言を放ちます。
ちなみに答えは、「ナイツのヒット!商品会議室」で、両チームとも不正解でした。

そして4問目は、最新作である『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』で行った「ぎゃる☆がん TVリターンズ」から出題。
この番組は、中川さんが出演声優陣に恥ずかしいことをさせることでも知られていますが、藤田さんが登場した回ではそれが徹底できなかったそうです。
その理由を問う4問目は、1問目とは正反対に、藤田さんがいるだぶるぴーすチームが有利な内容に。

まず初代チームが、「事務所NG」と至極真っ当な答えをチョイス。
続いてだぶるぴーすチームは、「聖水を飲まなかったから」と、番組中によく登場する飲料(普通に売っている飲料で、いかがわしいものではありません)を引き合いに出します。
果たして正解は、「マネージャーさんがいたから」と、見事初代チームがポイント獲得。
しかし内村さんは、「(出演してた)本人が外す!?」と驚きを隠せません。

ちなみに藤田さんが出演した際にはマネージャーがいましたが、他のゲストの時は同行していなかったと明かす中川さん。
その状況を「(事務所から)信頼されているので」と誇らしげに語りますが、「裏切ってますからね」とすかさず切り返す上間さん。
この2人のやりとり、既に熟練の域に入りつつあります。

ちょっとおかしなプロモーションに迫るクイズも、いよいよ最終問題。
逆転の可能性を残すため、最後の問題は2Pに。
そして気になる問題は、ずばり「ゲームに登場した下着の種類」! 初代チームはPS3版『ぎゃる☆がん』、だぶるぴーすチームは『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』の下着の種類を答えます。
女性声優陣が下着の種類を答えるクイズ、前代未聞かもしれません。

初代チームは「326種類」、だぶるぴーすチームは「469種類」との回答を出しますが、正解はそれぞれ「423種類」と「450種類」。
残念ながら両チームとも不正解です。
しかし正解不正解よりも、正解を発表したスクリーンに表示された画像には多数のパンツが彩られており、内村さんは「みんな、数字を見るんだ!」と誘導。
しかし上間さんは「全然数字が入ってこない!」と、観客の気持ちを代弁します。
文字通り、目が奪われる正解発表となりました。

ともあれ、結果は初代チームの勝利。
景品として贈られたのは、さきほど話でチラリと出た「聖水」でした。
しかも1箱分が内村さんと山本さんにプレゼントされ、「こんなにいらない!」と嬉しい悲鳴(?)が飛び出します。
また、敗者となった橋本さんと藤田さんには、次のコーナーでバツゲームを実行するハメに。

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◆『ぎゃる☆がん』とVRの相性は抜群! 思わず上間江望が手探り&覗き込み!?
クイズで負けたバツゲームとして、橋本さんと藤田さんが身体を張って、“V”と“R”を表現。
多くの方が待ちわびた、『ぎゃる☆がんVR(仮)』の実演プレイを披露するコーナーが始まります。

今回のイベントで併せて行われた体験会に、『ぎゃる☆がんVR(仮)』もいち早く出展。
しかしVRは、セッティングに時間がかかるため、回転率が高いとは言えず、観客の中でもごく一部の方しか体験することができませんでした。
そのため大半の方は、『ぎゃる☆がんVR(仮)』を直接見るのは、この実演プレイが初。
声優陣を代表し、上間さんが舞台上でセッティングに入ります。

なお『ぎゃる☆がんVR(仮)』は楽屋にも設置されており、ステージイベントが始まる前に山本さんがプレイ。
その臨場感や衝撃から、「きゃーっ!」「ぎゃあぁぁ!!」といった悲鳴が響き渡ったと他の声優陣が明かします。
その声から、ホラー系のゲームでもやってるのかなと内村さんは思ったそうですが、「『パンツーッ!』って聞こえてきたので、『あ、ぎゃる☆がんだ』と確信しました(笑)」と的確に見抜き、会場も納得の雰囲気に包まれます。

また、同じく事前にプレイした藤田さんも、「しのぶちゃんが、本当に目の前にいるんです!」「すごく可愛い!」「絶対領域がっ!」と、かなりエキサイティングしたプレイ体験を感情豊かに説明。
そして、『ぎゃる☆がん』らしくシューティング要素もあると明かし、「視線で照準を合わせるため、『ぎゃる☆がん』とVRはすごく相性がいい」と、VRで表現された『ぎゃる☆がん』をベタ褒めし、会場の期待を更にかき立てます。

中川さん曰く、今回お披露目する『ぎゃる☆がんVR(仮)』は研究段階のもので、「あくまで『こういうものができるかもしれない』という可能性に過ぎません」と前置き。
また、パンツなどが見えてしまうのは「開発者の意図ではないもの」とも説明。
そのため、“意図していない”シーンは、会場に足を運んだ方だけが目撃できる形となりました。
意図してないなら仕方ありません。

上間さんが実演プレイを開始すると、舞台上のスクリーンには彼女が見ているゲーム映像を表示。
場所は教室で、どうやら椅子に座っている様子です。
机の上や窓枠には“くろな”のボトルキャップフィギュアやペットボトルが置かれており、上間さんは早速シューティング。
いくつもの“くろな”がショットで弾かれ、倒れたり窓の外に落ちたりしました。
それでもなお撃ち続ける上間さん。
容赦なしです。

そして視界を転じて隣りを見ると、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』のヒロインであり、上間さんが演じた神園しのぶの姿が。
その実在感を最も強く感じる上間さんは、感嘆の声をもらしながら彼女を凝視します。

今回のバージョンでは自由に移動することはできませんが、決められたポイントへの移動が可能。
移動することで、シチュエーションが変わったり別の視点を楽しめる形となります。
しのぶが座っているひとつ前の机の下に移動すると、しゃがんでいる彼女の姿を低い視点でガン見。
しのぶは気付いていないのか足元のガードがやや甘めなため、“意図せず”パンツが見えてしまう形に。

『だぶるぴーす』で拝見する機会こそあれ、VRで見るのはやはり別格。
その違いを最も強く感じているのは、他ならぬプレイヤーの上間さん。
思わず身を乗り出し、更に覗き込もうとしのぶに近づこうとします。
その一心不乱な様子は、「ケーブルの限界があるから!」と、内村さんが配線の心配をするほどでした。

更に視点を移動させると、今度は床に寝転がり仰向けの視点に。
そこにはなぜか、三人のしのぶに取り囲まれ、見下ろされているという夢のようなシチュエーションが。
視点はほぼ見上げる形で、そして三人のしのぶは全員制服姿。
そこから見える景色は、まさにパンツの包囲網。
もちろんこれも、“意図していない”描写に違いありません。

続いては、場所そのものが変わり、体育倉庫に。
『だぶるぴーす』をプレイした方にはお馴染みの、しのぶが窓に引っかかって抜け出せないシーンです。
この場面でもいくつかの視点移動が可能で、まずはしのぶがいる隣の窓に移動。
そこで少し身を乗り出すと、しのぶと同じように窓から身を乗り出した視点に。
VRならではの演出です。

このほかに、しのぶの真後ろに回る視点もあり、こちらは実に刺激的。
身を捩るたびにスカートが揺らめき、男心をくすぐります。
上間さんもつい身を屈めたりと、しのぶを様々な角度から凝視。
更に、窓枠に嵌っている彼女を助けようと、上間さんは思わず手を伸ばしますが、現実世界上では何もない空間。
しかし、そこにあるはずのしのぶの身体を探す上間さんの手。
なんだか、“新しい可能性の扉”が開きそうな瞬間でした。

こうして、様々な興奮が交差した実演プレイは終了。
VRゴーグルを外した上間さんは、「……現実って暗い」「私は、桜咲第三高校にいたはずなのに……」と、現実との残念なギャップに肩を落としました。
それは、『ぎゃる☆がんVR(仮)』の体験が刺激的だったことの裏返しでもあります。

どのような形で展開していくのか、まだ試行錯誤の段階と言える『ぎゃる☆がんVR(仮)』ですが、声優陣はいずれも興味津々。
自分たちのキャラクターが『ぎゃる☆がんVR(仮)』に登場して欲しいと口々に語り、「(プロモーションのために)この衣装をまた着たいです!」と意欲を顕わとします。

またイベントの締めくくりで、『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』を何らかの形で再度リリースすると、中川さんから嬉しい発言が。
廉価版やベスト版といった、手に取りやすい形での販売を目指しているとのこと。
『ぎゃる☆がんVR(仮)』の本格始動はまだ少し先になりそうなので、未経験の方は『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』で世界観の予習をしておくといいかもしれません。

最後まで朗報が飛び出した「ぎゃる☆がん トークライブ」。
シリーズが更なる展開を迎えた暁には、今回のような楽しいイベントをまた行って欲しいものです。
上間さんと中川さんの見事なやりとり、次の機会があればぜひ直接ご覧ください。

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