JAPAN STUDIOからは「パラッパラッパー」が復活
ここのところ正直に言って、E3のプレスカンファレンスで日本タイトルの名前を聞くことはかなり少なくなった。
しかし今回の「PlayStation Experience 2016」ではファーストパーティはもちろん、サードパーティの日本産タイトルの名前を聞く機会があった。
そんな中、World Wide Studioの吉田修平氏がJAPAN STUDIOのタイトルを一気に紹介した。
まずは「人喰いの大鷲 トリコ」だ。
吉田氏は「『The Last Guardian』がついに発売されます!」と切り出すと会場から大きな拍手が巻き起こり、最新のローンチトレーナーが公開された。
ローンチトレーラーではトリコのアクションだけでなく、プレーヤーキャラクターである少年のバックグランドや世界観などを伺い知ることができる内容となっている。
「人喰いの大鷲 トリコ」のローンチトレーラーからは、たたみかけるように新規発表が相次いだ。
スクリーンに大きく映し出されたのは「パラッパ」のかわいらしい顔! これだけで会場は大きな歓声であふれた。
「パラッパラッパー」は20周年を迎え、PS4、PS4 Pro用としてリマスター化され発売されることが決定した。
グラフィックス的には解像度が上がり美しく、ポップな仕上がりになっているようだが、その気持ちいいプレイ感は変わらず再現されているようだ。
さらにデモ版の公開が12月3日から行なわれることが明らかにされている。
また加えて「LOCO ROCO(ロコロコ)」や「PATAPON」と言ったタイトルがPS4タイトルとして続々とリマスター化されて登場することも明らかになっている。
日本のPS4発売時にローンチタイトルとして発売されたのが「KNACK」だ。
コアを中心に周りにたくさんの物質をくっつけていくことで、体の大きさを調整。
大きくなることでパワーは増し巨大な敵とも渡り合えるが、小さくならなければ通り抜けられないマップ上の構造もあり、ゲームとしてまとまっていた。
同タイトルはマーク・サーニー氏がJAPAN STUDIOとともに作り上げたタイトルで、アクションが好きなゲーマーには広く受け入れられていたようだ。
今回、発表されたのは「KNACK 2」。
正当なシリーズ第2作だ。
今回は2人でプレイして協力して謎を解いたり、巨大な敵に立ち向かったりすることができる。
続いては「GRAVITY DAZE 2」のトレーラーが映し出された。
本編とは違う雰囲気のムービーに仕上がっているが、「Another Story」と書かれ過去に戻ってのストーリーとなりそうだ。
無料DLCとしてリリースされることが明らかになっている。
タイトルは「The Ark of Time – Raven’s Choice」で、北米では3月配信を予定。
このほかにも昨年のこの場で発表されたLevel-5が開発中の「二ノ国 REVENANT KIGDOM」のトレーラーが引き続き公開された。
2017年発売予定で、日本ではレベルファイブから発売される。