ソニー、来春スマホゲーム配信=任天堂も参入、出遅れ挽回へ
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は7日、2017年春にスマートフォン向けゲームアプリの配信事業を始めると発表した。
任天堂も今月15日からスマホ用ゲーム「スーパーマリオラン」を世界151カ国・地域で配信する。
家庭用ゲーム専用機を扱う大手2社が出遅れていたスマホ用ゲームに本格参入し、攻勢に転じる構えだ。
SIEはプレイステーションの人気ゴルフゲームのスマホ版「みんゴル」など計10作品を、ソニーグループでゲームアプリ事業を担うフォワードワークス(東京)から配信する。
そのうち5作品程度を17年度中に配信する計画。
人気キャラクターの「妖怪ウォッチ」のカードゲームも開発中だ。
スマホや非接触型ICカードを使って遊ぶ。
任天堂のスーパーマリオランは、片手で操作できるゲーム。
社会現象となった「ポケモンGO(ゴー)」は米社の開発に協力する形だったが、マリオランは自社開発した。
収益拡大につながることを期待している。