〔東京株式〕全面安=「トランプ相場」最大の下げ(29日)☆差替
円相場の上昇を受けて金融や景気敏感株を中心に利益確定売りが広がり、ほぼ全面安の展開だった。
日経平均株価は前日比256円58銭安の1万9145円14銭と大幅に続落し、「トランプ相場」最大の下げ幅となった。
東証株価指数(TOPIX)も18.41ポイント安の1518.39と大幅に反落した。
銘柄の78%が値下がりし、値上がりは17%。
出来高は22億4914万株、売買代金は2兆0796億円だった。
業種別株価指数(33業種)は、海運業、鉄鋼、証券・商品先物取引業、銀行業の下落が目立ち、上昇は食料品のみ。
個別銘柄では、郵船が安く、新日鉄住、三菱商、コマツも軟調。
野村が値を下げ、三菱UFJ、みずほFGは下押した。
東芝が連日の大幅安。
キヤノン、ソニーは弱含みで、トヨタは下落した。
ソフトバンクGがじり安歩調となり、ファーストリテもさえない。
半面、KDDIが値を保ち、JT、アサヒは底堅い。
任天堂が切り返し、オリンパスは3日ぶりに小反発した。
三井不が締まった。
4日ぶり反落。
シャープは甘く、フライトが値を下げた。
半面、インタトレード、ウインテストは急伸した。
出来高は2億0676万株。
軟調。
出来高は114万3200株。
(続)