性別自由に!同性婚もGO ゲームの仮想世界、キャラ設定が多彩に 同性愛にも配慮

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ポケモンシリーズはもともと、ロールプレイングゲーム(RPG)として1996年に発売されたゲームボーイ用「赤・緑」が初めての作品です。

携帯型ゲーム機の手軽さを生かしたモンスター交換システムなどが人気を呼び、続編が次々に製作されました。
昨年11月発売のニンテンドー3DS用「サン・ムーン」は、世界で1400万本以上を売り上げています(昨年12月末時点)。

最初の「赤・緑」では主人公は男の子でしたが、2000年の「クリスタル」で女の子も選べるようになり、13年発売の「X・Y」ではさらに肌や瞳などの色も選択できるようになりました。

「お客様の好みに応じられるよう、多くの選択肢を提供したい」(ブランドを管理している株式会社ポケモンの広報担当者)という考えが、幅広く受け入れられているようです。

ポケモンでの主人公の選択肢は、ポケモンGOでさらに広がりをみせました。

日本で開発されてきたシリーズと違い、ポケモンGOはアメリカのナイアンティック社が手がけています。
「X・Y」では主人公の容姿を設定する画面で「キミは男の子?それとも女の子かな?」というメッセージだったのが、「GO」では「あなたのスタイルを選んでください」と、性別に言及していません。

ポケモン社の広報担当者は「『スタイル』という言葉は、ゲーム内で操作するキャラクターが自分自身ではなく、あくまでもアバター(分身)であることをより分かりやすくするため」といいます。

最新作の「サン・ムーン」でも、男女の別を確認するメッセージはありません。

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