3つのモードで楽しめる、唯一無二のハードがもうすぐ発売! その魅力をチェック
●任天堂から新しいコンセプトの家庭用ゲーム機が登場!
2017年3月3日(金)に、任天堂より発売される新たな家庭用ゲーム機・Nintendo Switch(以下、ニンテンドースイッチ)。
その発売を記念して、ニンテンドースイッチの機能や仕様、タイトルラインアップなどをおさらいする特集記事を、3日連続でお届けする。
発売に備えてバッチリ予習しておこう。
第1弾となる今回は、ニンテンドースイッチというゲーム機の魅力を解説する。
家庭用据え置きゲーム機ながら、持ち運びも可能なニンテンドースイッチについて、その特徴的な本体機能やプレイスタイルを紹介!
<おもな本体スペック>
●サイズ:縦102mm×横239mmx厚さ13.9mm
(Joy-Con取り付け時。
突起部分までの最大の厚さは28.4ミリ)
●重さ:約297グラム(Joy-Con取り付け時:約398グラム)
●画面:静電容量方式タッチスクリーン(6.2インチ液晶/1280×720ピクセル)
●CPU/GPU:NVIDIA社製(カスタマイズされたTegraプロセッサー)
●本体保存メモリー:32GB
●通信機能:無線LAN(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠)/Bluetooth 4.1
※TVモード時のみ、市販の有線LANアダプターを使用して有線LAN接続も可能
●映像出力:最大 1920×1080ピクセル60fps(TVモード時にHDMIケーブル経由で出力)
※テーブルモード・携帯モードでは画面解像度に従い最大1280×720ピクセル。
●音声出力:リニアPCM 5.1ch対応(TVモード時にHDMIケーブル経由で出力)
●センサー:加速度センサー/ジャイロセンサー/明るさセンサー
●バッテリー持続時間:約2.5〜6.5時間
※持続時間は目安で、遊ぶソフトによって異なる
●充電時間:約3時間(本体をスリープして充電した場合)
●3つのモード……場所を選ばずにゲームを遊べる
ニンテンドースイッチの大きな特徴として、場所を選ばず、いつでもゲームをプレイできる点が挙げられる。
まずは、ゲームを遊ぶための3つのモードについて説明しよう。
<TVモード>
もっともオーソドックスな家庭用据え置きゲーム機のプレイスタイルで、ゲーム画面はテレビに表示される。
ひとりはもちろん、家族や友だちなどとワイワイと楽しむのに最適。
<テーブルモード>
本体背面のスタンドを立てて、本体自体の液晶画面にゲームを表示させることで、テレビのない場所でも簡単にゲームが遊べる。
Joy-Conを“おすそわけ”して、友だちとマルチプレイを楽しんだりもできる。
<携帯モード>
本体の両サイドにJoy-Conを取り付ければ、文字通り、携帯ゲーム機のような感覚でゲームを遊ぶことができるのだ。
●マルチプレイ……オンラインでも、ローカルでも
ニンテンドースイッチ向けオンラインサービスに加入すれば、インターネット通信を介したマルチプレイが可能に。
このオンラインサービスは、2017年秋からの正式スタートまでは当面は無料で利用できるが、その後有料化されることが明言されている。
また、スマートフォンなどのデバイスと連携することで、専用アプリを使ってのボイスチャットやフレンドとの待ち合わせが可能となる。
さらに、ニンテンドースイッチは、最大8台までつながるローカル通信にも対応。
ハード本体を持ち寄ってマルチプレイを楽しめる。
<NintendoみまもりSwitch>
スマートフォンとの連動サービスのひとつとして提供される、保護者が子どものプレイ状況をスマートフォンからチェックできる無料アプリ。
いわゆるペアレンタル機能で、ゲームプレイ時間や遊んだソフトを見守ったり、年齢に合わないゲームやSNSへの投稿を制限したりすることができる。
※下の画像はプロモーションビデオをキャプチャーしたものです。
●Joy-Con……コントローラはここまで進化した
ニンテンドースイッチのコントローラ“Joy-Con”には、さまざまな機能が搭載されている。
左右非対称という、個性的な形状を持つJoy-Con。
用途に合わせて多彩な使いかたができる。
Joy-Conグリップの左右に取り付ければ、一般的なコントローラとなり、グリップから取り外せば、それぞれが独立したふたつのコントローラとなる。
そのコントローラをほかの人に“おすそわけ”すれば、対戦や協力プレイをいっしょに楽しむことができ、また、ゲームソフトによって、タテ持ち、ヨコ持ち、両手持ちでプレイする。
LとRに分けることができるJoy-Conだが、Lにはゲーム画面を撮影できるキャプチャーボタンが搭載されており、RにはHOMEメニューに戻るボタンとモーションIRカメラがある。
モーションIRカメラでは、モノの形や動き、距離などを読み取ることができる。
ジャンケンのグー・チョキ・パーといった手の形も認識されるのだ。
さらに、RスティックにはNFC(近距離無線通信)リーダー/ライターが搭載されており、amiiboをタッチすれば、データを読み書きできる。
そのほかの特徴的な機能としては、HD振動が挙げられる。
この機能を利用すると、たとえば、氷が入ったグラスを動かして、中の氷がグラスの内側に当たったときの触感なども繊細に再現可能。
これまでにない、新たな臨場感を生み出せるというわけだ。
HD振動には、『1-2-Switch』や『ドラゴンクエストヒーローズI・II for Nintendo Switch』などが対応を明言している。
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ニンテンドースイッチ本体やJoy-Conの特徴について、おわかりいただけただろうか。
明日(3月1日)はローンチタイトル編、明後日(3月2日)は周辺機器情報編をお届けするので、これらの記事をチェックしつつ、3月3日の発売日を迎えよう。