『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のマップは、なんと京都をベースにしていた

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これで聖地巡礼…はないかな?
ゼルダシリーズで最高のタイトルの一つとの感想も伝わってくる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』。
広大な草原を駆け、ダンジョンに挑み…と背景こそおなじみのゼルダですが、なんとそのマップは京都をベースにしたそうなんです。

本作のディレクターを担当した任天堂の藤林秀麿氏はThe Vergeのインタビューにて、以下のように語っています。

ゲームの制作に取り掛かったとき、空っぽの空間にリンクをおいてその距離感と目的地までの距離をつかむ必要がありました。

そこで、京都が役に立ったんです。
京都の地図をゼルダのゲームマップに重ね、自分の知っている場所に行くことを想像しました。
ここからここに行くには、これくらい時間がかかるな〜ってね。
そのようにして、ゲームのマップづくりを行なったのです
任天堂本社の所在地である京都と、ゼルダシリーズ最新作のハイラル王国のマップ。
その2つに、このようなつながりがあったとは知りませんでした。
また本作のアートディレクターの滝澤智氏も、京都にあるたくさんの観光スポットがゼルダのマップ作りに役立ったと語っています。

『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のゲーム内には、京都の観光スポットと結びつくものは(今のところ)なさそうですが、それでも京都観光の際には「ここがあのダンジョンの場所だったのかな?」なんて、思い出してしまいそうですね!
image: c 2017 Nintendo via Nintendo 公式チャンネル – YouTube
source: Nintendo, The Verge
(塚本直樹)

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