〔東京株式〕4日続伸=円安、任天堂効果で(14日)

円安進行や大商いの任天堂効果を背景に投資家心理が改善し、日経平均株価は前日比154円46銭高の1万6385円89銭、東証株価指数(TOPIX)は10.90ポイント高の1311.16と、ともに続伸した。
出来高は20億5377万株。
4日続伸。
ローツェが高く、アサヒインテックも上伸。
ジースリーHD、アートスパークは軟調。
出来高6845万株。
まちまち。
出来高62万6800株。
▽大きく反発した任天堂が支える
主要国の株価指数が英国ショック前の水準を取り戻し、取引開始前は日経平均株価も達成感や過熱感から利益確定売りに押される場面を意識する展開が予想された。
寄り付きは買いが先行したものの、一巡後は追加の手掛かり材料に乏しく、前場はもみ合いが続いた。
そうした中、相場を支えたのが米国などで配信したスマホゲームが爆発的な人気となった任天堂。
前日は利食いに1000円以上下げたものの、この日は下げを大きく取り戻す3500円近い上昇となり、大商いとなった。
任天堂は日経平均の構成銘柄ではないが、相場全体に買い安心感が広がる契機となり、大引けにかけて加速した円安とともに押し上げ要因となった。
市場関係者からは「あすの(無料通話アプリを手掛ける)LINE上場や任天堂の効果に注目したい」との声が多く聞かれた。

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