Xbox One上位機種「Scorpio」のスペックが明らかに
Xbox Oneの上位機種であるProject Scorpioのスペックが発表された。
マイクロソフトはスペック詳細をDigital Foundryに公開したが、本機の正式名称や販売価格はまだ不明だ。
だが、スペックからすれば、通常のXbox Oneよりもずっと優秀だ。
Digital Foundryは「コンソールを次のレベルに進化させるようなハードウェアデザインで、コアゲーマーを喜ばせることに徹底している」としている。
公開されたスペックは以下の通りだ。
CPU: カスタム8コア(x86)
GPU: 6T フロップス
メモリ: 12GB GDDR5
メモリバンド幅: 326GB/s
Vapor-Chamberのクーラー
1TBのハードドライブ
CPUは通常のXbox Oneよりも30%高速で、GPUの処理能力は4.6倍だ。
RAMおよびハードドライブの読み込み速度も向上し、4Kレゾリューションを容易に維持できるだろう。
PS4 Proよりもパワフルであることも間違いなく、4K非対応のモニターでのパフォーマンスも向上する。
通常のHD端子でも、Xbox Oneの今までのタイトルのパフォーマンスやレゾリューションがよくなる。
パッチがなくても、マイクロソフトの新コンソールではすべてのXbox One(およびXbox 360)タイトルは通常のXbox OneまたはXbox One Sよりもロード時間が短く、フレームレートが向上し、レゾリューションが高くなると見てよさそうだ。
「Forza Motorsport 6」のプレイデモで、本作は4K/60FPSで動き、GPUの負荷状況は66%強にしか達していなかった。
通常のXbox Oneなら1080P/60FPSでGPUの負荷状況は90%になる。
Digital Foundryは本機の正式名称や販売価格を公開できなかったが、マイクロソフトのコメントからすれば499ドル程度(約5万5000円)になるのではないかと推測された。
コンソールの見た目もまだ不明だが、Xbox One Sと同じ出力ポートがあることはわかっている。
さらに詳しく知りたい人は、Digital Foundryの詳細な記事(英語)を参考にしてほしい。