ポケモンGOに沸く任天堂の業績は本当に復活するのか
そもそもポケモンGOは、ポケモンGOのサイトを見ると開発元と販売元はNiantic, Inc.(ナイアンティック)となっています。
ナイアンティックをご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、Ingress(イングレス)というスマホでマップを使用した陣取り合戦ゲームで有名です。
ナイアンティックはもともとグーグルの社内スタートアップがスピンアウトした企業です。
任天堂は2015年10月に株式会社ポケモンとともにナイアンティックとポケモンGOを共同開発するためにナイアンティックに出資をしています。
ナイアンティックの当時のプレスリリースからは株式会社ポケモン、グーグル、任天堂から総計30百万ドル(1ドル=105円換算で約31.5億円)の資金調達をしています(イニシャルでは20百万ドル)。
ナイアンティックはこの資金をポケモンGOとイングレスの開発に使うとしています。
つまり任天堂と株式会社ポケモンはナイアンティックの株主ということになります。