〔東京株式〕日経平均の寄与度高い銘柄に明暗(19日前場、続き)☆差替
前日の米ダウ平均が7営業日続伸し5日連続で最高値を更新したことや、トルコのクーデター事件が早期に収束し為替相場に大きな影響を与えなかったことなどが好感され、連休明けの東京市場は続伸で始まった。
日経平均株価は一時160円以上上昇したが、一巡後は戻り待ちの売りも入り、伸び悩んでいる。
日経平均への寄与度が高いファーストリテとソフトバンクGは明暗を分けている。
前者は先週末のストップ高の流れを引き継いで大幅続伸する一方、後者は英国の半導体設計大手の巨額買収発表で財務体質悪化懸念から大きく値を下げた。
市場関係者からは「ソフトバンクGが相場のカギ」(銀行系証券)などと、日経平均の上値が重い主因に挙げる声も聞かれた。
連日年初来高値を更新している任天堂は約6年ぶりに3万円台に乗せる一方、前週末に上場したLINEは下落し、これらスマホ関連株も逆方向の値動きとなっている。