〔東京株式〕反落=決定会合にらみ買い手控え(28日)☆差替
円相場の上昇を受けて利益確定売りが広がり、日経平均株価は前日比187円98銭安の1万6476円84銭、東証株価指数(TOPIX)は14.67ポイント安の1307.00と、ともに反落した。
日銀の金融政策決定会合を見守ろうとの気分に支配され、買い手控え機運が強まった。
銘柄の63%が値下がりし、値上がりは32%。
出来高は18億9771万株、売買代金は2兆3738億円だった。
業種別株価指数(33業種)は、空運業、その他製品、銀行業の下落が目立ち、上昇は鉱業、繊維製品。
個別銘柄では、JALが値を下げ、任天堂は続落した。
三井住友、三菱UFJが安く、野村も軟調。
トヨタが値を消し、三菱電、ミツミ、富士フイルムは大幅安で、ソニーがさえない。
ソフトバンクGが下落し、JT、花王は売り物がち。
半面、国際帝石が高く、伊藤忠は小反発した。
東レ、帝人がしっかり。
ファナック、アルプス、日本電産は堅調。
楽天が強含みで、Vテクは上伸した。
反落。
松尾電は急落し、アサヒインテック、象印は値を下げた。
半面、ゼニス羽田、ジースリーHDは大幅高。
出来高は1億2832万株。
軟調。
出来高は53万1500株。
(続)