日銀イベント終了。業績に素直に反応する相場が加速する展開
東証1部で上昇したのは25業種、下落したのは8業種でした。
マイナス金利拡大が見送られたことから、上昇率上位には、銀行など金融関連セクターが名を連ねました。
一方、下落した業種には、不動産など金利低下メリットの大きい業種が多く見られています。
個別銘柄では、野村ホールディングス が急騰し、三菱UFJフィナンシャル・グループ や三井住友フィナンシャルグループ も大幅高となりました。
また、ソフトバンクグループ も大きく値を上げ、任天堂 も堅調でした。
さらに、場中に決算発表を行ったアイシン精機 も急伸しました。
一方、京セラ が大幅安となり、ファナック 、コマツ 、村田製作所 、花王 などが値を下げて終わっています。
円高進行を受けた嫌気売りが優勢となり、日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに軟調な値動き。
トヨタ、富士重が売り注文を浴び、三菱電、京セラ、キヤノン、ファナックは甘く、東エレクも下押している。
三井住友、三菱UFJが弱含みで、東京海上は下落し、野村もさえない。
NTTドコモが小安く、任天堂は反落している。
半面、ソニー、TDKが高く、ソフトバンクGは堅調。
アステラス薬、武田が値を上げ、ファーストリテはしっかり。
東証1部33業種は証券・商品先物取引、海運、空運、ガラス・土石製品、ゴム製品、その他製品、不動産、その他金融、機械、輸送用機器が下落率上位。
医薬品のみ小幅上昇。
売買代金上位では任天堂やトヨタ自動車、野村ホールディングス、村田製作所、東京エレクトロン、三井不動産、富士重工業が安く、ソニーや武田薬品工業、りそなホールディングス、TDKは高い。