TGS 2016も終わり、“プレイステーション 4 ProとPro対応パッチ”のことを考えた話

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この連載は、ゲーム好きのライター山村智美が、ゲームタイトル、話題、イベント、そのほかゲームにまつわるあれやこれやを“ゆるく”伝えるコラムです。
毎週、水曜日に掲載予定。
ちなみに連載タイトルは、本当は「ぼくらとゲームの間にある期待の気持ち」。
新しい体験の、その発売を、いつでも楽しみにしている期待の気持ち。
そのままだと連載タイトルとしては長すぎたので……「ぼくらとゲームの」。

東京ゲームショウ2016も無事に閉幕いたしましたが、みなさんの感想はいかがでしたかね?
僕は開幕前には「PlayStation VRが目玉だけど、そのぶんVR以外がちょっと少なめかなぁ……」なんて感じていたんですけど、終わってみるとVR関連も注目されていましたが、期待のタイトルの新情報が賑わせていたイメージもあって。
なんだかんだで中身のある年だったような気がします。

僕は例年通り、ビジネスデイ&一般公開日ともにフルタイム(なんなら終了後の撤去まで見届ける勢いで)会場にいて仕事しまくっていましたので、まだ頭がクラクラしています。

さて、今回は本当は「普通の記事には入らないTGS 2016で見かけたちょっとした小ネタ」をいろいろ書いていこうと予定していたんですけど、
僕は幕張メッセに4日間で45時間ぐらいいたのに、自由に見て回ったのは4日目終わる直前の残り15分だけだったので。
記事にしているもの以外ほとんど見れておりません。
残念。

なので、まずは僕が書かせて頂いた記事から、ちょこっと書いていきましょうか。

今年に僕が4日間で書いた記事は以下のようになっております。

PS4 Proの実力を4K/HDRテレビで体験!
HDRの明暗部表現と4K解像度で見え方の全てが変わる!「FFXV」もPro版デモに納得&満足
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020525.html
SIEワールドワイド・スタジオプレジデント吉田修平氏インタビュー
プレイステーション 4 Proと対応アップデートの状況、PlayStation VRの今など伺った
http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1020395.html
「龍が如く6 命の詩。
」横山昌義プロデューサーインタビュー
“常識を破り、常に攻めの気持ちで”プレイ体験を高める「龍が如く」の想い
http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1020812.html
待望の「人喰いの大鷲トリコ」体験プレイ&ムービー掲載!
“かわいさ”と“怖さ”も併せ持つ大鷲トリコとの関係性が独特な面白さを生む
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020693.html
「ファイナルファンタジーXV」アクティブタイムレポート TGS2016出張版
田畑氏“PS4 Proの性能を引き出すための対応は時間がかかるが、取り組んでいきたい”
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020792.html
TGSに小島プロダクションが帰ってきた!
「デススト」発売時期や「METAL GEAR SURVIVE」の噂に回答など、久々の小島節が炸裂!!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020781.html
「セガ3D復刻アーカイブス3 FINAL STAGE」に「サンダーフォースIII」収録!!
テクノソフトの権利をセガが取得、元テクノソフトの新井氏も登場して経緯を語った
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020718.html
プレイステーションの巨大なブース内にこれでもかとPS4/PS VR/PS Vitaの試遊タイトルがたっぷり!
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1020439.html
……よく、「お仕事でゲームするなんて良いなー」的な羨ましがられ方と似たような方向で、「TGSに行くなんていいなービジネスデイいいなー」的なことも業界外の方から言われるわけですけど、実際はとんでもなくヘビーな4日間でございまして。

“時間を縫うようにして取材やインタビューと原稿書きを繰り返すうちに、気がつくと4日間が終わっていた”ぐらいの感じです。

で、僕の今年のお仕事を見ますと、ちょいちょい“プレイステーション 4 Pro”というキーワードがあるんですね。

PS4 Proは4K解像度に対応したハイスペック版のプレイステーション 4なわけですが、
4K/HDRテレビで技術デモを見せて頂き、SIEワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏にもインタビューさせて頂き、「ファイナルファンタジーXV」、「龍が如く6」、そしてコジマプロダクションのステージでも、PS4 Proは気になるところとして話題に出ました。

なので実は、ずーっとPS4 Pro、4K、そしてHDRのことばっかり考えていた4日間でもあったんです。

まず「PS4 Proの実力を4K/HDRテレビで体験!」の記事で見させて頂いたデモは、まぁキレイですよ。
記事に書いたとおりなんですけど、写真ではなく肉眼で見るとさらに衝撃があります。

ですが、逆の言い方をすると、このデモに使われていた4K/HDR対応テレビのSONY「BRAVIA X9300D」の映りがものすごいキレイで、ディスプレイが活かされているとも言えます。
そして、綺麗なディスプレイに映すならコンテンツ側もそれ相応のものじゃないともったいない……つまりPS4 Proの力とも言えます。

まぁ両方あるとこの威力というわけです。
4K/HDR対応テレビが既にある or 買う予定なゲーム好きであれば、もう間違いなくオススメですよ。
PS4 Pro。

逆の方向で気になるのは、「4K/HDR対応テレビを持っていないけど、PS4 Proは買いなの?」っていうことですよね。
4K/HDR対応テレビないっていう人の方が絶対に多いんですから。
僕も今のところそうです。

でも、そこにおいても、ハードウェアのスペックが従来のPS4より高いぶんフレームレートの安定化が望めるということ、PlayStation.Blog「PlayStation 4 Pro:よくある質問」には、「「1080p(HDテレビにおける最高品質)」未満のPS4ゲームは、PS4 ProとHDテレビの組み合わせにおいて、1080pにアップスケールされます」というものもあって、フルHDの環境でも解像度においてメリットのあるタイトルは多そうというわけで。

そうしてProならではのメリットを味わいつつ、
「4K/HDR対応のテレビなりモニターなりをいずれ買うぜ! そのときには俺のProの真の力が解放される!(俺の)世界に変革が訪れるのだー!」と、野望を抱くというわけで。

テレビとProを同時に買うってのもお財布がきついですし。
順に揃えればいいじゃんって思いますよ。

それはさておき、今回一連のなかで気になったのは「PS4 Pro発売の11月10日時点でのソフト側のPS4 Pro対応パッチはどんな感じになるのだろう?」ということなんですね。

これをSIEのワールドワイド・スタジオプレジデント吉田修平氏にお伺いしたところ、「対応パッチを作っている最中です」ということ、「やればやるほど『こういう使い方ができる』ということがわかっていくから、ギリギリまでやりたいというチームが多いんです」というご回答を頂きました。

一方、「ファイナルファンタジーXV」アクティブタイムレポート TGS2016出張版では、「Proの性能を最大限に引き出すのには時間がかかります。
まず『FFXV』発売のタイミングで対応しつつ、より時間をかけてのチューニングにも取り組んでいきます」というお話がありました。

これはディレクターの田畑さんは相当にユーザーさんに正直なところをお話されているのだと思います。

この2つのお話をまとめると、Pro対応パッチは「どこまでやるか」の話なんだなと思えるわけですね。
ゲーム作りはいつでもそうなのだと思いますが、Pro対応パッチにおいても、解像度周りの内部的な設定やHDRの対応のみなら、それほど時間をかけずにパッチを出せるのかもしれませんが、より詳細にグラフィックスをいじってPS4 Proならではのパフォーマンスを出せるようにするのは、0から作るほどではなくとも手間や時間はかかるという。

それに対して、どうせやるのならPS4 Proの発売である11月10日までギリギリまで手をいれたいというチームが多いというのが、先の吉田氏のご回答ですよね。

同時に、じゃあいつまでに作る?となると、「どうせパッチを出すのなら11月10日に間に合わせたい」というのが当然あるでしょうし、「でも、中途半端な対応パッチを出して終わらせるのは嫌だ」みたいな、そういうせめぎ合い。

おそらく、今この瞬間もいろんなスタジオが対応パッチを作っているのだと思います。

このお話をネガティブに捉えてしまう人もいるかもしれませんが、僕は逆のつもりでして。

「どうせやるのなら凄いものを見せたい、だからギリギリまで作らせて!」
とか、
「初日に間に合うものも出すし、そこからももっと良くしていくよ!」
という前向きな取り組み。

まぁそもそも“大なり小なり何かしらの手間は絶対に必要になる”というのはあるわけで、“やればやるだけパフォーマンスを引き出せそう”という状況において、消極的な姿勢ではないというのは嬉しいところです。

より考えを進めると、これからユーザーが味わっていくPS4 Proでのゲーム体験には今後に延びしろがあるのかもしれません。

より手間をかけてチューニングした対応パッチの登場というのもそうですが、開発初期からPS4 Pro対応を進めて、よりPS4 Proのパフォーマンスを引き出したタイトルが登場することも期待できそうです。

早い段階からPS4 Proに手を伸ばす人は、基準となる通常PS4でプレイするときの魅力に加えて、「このソフトのPS4 Pro対応はどんな感じかな?」っていうプラスアルファがあり、そして、それはおそらく開発がこなれていくに連れてクオリティアップの度合いが伸びていくのだと思います。

4K/HDRテレビはないけど……という人なら、テレビを購入できたときのステップアップによる達成感と衝撃がドーンっとやってきて……そうして、そこからよりPS4 Proのパフォーマンスを引き出したタイトルを楽しんでいく、という感じになるでしょうか。

ある意味では、やはり新しいハードの発売やローンチに近いような。
でもリーズナブルに普通のPS4で楽しんで、いずれ気持ちが向いたら切り替えていくという選択も全然ありという、今までの家庭用ゲーム機にあまりなかった展開と思えます。

というわけで。
PS4 Proの発売タイミングに、どんなタイトルがどれぐらいの変化を見せてくれるのか。
その先はどこまで伸びていくのか。
より具体的に楽しみになったというお話でございました。

余談ですが「ペルソナ5」やってます!発売日はTGS初日だったので早朝に30分、TGSが終わってから本格的にプレイ開始となりました。
面白い!かっこいい!面白い。

ではでは、最後に東京ゲームショウ2016を振り返りつつ、今回はこのへんで。
また来週。

□SIEのTGS終了間際のステージで「人食いの大鷲トリコ」の特別ムービー&舞い散る白い羽!
□「龍が如く6 命の詩。
」はTGSの終了翌日にシアタートレーラーを公開!【PS4専用ソフト『龍が如く6 命の詩。
』ストーリーロングトレイラー】【PS4専用ソフト『龍が如く6 命の詩。
』ゲームトレイラー】

●いよいよ発売! 登場キャラクターの続報が到着
バンダイナムコエンターテインメントは、本日2016年9月21日発売のニンテンドー3DS用ソフト『ONE PIECE 大海賊闘技場(ダイカイゾクコロシアム)』について、最新情報を公開。
登場キャラクターが続々と発表されている。

以下、リリースより。

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麦わらの一味が総登場!
ゴムゴムの実の能力を使ったリーチの長い攻撃と特殊能力の「ギア」を使って、スピードとパワーで操作しやすい万能タイプ!!

三刀流の攻撃はリーチが長く、中距離戦が得意!ダウン状態の相手にヒットする追い打ち攻撃でコンボをつなげ!!

スピードが速く遠距離戦が得意だが、接近戦もこなせる万能キャラ。
天候棒(クリマタクト)を操り、相手を手玉にとれ!

遠距離攻撃&特殊効果の設置技を多く持つ、飛び道具のスペシャリスト。
”油星”は相手のスピードを下げる効果があるぞ!!

ダッシュが速く、空中でも走れるスピードタイプ!超機動力と足技で揺さぶりをかけろ!!

ハナハナの実の能力で分身を作り出し、中距離戦を有利に立ち回れる。
相手を近付かせずに戦うことが可能な頭脳派キャラクター。

小柄な体格で敵の攻撃を避けつつ、攻撃時は変身してリーチを補うことも!多彩な変形&個性を使いこなせる、上級者向けのキャラクター。

高い攻撃力と圧倒的なリーチで攻めるパワー系キャラクター。
スピードが遅いのが欠点だが、ガード不能の大技「クー・ド・ヴァン」なども魅力的!

機動力は低めながら、リーチの長さやトリッキーな攻撃でカバーして戦うブルック。
特殊ジャンプで相手を崩し、戦局を有利に進めろ!!
ロー、ハンコック、ジンベエの情報も公開!
最大の特徴はアクマドライブの「ROOM」 ROOM内に敵がいると強攻撃が必ずヒットし、かつ多数の技の性能が強化される!

通常攻撃のリーチが長く、中遠距離で迎撃するような形で戦える。
「メロメロの実」の能力で、相手を石化してから、アークマグナムに繋げよう。

リーチも短く、スピードも遅いが、攻撃力が高く接近戦を得意とするジンベエ。
破壊力の高いコンボを決めて、一気に畳み掛けろ!
プレイアブルキャラクターリスト 次報で最終!残りの二人は…??
モンキー・D・ルフィ
ロロノア・ゾロ
ナミ
ウソップ
サンジ
ニコ・ロビン
トニー・トニー・チョッパー
フランキー
ブルック
トラファルガー・ロー
ボア・ハンコック
ジンベエ
ロブ・ルッチ
マーシャル・D・ティーチ
ユースタス・キッド
ギルド・テゾーロ
サカズキ(赤犬)
藤虎(イッショウ)
ドンキホーテ・ドフラミンゴ
バルトロメオ
キャベンディッシュ
アシストキャラクターを一挙公開!
アシストキャラクターには「サポート」「攻撃」「特殊」の3つのタイプが存在する!アシスト技を確認して、最強の海賊団を結成しよう!

相手のステータスを下げたり、足止めをするなど、戦闘をサポートするぞ!

相手にダメージを与える。
攻撃範囲や方法で使い分けよう!

特殊な効果を発揮するアシスト。
相手だけでなくプレイヤーにも影響があるものも!?

プレイヤーの背後に出現し、テンションホルモンを注入!攻撃力とスピードをアップさせる。

下半身を鎌に変化させて、相手の背後から攻撃する。
挟み撃ちにして、攻撃をつなげよう!

しゃがみこんで登場し、キュウリを差し出す。
敵が取ると必殺ゲージが減る。
時間がたつと後ろにキュウリを放り投げる。

アシストキャラクターリスト
ヴェルゴ
エンポリオ・イワンコフ
シーザー・クラウン
ディアマンテ
トレーボル
ネフェリタリ・ビビ
バジル・ホーキンス
ピーカ
ベポ
ベラミー
マダム・シャーリー
マンシェリー
Mr.1(ダス・ボーネス)
レイズ・マックス
ワンダ
アルビダ
イデオ
イヌアラシ
ヴァン・オーガー
エネル
エリザベス
オオロンブス
おもちゃの兵隊
オーム
カルー
錦えもん
クロコダイル
クザン
コアラ
ケイミー
ゲッコー・モリア
ゲダツ
コビー
サイ
サトリ
ジーザス・バージェス
シリュウ
シャンバ
シュラ
ジュラキュール・ミホーク
スパンダム
スモーカー
セニョール・ピンク
センゴク
ダイス
たしぎ
タナカさん
X・ドレーク
ドクQ
ネコマムシ
バーソロミュー・くま
ハイルディン
バギー
バンダー・デッケン九世
ブルーギリー
ベビー5
ホーディ・ジョーンズ
ボア・サンダーソニア
ボア・マリーゴールド
ボルサリーノ(黄猿)
マーガレット
カリーナ
カン十郎
キラー
グロリオーサ
しらほし
シルバーズ・レイリー
ジュエリー・ボニー
シュガー
デュバル
ニセナミ
ニセロビン
ハレダス
はっちゃん
ヘラクレス
ペローナ
マゼラン
Mr.3(ギャルディーノ)
ワダツミ
<初回封入特典>
エドワード・ニューゲート
ジョズ
マルコ
<店舗別特典>
ゴーイングメリー号
サウザンド・サニー号

●体験版も配信決定
アクワイアより発売予定のプレイステーション4、プレイステーション Vita用ソフト『AKIBA’S BEAT(アキバズビート)』。
同作のプレイステーション4版について、発売日が2016年12月15日に決定したことが発表された。
また、店舗オリジナル特典の内容とその画像の一部についても公開されている。

以下、リリースより。

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アクワイア最新作『AKIBA’S BEAT』
発売日及び体験版配信決定&店舗オリジナル特典発表
株式会社アクワイアは本日、PlayStation 4/PlayStation Vita用タイトル『AKIBA’S BEAT』について、PS4版の発売を2016年12月15日にて発表いたしました。
合わせて販売店様にて実施のオリジナル特典について、その内容を一部公開させて頂きます。
公式サイトの最新ニュースの更新情報、はみ出し情報はツイッター(@akibas_beat)でもお伝えしてまいります。

■店舗特典(※製作中の為、絵柄や内容は変更になる場合がございます。

◇Amazon.co.jp様
(DLC(衣装2着))
◇キャラアニ.com様
アサヒ、ミズキ
(L版ブロマイド2枚セット)
※店舗様名の並び順不同。
※特典物の仕様等詳細のお問い合わせは、各店舗様にお願いいたします。
※情報はこちらのサイトでも確認出来ます。

●2016年11月9日、『MHF-Z』がスタート!
カプコンがサービス中のオンライン専用タイトル『モンスターハンター フロンティアG』は、2016年11月9日実施の大型アップデートより、『モンスターハンター フロンティアZ』としてタイトルを一新し、さらなる進化を遂げる。

今回は、『モンスターハンター フロンティアZ』より登場する新モンスターと、新フィールドの情報をお届けしよう。
公式プロモーションサイトでは、辿異種に関する情報も公開中だ!
※『MHF-Z』プロモーションサイト

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■裂水竜(れっすいりゅう)ゼナセリス

雄大な滝のもとに育まれる生物を
喰らい尽くす捕食者!
G級クエストにて狩猟解禁!

■彩の滝(いろどりのたき)
壮大な大瀑布が織りなす極彩色豊かな水の大地

公式プロモーションサイトにて辿異種や辿異スキル・武具に関する情報も公開中だ。
※公式プロモーションサイト

●「PS4で『モンハンF』みんなでテスト!」
新たな舞台、新たな絆。

既報の通り、10月19日(水)から「PS4で『モンハンF』みんなでテスト!」が開催される。
それに先駆け、10月5日(水)からPlayStation Storeで特典応募券の配信が開始予定! 事前に応募をすることで、ここでしか手に入らない「ベータナイフ」(片手剣)が貰えるぞ。
テストに参加するハンターはこの機会を逃す手は無い!

10月5日(水)詳細発表!

●悪夢という名の現実がついに始まった!
ディースリー・パブリッシャーは、『地球防衛軍』シリーズの最新作『地球防衛軍5』を、プレイステーション4用ソフトとして2017年に発売することを発表。
ゲーム概要などが公開された。

以下、リリースより。

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人類よ、運命に抗え。
『地球防衛軍3』から7年、2013年にシリーズ最高の絶望感と興奮で贈る正統続編『地球防衛軍4』が登場。
2015年には『地球防衛軍4』のストーリーラインに描かれることのなかったエピソードを追加し、シリーズ最大のボリュームと迫力でPS4へと戦場を移した『地球防衛軍4.1 THE SHADOW OF NEW DESPAIR』が登場。
そしてついに2017年、新たな世界観の下で未知なる異星生命体の侵略と対峙する人類を描く最新作「地球防衛軍5」がそのベールを脱ぐ。
敵異星人の登場はシリーズ5作目にして初の衝撃。
未曽有の脅威の前に人類は滅びる運命なのか?
人類よ、絶望を乗り越えろ。
運命に抗うのだ。

STORY
EDF5の世界観と時代設定、物語を紹介。

人類が初遭遇する脅威
はじまりは2022年の日本。
関東のはずれ、都市部から少しだけ離れ、山を越えた荒野に“全地球防衛機構軍”EDFの基地が築かれていた。
地上施設だけをみれば小規模どころか基地にすら見えなかったが、地下には広大な格納倉庫が作られている。
その中には、平和な日本には似つかわしくないとさえ思えるほどの、大量の武器弾薬、そして最新鋭の兵器が運び込まれていた。
先日もコンバットフレームと呼ばれる戦闘用歩行ビークルが数十台も空輸されたばかりだ。

その名は「イミグラント」
基地は問題を抱えていた。
武器の過剰な所持に対し、周辺市民が反発。
抗議運動が巻き起こりつつあることだ。
そのため、広報部は、毎月のようにイベントを主催。
見学者の受け入れなど、市民との交流に力を注ぎはじめた。
現在、基地の兵器を用いるべき相手は存在せず……必要なのは軍事力の強化よりも、市民の理解であった。
その時、世界の運命は大きく変わろうとしていた。
突如として現れた巨大な宇宙船団が攻撃を開始……。

蹂躙されるEDF基地
さらに地下深くまで建造されたEDF基地に侵入する巨大な昆虫型の怪物。
その数多数。
EDFは応戦を開始。
そう、これは訓練ではない。
悪夢という名の現実がついに始まったのだ。

全地球防衛機構軍EDF
全地球防衛機構軍EDFの各兵科を紹介。

EDFの兵科(1)特戦歩兵レンジャー
EDFの主力となる陸戦歩兵部隊の総称。
火器の扱いに長けた戦闘のエキスパートであらゆる銃火器をつかいこなす。
「歩のない将棋は負け将棋」というが、まさに攻守にバランスの良い兵科であり、作戦遂行の中核をなすことの多い不可欠な存在。

EDFの兵科(2)降下翼兵ウイングダイバー
フライトユニットを装備した飛行兵。
弾薬のいらないエネルギーウエポンを装備し、空中を移動しながら戦う女性だけで構成された精鋭部隊。
レンジャーに比べ、装甲は簡易的でほぼ存在しないため耐久力には劣るが、それをカバーして余りある機動力と強力な武器が魅力。

異星文明イミグラント
ここからは侵略者イミグラントの現在確認されている戦力をEDF分析官が解説する。

地球外生物(1)侵略生物α
我々がイミグラントと呼称する異星文明によって、持ち込まれた地球外生物。
在来生物への高い攻撃性が確認されていることから、正式呼称を「侵略性外来生物α」(短縮呼称「侵略生物α」)とする。
全長約11メートル。
象のような巨体にもかかわらず、驚くほど俊敏である。
垂直の壁を登ることが可能で、しかもその際に速度をおとすことがない。
攻撃の際には大きな牙が武器となるが、さらに恐ろしいのは強酸を放出する能力である。
酸は100メートルほどの距離まで放出され、金属を数秒で融解することが確認された。

地球外生物(1)-2 侵略生物α
なお、酸は体内で生成されていると思われるが、通常の体液からは酸性、毒性は検出されてない。
銃弾が命中した際に体液が飛び散る現象が見られるが、それを浴びることに危険性はないと思われる。
(駆除にあたった数名が、体液を浴びた事例があるが、現在までのところ体調の異常は報告されていない)
地球外生物(2)侵略生物β
「侵略性外来生物β」(短縮呼称「侵略生物β」)と呼称する。
αに比べ、俊敏さが大きく劣っていることが確認された。
そのため、容易に駆除が可能であると思われたが、交戦した部隊の被害は大きく、高い戦闘能力を有しているようである。

地球外生物(3)侵略生物α赤色種
侵略生物αの亜種であると考えられる。
体長が大きく、硬い甲殻に包まれている。
銃弾すらはじくことがあるため、駆除するには高い火力が必要であろう。
しかし、酸を射出する能力はなく、戦術によっては安全な駆除が可能だと思われる。

地球外生物転送装置 テレポーション・アンカー
物質転送装置だと推測される。
周囲からα型、β型の侵略生物出現が確認されている。
出現した侵略生物が「戻った」という報告がないことから、おそらくは受信専用、すなわち一方通行の出口を作り出す装置だと考えられる。
出現する侵略生物がどこからやってくるのかは、現在のところわかっていない。
装置を回収し、原理の解明が必要であるが、しかし稼働している装置を放置するのはあまりにも危険である。
現状では発見次第、迅速に、手段を問わず作動を停止させなければならない。
装置のコアとなるパーツが上部に確認されており、その部分を破壊することで完全停止させることができると思われる。

敵飛行兵器(1)バトル・ドローン
飛行能力を有する無人戦闘兵器。
全長約15メートル。
自律行動しているのか、何らかのコントロールを受けているのかは、わかっていない。
確認された数は、現在のところ数千機。
飛来が確認されている地域は、世界中に及ぶ。
だが、100機以上の編隊が確認された地域が、都市部、またはその周辺に集中していることから、明確に人類文明を攻撃する意図を持って運用されていると考えられる。

敵飛行兵器(2)テレポーション・シップ
大型宇宙船。
武装は確認されていないが、船体の表面がバリアのようなもので覆われており、撃墜は困難である。
今、我々が重要視しなくてはならないのは、何らかの方法でテレポーション・シップを撃墜することであろう。
人類が最初の攻撃を受けた際、この船が都市部の上空に飛来。
侵略生物を投下して、甚大な被害をもたらした。
当初、輸送船ではないかと思われたものの、体積以上の侵略生物を投下することから、おそらく塔のような装置(テレポーション・アンカーと呼称)と同種の「物質転送システム」を搭載していると推測される。
(我々は、この物質転送の仕組みを「テレポーション」と呼称しているが、今のところ作動原理は解明されていない)侵略生物の増加を食い止める、ことが現在の最優先課題であることから、早期に撃墜作戦を立案することが求められる。

敵飛行兵器(3)ランディング・シップ
イミグラントの装甲飛行船。
複数のヒューマノイド型エイリアンを搭乗させていることが確認された。
おそらく、彼らを上陸させるための揚陸艦であると考えられる。
これまで撃墜例はなく、バリアのようなもので守られているようである。
これはヒューマノイド型エイリアンを守り、安全に地球上に降ろすための機能であると推測される(このことからも、この船は揚陸艦であると考えられる)。
武装は現在のところ確認されていない。
大気圏外での目撃例がないことから、宇宙での航行は不可能であると思われる。

異星生命体 コロニスト
ヒューマノイド型エイリアン。
巨大であることを除けば、人類に酷似した姿、能力を持った生命体。
地球の大気での呼吸が可能であることなど、環境への適応を見せていることも、人類との酷似点の一つであろう。

さらに、人類と同等の知性を持つことも確認されている。
地球への上陸数はすでに1000を越えており、コロニーを形成しつつあることが報告されている。

敵人型兵器? コスモノーツ
非常に高い戦闘能力を持つ人型ロボットだと思われる未確認の敵。

すでにイミグラントが人間と酷似していることは明らかだが、戦闘兵器までがヒューマノイド型であることは驚くべきことだ。
ただし、最新の報告では、言語のようなものを喋るとの目撃例が挙げられているため、引き続きの調査が必要である。

この敵の詳細は次報を待て!!

●募集企画“もしも超能力が使えたら何をする!?”の受賞者も発表!
バンダイナムコエンターテインメントより2016年11月10日発売予定のニンテンドー3DS用ソフト『斉木楠雄のΨ難 史上Ψ大のΨ難!?』。
同作のテレビCMの動画が公式サイトで公開された。
また、公式サイトで投稿を募集された“もしも超能力が使えたら何をする!?”の各賞受賞者についても発表されている。

以下、リリースより。

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■ニンテンドー3DS用ソフト「斉木楠雄のΨ難 史上Ψ大のΨ難!?」TVCM「中学生の放課後編」本日公開!
ニンテンドー3DS用ソフト「斉木楠雄のΨ難 史上Ψ大のΨ難!?(さいきくすおのさいなんしじょうさいだいのさいなん)」のTVCM「中学生の放課後編」を公式Webサイトにて公開いたしました。
「中学生の放課後編」では、純朴な男子中学生が彼の中にこっそり眠っている(?)超能力によってささやかな願望を叶える様子がシュールに描かれております。
きっと超能力が使いたくなるはずです。
ぜひご覧ください。

■ニンテンドー3DS用ソフト「斉木楠雄のΨ難 史上Ψ大のΨ難!?」公式Webサイト募集企画「もしも超能力が使えたら何をする!?」各賞受賞者発表!
ニンテンドー3DS用ソフト「斉木楠雄のΨ難 史上Ψ大のΨ難!?(さいきくすおのさいなんしじょうさいだいのさいなん)」の公式Webサイトで募集しておりました「もしも超能力が使えたら何をする!?」の各賞受賞者を発表いたしました。
「斉木楠雄賞」、「燃堂力賞」、「海藤瞬賞」、「照橋心美賞」、「ゲームプロデューサー賞」、「ゲームに登場!で賞」、「週刊少年ジャンプ編集部賞」、「Vジャンプ編集部賞」、「イチオシ!面白いで賞」の各賞受賞者のニックネームは本作のスタッフロールに掲載されます。
ぜひ公式Webサイトから結果をご確認ください。
ご投稿いただきました内容は引き続きご覧いただけますのでこちらもお楽しみください。

●キャンペーンの結果次第では、大会賞品数が増加!?
バンダイナムコエンターテインメントは、本日2016年9月21日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト『ONE PIECE 大海賊闘技場(ダイカイゾクコロシアム)』について、12月17日、18日に行われる“ジャンプフェスタ 2017”にて公式大会の開催することを発表。
また、公式大会開催に向けてユーザー参加型のキャンペーン“ONE PIECE ゲーム闘技場”をスタートした。

以下、リリースより。

−−−−−−−−−−
株式会社バンダイナムコエンターテインメントは、本日2016年9月21日(水)に、ニンテンドー3DS用ソフト「ONE PIECE 大海賊闘技場(ダイカイゾクコロシアム)」を発売したことをお知らせいたします。
また、『ジャンプフェスタ 2017』にて BNE公式大会の開催を決定、公式大会開催に向けてユーザー参加型のキャンペーン「ONE PIECE ゲーム闘技場」をスタートいたします。

■狼煙を上げろ! 『ONE PIECE ゲーム闘技場』開幕!
キャンペーンサイトで真剣勝負を盛り上げろ! 最強を決める闘いで栄冠と賞品をぶんどれ!
ニンテンドー3DS用ソフト「ONE PIECE 大海賊闘技場(ダイカイゾクコロシアム)」では、年末に実施される『ジャンプフェスタ 2017』にて、BNE公式大会を実施いたします。
また、BNE公式大会の実施に向け、 公式ホームページ内にて、ユーザー参加型のキャンペーンを本日より開始いたします。
大会賞品数を お客様の力で増やして、お客様が欲しい賞品をBNE公式大会で獲得できるスペシャルなキャンペーン です! BNE公式大会の概要や参加受付につきましても、随時公開予定ですので、今後の情報にもご 期待ください。

(1)
<2016/9/21(水)〜10/21(金)>
キャンペーンサイトの「応援ボタン」を押すと、「応援」がベリーとしてカウントされていきます。
カウント数(合計ベリー)が目標値に達すると、2016年12月17日(土)・18日(日)に開催される『ジャンプフェスタ 2017』にて実施予定の、ニンテンドー3DS用ソフト「ONE PIECE 大海賊闘技場」BNE公式大会の賞品数が増えていきます。

(2)
<2016/9/21(水)〜10/31(月)>
キャンペーンサイトの「応募フォーム」より、賞品のリクエストを受け付けております。
こちらのリクエス トを元に、『ジャンプフェスタ 2017』BNE公式大会の賞品を決定いたします。

※ニンテンドー3DS用ソフト「ONE PIECE 大海賊闘技場」キャンペーンサイト
※本キャンペーンは予告なく、変更・終了する場合がございます。
※詳細は公式ホームページ内、キャンペーンページをご確認ください。
※当社が不正と判断した場合は「応援」「応募」を無効とする場合がございます。
※賞品応募の際のニックネームおよびリクエスト内容を公式ホームページや誌面などプロモーションにて使用させていただきま す。
予めご了承ください。
※ご応募いただいた内容に関する著作権およびその他一切の権利は当社に属します。

日銀が打ち出した金融緩和強化策を好感した買いが広がり、ほぼ全面高の展開となった。
日経平均株価が前日比315円47銭高の1万6807円62銭と大幅反発し、東証株価指数(TOPIX)は35.70ポイント高の1352.67と、3営業日連続で上昇した。
東証1部上場銘柄の93%が値上がりし、5%が値下がりした。
出来高は25億8902万株、売買代金は2兆7152億円。
業種別株価指数は33業種すべて上昇。
特に銀行業、保険業、証券・商品先物取引業、その他金融業、不動産業への買いが目立った。
個別では、三菱UFJ、第一生命、三住トラストが急伸し、野村、三井不は大幅高。
ソフトバンクG、花王が値を上げ、ファーストリテ、リクルートHDはしっかり。
アステラス薬が買われ、7&iHD、JR東日本は高い。
トヨタ、スズキが上伸し、日産自、ブリヂストン、ソニーは堅調。
半面、任天堂、ディーエヌエーが値を下げた。
キーエンスが弱含み、東エレク、TDKは軟調。
続伸。
シャープ、アサヒインテックが値を飛ばした。
指月電は小じっかり。
半面、内海造、玉井商船は大幅安。
出来高は9125万株。
堅調。
出来高は19万3700株。
(続)

●本作ならではの“探索”、“分解”パートが体験版で楽しめる
アークシステムワークスは、2016年9月28日配信予定のニンテンドー3DS用ダウンロードソフト『脱出アドベンチャー 第七の予言』の体験版を、本日2016年9月21日より配信開始した。
また公式サイトがオープンし、紹介映像が公開、さらにシリーズ作品の期間限定セールもスタートした。

以下、リリースより。

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■ニンテンドー3DS ダウンロードソフト『脱出アドベンチャー 第七の予言』
体験版本日(2016年9月21日)配信開始!!
ニンテンドー3DS ダウンロードソフト『脱出アドベンチャー 第七の予言』の体験版を本日(2016年9月21日)配信開始いたします。
『脱出アドベンチャー』シリーズとは、柔軟な思考と推理力で謎解きをしていくに、深いストーリーのを組み合わせた人気シリーズです。
自ら謎を解き進みながら、まるで一冊のノベルを読んでいるような感覚を楽しめます。

本作は主人公の時野 若留(ときの わかる)が、同級生の鍛冶野 彦道(かじの ひこみち)、須佐見 優理香(すさみ ゆりか)、須佐見 秀ノ介(すさみ しゅうのすけ)らと一緒に『予言』の謎に挑んでいきます。
さらに製品版では、物語に大きく関わる2人のキャラクターが登場します。

体験版では物語の導入部分を遊ぶことができ、本作ならではの「探索」・「分解」パートが楽しめます。
是非、この機会に本作をご体験ください!
■「『脱出アドベンチャー』新作配信記念セール」
本日(2016年9月21日)より実施!
本作の配信を記念して、ニンテンドーeショップにて過去に配信された『脱出アドベンチャー』シリーズの作品がお求めやすくなるセールを本日より1週間限定で実施いたします。
是非この機会に今までに配信された『脱出アドベンチャー』シリーズを遊んでいただき、シリーズ最新作『脱出アドベンチャー 第七の予言』を最大限にお楽しみください。

セール期間:2016年9月21日(水)〜2016年9月28日(水)9:59
◇セール対象作品(タイトル/通常価格(税込)/セール価格(税込))
『脱出アドベンチャー旧校舎の少女』/720円/500円
『脱出アドベンチャー魔女の住む館』/820円/500円
『脱出アドベンチャー悪夢の死神列車』/820円/500円
『脱出アドベンチャー シアワセの赤い石』/820円/500円
『脱出アドベンチャー 終焉の黒い霧』/820円/500円
『脱出アドベンチャー 呪いの数列』/820円/500円
『脱出アドベンチャー 神降しの占い盤』/600円/500円
■『脱出アドベンチャー 第七の予言』公式サイト
本日(2016年9月21日)グランドオープン!
本作の公式サイトを本日グランドオープンいたしました。
公式サイトにおきましては、ストーリーやキャラクターをはじめとする本作の詳細を公開しております。
また本作の紹介映像につきましても公式サイトにて本日公開いたしましたので、是非この機会に下記の公式サイトをご参照ください。

『脱出アドベンチャー 第七の予言』公式サイト
http://www.arcsystemworks.jp/mnd8/(⇒こちら)
■ゲーム概要

──予言されたのは《破滅の未来》
気がつくと、主人公の少女「若留」は暗闇の中にいた。

「私、どうしてこんな所に……」
混濁する記憶に、閉ざされた空間。
唯一の手がかりはポケットに入っていた
《予言》が記された七枚の紙。

そして、その場所で彼女は意外な人物たちと再会する──
《失われた記憶》
《的中していく予言》
《地の底に眠るもの》
果たして若留たちは予言の謎を紐解き、
破滅の未来を変えることができるのか?
全ては《第七の予言》に記される──

時野若留(ときのわかる)
私立逢魔学園高校に通う二年生の女の子。
小さい頃に両親を亡くし、時計屋を営む祖父に引き取られる。
普段から携帯している腕時計「クロノテクト」に仕込まれた特殊な工具を使ってさまざまな物を分解することができる。
明るく、好奇心が旺盛。
不思議なものが大好きで怪談話に目がない。
同級生の彦道、優理香、秀ノ介と共に「探求部」を立ち上げる。

十田美輝(とだよしき)
閉ざされた空間で若留が出会った青年。
ガサツな性格だが、信じたものに突き進む強い意志がある。
歯に衣を着せない言動ゆえに、他人と衝突しがち。

四馬博(しばひろし)
閉ざされた空間で若留が出会った青年。
とても博識であり、探索時にはそれを活かしてサポートしてくれる。
その反面、気弱ですぐに悲観的になってしまうのが玉に瑕。

◇アドベンチャー
「アドベンチャー」パートでは、登場人物たちとの会話を進めることによって、ストーリーが進行します。
会話から謎を解く手がかりを見つけましょう!
★新要素
・描き下ろしイベントCG
本作では、シリーズで初めて描き下ろしのイベントCGが登場!!ストーリーに彩を加えます。

・「思い出」システム
本作より、「思い出」システムが登場!探索中に周囲のものから記憶の断片を入手し、質問に対する回答を入力することで、隠されたシナリオを見ることが可能!謎を解くヒントが見つかるかもしれません。

◇探索
「探索」パートでは様々な場所を調べて、謎を解く手がかりを探していきます。
気になるところをタッチしたり、便利な「メモ」機能などを駆使して突破口を見つけましょう!
◇分解
「分解」パートは今までの脱出ゲームにはなかった、『脱出アドベンチャー』シリーズならではの要素です。
工具が仕込まれた腕時計「クロノテクト」を使って道を切り開きましょう!
◇パズル
今回も、様々な種類の「パズル」が目白押しです。
ユニークな「謎」の数々に挑戦しましょう!

●前作“Episode.1”から4年後の月面が舞台
ニンテンドー3DSでフリューが展開する、インディーズアドベンチャーのシリーズ『カタルヒト』。
同シリーズに関して、新たに『[カタルヒト] WORLD END ECONOMiCA Episode.2 (Spicy Tails)』の配信が発表された。

以下、リリースより。

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フリュー株式会社は、本日9月21日(水)より、ニンテンドー3DS.向けにインディーズアドベンチャー(ADV)ゲームを扱うシリーズ『カタルヒト』のポータルサイトにて、『[カタルヒト] WORLD END ECONOMiCA Episode.2 (Spicy Tails)』の紹介映像を公開いたしました。
ゲームはニンテンドーeショップにて28日(水)より配信開始が決定いたしました。

『WORLD END ECONOMiCA Episode.2』は、 「狼と香辛料」「マグダラで眠れ」の支倉凍砂氏が製作した、金融青春アドベンチャー。
本作の舞台は前作Episode.1から4年後の月面の株式市場。
全3部作の2作目となります。
主題歌は岸田教団&THE明星ロケッツが担当。

[カタルヒト] WORLD END ECONOMiCA Episode.2 (Spicy Tails)
メーカー:フリュー
対応機種:ニンテンドー3DS
発売日:2016年9月28日発売予定
価格:800円[税込]
ジャンル:アドベンチャー

アクワイアは、プレイステーション 4用アクションRPG「AKIBA’S BEAT(アキバズビート)」を12月15日に発売することを明らかにした。
PlayStation Vita版の発売日は未定。
価格はPS4版が7,200円(税別)、PS Vita版が6,200円(税別)。

発売日の発表と同時に、店舗別の購入特典の詳細も公開された。

c2016 ACQUIRE Corp. All Rights Reserved.

●スマートフォン版とのデータ連携が可能!
スクウェア・エニックスとヤフーは、キャラクターコマンドRPG『乖離性ミリオンアーサー』 の配信を、オンラインゲームサービス“Yahoo!ゲーム”にて、10月より開始することを決定した。
それに伴い、本日より事前登録キャンペーンが開始されている。

以下、リリースより。

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『乖離性ミリオンアーサー』とはスマートフォン(iOS/Android)/PS Vita/PS4向けに配信し、これまでの累計ダウンロード数が1,400万を突破しているキャラクターコマンドRPGです。
このたび「Yahoo!ゲーム」にて配信いたしますPCブラウザ版『乖離性ミリオンアーサー』では、既に配信中となっているスマートフォン版『乖離性ミリオンアーサー』をブラウザ上で楽しむことができます。
スマートフォン版『乖離性ミリオンアーサー』をプレイしているお客様は、データ連携を行うことでPCブラウザ版でも同じゲームデータを利用することが可能です。

■事前登録キャンペーン&Wチャンス
PCブラウザ版『乖離性ミリオンアーサー』配信決定を記念し、事前登録キャンペーンを実施いたします。
事前登録いただいたお客様にクリスタル&騎士メダルをプレゼントいたします。
騎士メダルはMRに進化可能な騎士カードとも交換でき、初めて『乖離性ミリオンアーサー』をプレイする方にも既にプレイ中の方にも役立つ強力なアイテムとなっております。
さらに、事前登録をしていただいたお客様の中からWチャンスとして抽選で1,000名様にクリスタルやオリジナルデザインのWEBマネーカード、弱酸性ミリオンアーサーのサイン入り台本をプレゼントいたします。
詳細は特設サイトからチェック!
※PC版『乖離性ミリオンアーサー』特設サイト
▼リツイートキャンペーン
『乖離性ミリオンアーサー』公式ツイッターアカウントをフォローして、事前登録キャンペーン投稿をリツイート!リツイートした方の中から抽選で10名様に好きな「聖杯祭限定騎士」をプレゼントいたします。

※公式Twitter

■乖離性ミリオンアーサーとは
2014 年にスマートフォン(iOS/Android)向け、2016年9月よりPS Vita/PS4向けに配信されているミリオンアーサーシリーズのフラッグシップタイトルです。
戦略性あふれるゲーム性が楽しめるキャラクターコマンドバトルをはじめ、前作『拡散性ミリオンアーサー』と異なる新たなゲームシステム、そして新たなアーサー達の物語が展開、日本国内のみならず海外でも好評を博しています。
前作に引き続き、シナリオに鎌池和馬氏、音楽には前山田健一氏を起用。
音楽制作には伊藤賢治氏も加わるとともに、2 人が制作した主題歌を水樹奈々さんが歌うなど豪華なスタッフ陣がさらにパワーアップいたしました。
人気声優が演じる魅力あふれるキャラクター達、多数の著名イラストレーターが描くキャラクターイラストの競演も本シリーズならではとなっております。

<商品概要>
タイトル:乖離性ミリオンアーサー
対応機種:iOS/Android/PCブラウザ
ジャンル:キャラクターコマンドRPG
配信日:iOS/Android版 配信中、Yahoo!ゲーム 10月配信予定
利用料金:アイテム課金型(基本プレイ無料)
◆ストア
※App Store
※Google Play
※スクウェア・エニックスマーケット

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、ニンテンドー3DS向けに、無料で“対戦プレイ”を楽しむことができる「対戦パズドラクロス」を9月28日よりニンテンドーeショップにて配信開始する。
本作は、ニンテンドー3DS用冒険パズルRPG「パズドラクロス 神の章/龍の章」の対戦プレイ部分を取り出したコンテンツとなっている。

「対戦パズドラクロス」は、本編の「パズドラクロス 神の章/龍の章」との対戦にも対応した無料ダウンロードソフトで、モンスターの育成やパズルバトルの練習ができる“チャレンジバトル”などを搭載している。
ローカル通信を使用するとプレーヤー同士での対戦を楽しむことも可能となっている。

■“対戦プレイ”が無料で楽しめる「対戦パズドラクロス」
「対戦パズドラクロス」は、製品版「パズドラクロス 神の章/龍の章」の本編と同じように、すぐに遊べる“こていたいせん”と、自由にチーム編成ができる“フリーたいせん”の2つから選んで対戦を楽しめる。

パズルバトルは3種類の難易度から選択することができ、バトルに勝利すると、モンスターや進化素材が手に入り、モンスターを強化することもできる。
何度もプレイすることができるので、腕を磨いたり、強いチームを編成して対戦することも可能となっている。

対戦の相手としては、「対戦パズドラクロス」同士はもちろん、「対戦パズドラクロス」と本編の「パズドラクロス 神の章/龍の章」との対戦にも対応している。
ダウンロードの方法や詳細については、後日「パズドラクロス 神の章/龍の章」公式サイトにて公開される予定になっている。

■第4弾降臨モンスターのクエスト配信が開始
開催期間:9月21日〜9月28日
「パズドラクロス神の章/龍の章」では、「ドラゴーザ通信所」でオンライン通信を行なうと、神の章・龍の章と各章ごとに異なる降臨モンスターが登場するクエストのチケットが手にはいるクエスト配信を行なう。

「パズドラクロス 神の章」では「澪王妃・ヘラ・イース」が、「パズドラクロス 龍の章」では「青龍喚士・ソニア」などが登場する予定で、チケットを手に入れた後は、街にある「クエストカウンター」に行くと、「澪王妃・ヘラ・イース」または「青龍喚士・ソニア」がボスとして登場するクエストに挑戦することができる。
ほかにも、配信期間終了後もクエストへチャレンジすることが可能となっている。

チケットの入手方法は「パズドラクロス 神の章/龍の章」の公式サイトを見て頂きたい。

各クエストは複数の階層に分かれているため、最奥に潜むボスにたどり着くには、道中で待ち受けるモンスターを倒さないと次の階層へ進むことができない。
チーム編成がカギとなりそうだ。

また、持っている章と異なる降臨モンスターも、別の章を持っている友達と一緒に協力プレイをすると別の章のクエストへ行くことができる。

何度もチャレンジして、魂(ソウル)キャプチャーを手にいれると、強力なモンスターや主人公が装備できる「ソウルアーマー」が手にはいる。

□「タマゾーXどんちゃん」配信開始
9月21日より、「太鼓の達人 ドコドン!ミステリーアドベンチャー」とコラボした「タマゾーXどんちゃん」の配信を開始した。
「タマゾーXどんちゃん」は、「パズドラクロス 神の章/龍の章」内でオンライン接続を行なうと受け取ることができる。

■ホビー「アーマードロップ」の第2弾発売
発売日:9月22日
種類:全24種(2個入り)
価格:300円(税別)
「パズドラクロス 神の章/龍の章」にも龍喚士の証として登場する、ホビー「D−ギア」(別売)に装着して遊ぶことができる「アーマードロップ」の第2弾、「天界と魔界の黙示録」が発売される。

「アーマードロップ」には「パズドラクロス 神の章/龍の章」に登場するモンスターが描かれ、裏面にあるQRコードを「パズドラクロス神の章/龍の章」や「対戦パズドラクロス」で読み込むと、ゲーム内で各モンスターのソウルアーマーの素材を手にいれることができる。

第2弾は「超覚醒ゼウス」、「神王妃・ヘラ」ほか全24種がラインナップにあがっている。

(C)GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
(C)ガンホー・オンライン・エンターテイメント/パズドラクロスプロジェクト・テレビ東京
(C)TOMY

FRESH! by AbemaTV&ニコニコ生放送で隔週木曜日に放送されている「アニメぴあちゃんねる」。
9月22日(木)の放送はゲストに春奈るなを迎える。

春奈は10月12日(水)にPS4/PSVita用ソフト『ソードアート・オンライン-ホロウ・リアリゼーション-』のオープニングテーマ『Windia』をリリース。
さらに11月5日(土)より東京・大阪・福岡でワンマンライブ「春奈るな LIVE 2016 ”Windia”」を開催する。

春奈は今回番組出演に際し、プライベート写真を多数用意。
その中から、各地で行われている「おそ松さん」関連イベントに参加している模様や、各地で食べたカレーの写真を紹介。
お気に入りのカレー店や、食べ方のこだわりについてトークする。
また、春奈がデザインをプロデュースした、オリジナルウエディングドレスを着た写真を「アニメぴあちゃんねる」で初披露する。

そのほか、新曲『Windia』のミュージックビデオをユーザーと一緒に鑑賞。
春奈るな本人が曲の解説をし、撮影時のエピソードを語る。
さらに、スポーツの秋、食欲の秋という事で、春奈るなが大好きなカレーパンを賭けて、レギュラー陣の高野麻里佳、タカオユキ、秦佐和子と共に「縄跳び」で対決する。

番組では、春奈るなサイン入りポスターを「アニメぴあちゃんねる」視聴者に抽選で1名にプレゼント。
気になる方は関連リンクでご確認を。

■アニメぴあちゃんねる
日時:9月22日(木)午後8時〜午後10時
出演:タカオユキ / 秦佐和子 / 高野麻里佳 / 美濃部達宏
ゲスト:春奈るな

●シリーズ関連作品3作が最大30%オフ!
ソニックパワードのニンテンドー3DS用ソフト『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D』シリーズより、『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 関空SKY STORY』と『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D ホノルル』の2タイトルが、2016年9月29日よりダウンロード配信される。
これを記念して、期間限定セールが開催されることが決定した。

以下、リリースより。

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株式会社ソニックパワードは、航空管制シミュレーション&パズルの決定版!ニンテンドー3DSソフト『ぼくは航空管制官エアポートヒーロー3D』シリーズ「関空SKY STORY」「ホノルル」2作品のダウンロード版をニンテンドーeショップにて配信決定いたしました。
さらに、2作品ダウンロード版配信を記念いたしまして2016年9月29日(木)〜10月12日(水)までの期間限定特別セールも同時開催いたします。

配信タイトル:
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 関空 SKY STORY
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D ホノルル
ダウンロード版配信日 : 2016年9月29日(木)
セール対象タイトル :
1)ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 関空 SKY STORY
セール価格: 6,264円(税込) ⇒ 特別価格 4,385円(税込) 30% OFF!!
eショップ⇒こちら
公式サイト⇒こちら
2)ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D ホノルル
セール価格:5 ,184円(税込) ⇒ 特別価格 4,149円(税込) 20% OFF!!
eショップ⇒こちら
公式サイト⇒こちら
3)ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー3D 羽田 with JAL
セール価格: 6,264円(税込) ⇒ 特別価格 4,385円(税込) 30% OFF!!
eショップ⇒こちら
公式サイト⇒こちら
セール期間:2016年9年29日(木)〜2016年10月12日(水)
セール特設サイト:こちら
管制官達のやり取りがドラマチックに演出される追加!ゲーム内に先輩、後輩管制官が登場し、物語仕立てで管制手順や管制のコツを身に付けることができる。
これまでと同様の趣向を凝らした 「オペレーションステージ」 も健在で、色々な遊び方が楽しめます!
最大の都市であるホノルル市に位置するハワイの空の玄関口、ホノルル国際空港が舞台です。
国際線、国内線、島内線、貨物機、水上機、軽飛行機など、さまざまな機体が登場!空港や飛行機のほか、オアフ島の情景がリアルに再現されており、ハワイを満喫しながら管制できます!
JALグループの協力のもと、白いボディに赤い鶴丸マークが際立つお馴染みのカラーリングのまま、JALグループの機体が登場します。
最新鋭機である787型機をはじめ大型機、小型機を数多く再現。
航空機がひしめく羽田空港の雰囲気を楽しめます!
◆今後も情報を公開予定! 最新情報は公式ホームページとTwitterをチェック!
ホームページでは、今後も最新の情報を順次配信していきます。
シリーズの情報を配信中の“ぼく管”公式Twitterでも最新情報をお伝えしますので、近日公開予定の情報をお楽しみに!

文・取材:ライター Mainai、取材:編集部 オポネ菊池、取材:編集部 なるしす岩見、取材:ライター バーボン津川、撮影:カメラマン 永山亘
●バトルコンテンツを中心に見どころを直撃!
『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)プレイヤー待望の大型アップデート“パッチ3.4 魂を継ぐ者”(以下、パッチ3.4)がいよいよ2016年9月27日にリリースされる。
拡張パッケージ『蒼天のイシュガルド』が発売されて以降、2回目のアイテムレベル上限が引き上げられる今回のパッチの注目すべき点を、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏に詳しく聞いた。

今回の大型アップデートのポイントは、高難度レイドダンジョン機工城アレキサンダー零式:天動編(以下、零式:天動編)や極ソフィア討滅戦をはじめとする、注目の新規バトルコンテンツがいくつも追加されること。
そうした戦闘に関わる部分をメインに聞きつつ、“竜詩戦争 完結編”に続く新たなシーズンが開幕するメインシナリオにも鋭く切り込むことで、パッチ3.4の全体像の解明を試みた。

なおインタビューに先立って、我々取材陣は完成目前のパッチ3.4のトレーラームービーをひと足先に鑑賞させてもらっている。
吉田氏との受け答えの中で、映像に関する話題がたびたび登場するが、こちらは同氏がチェックを行う前の“仮バージョン”を前提としており、実際の映像とは異なる部分が存在するのでご了承願いたい。

●ロゴのデザインの変化は“新章”に突入したことの証
──パッチ3.4のロゴのデザインが新しくなりましたが、そのあたりについてまずはお聞かせください。

吉田直樹氏(以下、吉田)それほど強く意識したわけではないのですが、パッチ3.1から3.3にかけて竜詩戦争が続いてきたため、タイトルロゴを制作している皆川(裕史氏。
リードUIアーティスト)がこれまで統一感のあるデザインに仕上げてきました。
今回、シナリオが新たな章に突入することもあって、イメージをできるだけ「変わった」という印象にしたいという意識があったので、その部分が毛色の違いとして表れたのかもしれません。

──それは皆川さんのアイデアですか?
吉田ロゴの作成に関しては、僕からタイトルに込めた意味とパッチ全体の印象を、皆川に伝えています。
パッチのイラストも僕が発注しているので、メインストーリーの印象を作画担当スタッフに話したうえで雰囲気を決めます。
それを受けてイラストのイメージを確認のうえで皆川が「今回はこういうタイプのデザインとフォントにしましょう」という感じでいくつかの案を提出してくれる……基本的にはそういう考えかたになっています。
誰が主導しているというよりも、パッチのイラストを描いている担当者と皆川と僕の3人でできあがっていく感じです。

●暁の血盟と闇の戦士によるバトルが実現!
──今回のメインシナリオは、ボリューム的にどれくらいでしょうか?
吉田パッチ3.3はカットシーンを増やしてコンパクトにまとめましたが、今回はひさびさに長いです。
ただし余計なお遣いなどは入っていないので、じっくり楽しんでいただけると思っています。
お時間のあるときにゆっくり堪能していただければうれしく思います。

──トレーラームービーの中でアリゼーがソファに横たわっていましたが、あの場面はパッチ3.3のメインシナリオの最終シーンと何かリンクしているのでしょうか?
吉田しています。
あの後の展開だと思ってもらえれば大丈夫です。

──ということは、今回もサンクレッドが何らかの形で関わってくると。

吉田お楽しみにということで(笑)。
パッチ3.4のメインシナリオはスロースタートと言いますか、「あら、こんなところから始まるんだ」みたいな冒頭になっています。
そこから一気に急転直下という感じで、新しい物語が始まっていきます。

──シナリオの裏側でアシエン・エリディブスが糸を引いているように思えるのですが、彼は今回どのような立ち位置になるのでしょうか?
吉田彼は自分自身を“調停者”と呼んでいます。
その“調停”という意味がパッチ3.4で一段、「なるほど」とわかってもらえるのではないかなと。

──黒法衣との違いも明確になってくると。

吉田そうですね。
これまでシナリオの設定をしっかり見てきた方なら、そろそろ明確な線引きができるかもしれません。

──闇の戦士のメンバーは、映像に登場した5名(ナイト、戦士、黒魔道士、白魔道士、吟遊詩人)で全員なのでしょうか?
吉田さて、どうでしょう(笑)。
プレイヤーは、原初世界のエオルゼアで光の戦士として戦っていますが、(闇の戦士たちも)超える力を有している部分がカギになってきます。

──今回の映像では、闇の戦士たちは風属性や火属性と思しきクリスタルを掲げていました。
彼らは闇のクリスタルの加護を得ていると思っていたのですが、あのシーンはそうした部分に関わってくるのですか?
吉田たぶん今回出ている映像では、あれが最大のヒントだと思います。

──闇の戦士は光の戦士の対比であるため、闇のクリスタルの加護を受けているものだと勝手に思い込んでいました。

吉田その認識は正しいとは思います。
ですが、彼らが持っているのは闇のクリスタルではないです。

──ムービーに登場していた仮面の男の声は、ラウバーンと同じように感じられましたが……。

吉田違います(笑)。

──そうですか(笑)。
ではつぎに、闇の戦士たちが光の戦士と対峙していた場所は、イフリート討滅戦が展開されるバトルフィールドのように見えたのですが、今回のメインシナリオで双方が刃を交える場面は訪れるのでしょうか?
吉田あります。
バトルコンテンツになっています。

──どのようなものでしょう?
吉田基本的にはソロ向けのコンテンツです。
暁の血盟対闇の戦士みたいな感じになります。
ムービーで映し出されたあのイメージのままバトルが開始され、その場にいるメンバーは全員、戦闘に参加します。

──おお、それは楽しみです。
そういえば私の身近では、「大迷宮バハムートを事前にクリアーしないと、セリフの分岐によりメインクエストを十分に楽しめないのでは」という話になっています。
大迷宮バハムート内での出来事が、今回のシナリオに直接絡んでくるのですか?
吉田ちょっと誤解を生んでしまったようで申し訳ありません。
大迷宮バハムートのクリアーフラグでの分岐は、簡単に言うと“アリゼーが光の戦士に対して、どれくらいデレてくれるかの違い”です(笑)。
彼女は大迷宮バハムートの踏破を光の戦士たちといっしょに成し遂げているので、アリゼーが話す言葉は(踏破の有無によって)変わってきます。
彼女自身は大迷宮バハムート内で起きた出来事を必ず経験している想定ですが、その場にプレイヤーがいたかどうかによって、会話シーンに違いが出てくるわけです。
今回はプレイヤーに接する機会が多く、分岐も多岐に渡ります。
宿屋の愛用の紀行録でイベントを観るときは、大迷宮バハムートを踏破していない側のルートが再生されるので、もしこだわるのであれば、事前にクリアーしておいたうえで“デレて”くれるアリゼーと面会してください。
とはいえ、どちらの分岐に進んだ場合でも話の本筋が変わることはないので、そこはご安心ください。
もちろん重要な情報が欠落するということもありませんが……“デレた”アリゼーのほうがかわいいとは思います(笑)。

──(笑)。
ということは、大迷宮バハムートを踏破した側のイベントシーンは愛用の紀行録で再生できないため、“デレた”アリゼーには1回しか会えないと。

吉田そうです。
現状、宿屋で再生するカットシーンは、どうしてもクリアーフラグが参照できないので……。

──いままで回収されていないシナリオとして、忽然と姿を消したバル島と、地中に埋もれたままのオメガウェポンのふたつがあると思うのですが、こちらはいつぐらいに形となって現れるのでしょうか?
吉田バル島はまだ先です。
クルルを深掘りするときにたぶん登場することになるかと。
オメガのほうは、まだ何とも言えないです。
まずはパッチ3.4をお楽しみください(笑)。

●早期攻略を目指す際は新式装備が重宝する
──アイテムレベル上限の開放についてですが、拡張によって生じるいわゆる段差は、パッチ3.2のころと同じなのでしょうか?
吉田同じと思っていただいて大丈夫です。
引き上げられるアイテムレベルの上限値は、パッチノートをお待ちください。

──聖典装備を揃えるには時間が掛かりそうです。

吉田フルで揃えようとする場合は、取得制限があるのでそうなります。
パッチ3.4で追加される新式装備がギルで取得できるため、この俗に言う“3.4新式”がまずはいちばん身近になるだろうとは思っています。
機工城アレキサンダー:天動編のノーマルに通いながら、アラガントームストーン:聖典が貯まりしだい装備と交換していく……パッチ3.2公開当時と同じ流れになると思います。

──取材班としては、新式装備と天動編のノーマルで手に入る装備のアイテムレベルが、どちらも250だろうとにらんでいます(笑)。

吉田なるほど(笑)。
アイテムレベルのヒエラルキーは(既存の流れを)崩してもまったく意味がないので、ご期待いただいているとおりになっているのではないかなと。
今回の新式装備は武器もあるので、いままで以上に重宝すると思います。
武器はプレイヤーのDPSをものすごく左右するうえ、新式武器に禁断のマテリア装着を行うことで、パラメータのやりくりも楽になります。
(高難度コンテンツの)早期攻略を目指す方々は、新式武器を用意したほうが間違いなく楽です。

──新式武器の強さはどれくらいでしょう。

吉田新式防具とアイテムレベルを揃えているので、武器だけが弱いといったことはありません。

──製作の難度も同程度でしょうか?
吉田だいたい合わせました。

──いわゆる聖典武器の入手パターンも、パッチ3.2当時の伝承武器と同じですか?
吉田伝承武器を手に入れるには、初動の段階では零式:律動編2のクリアー報酬(大容量トームストーン)が必要でしたよね。
今回はそのへんも同じです。

──今回の天動編が、機工城アレキサンダーのフィナーレになるのでしょうか?
吉田フィナーレです。

──零式:天動編の難度は、大迷宮バハムート:真成編(以下、真成編)と同程度というウワサがありますが……。

吉田ふつうの方がコツコツ毎週レイドに通って、真成編をクリアーするにしても、2ヵ月半くらいはかかったと思いますので、あくまで高難度レイドであることと、それ相応の反復トライは必要だと思います。
起動編や律動編に比べてクリアーしやすくするとは言っても、位置づけは高難度レイドダンジョンなので、なんとなくプレイしているうちに1週間で踏破できる……ということはありません。
零式:律動編や起動編と比較すれば確かに難度を下げてはいますが、レイドである以上、当然ながら歯応えのある作りになっています。

──よくわかります。

吉田ですので、感じる難度はやはり人それぞれとは思いますが、着実に“クリアーに近づいている”という感覚は、きちんと味わっていただけるように調整していきたいと考えています。
ワールドファースト争いが終結するまでの期間は、これまでより少し早くなるとは思います。
零式:律動編のクリアー数は、零式:起動編よりもDPSチェックを数段下げたわりに、思ったほどには伸びませんでした。
ログからギミックは突破できているのにDPSが足りていないという状況が見受けられます。
律動編は単純なDPSチェックをゆるくしましたが、HPチェックがきびしめなことと、プレイヤーが動かされるギミックが多いことで、今度は各ジョブアクションのローテーション維持がきびしくなりました。
プレイヤースキル差が生まれやすくなってしまったので、この点を意識して天動編の調整を行っています。
現在のレベル60アクションのローテーションを全部変更するわけにはいかないので、コンテンツ側で補うという考えかたをしています。

──3.Xシリーズ中での軌道修正は困難という意味ですね。

吉田はい。
根本解決を試みると「スキル回しをすべて入れ替えよう」という話になってしまいます。
いまできていることを不可能にするのは、調整としてあまりよくないと思っているので、今回はコンテンツの側で“そこそこ動かされ”、かつ“落ち着いてDPSを出せる時間がそれなりにある”味付けを目指しています。
零式:律動編は、レベル50当時のスキル回しが現在も続いていれば、クリアーがもっと容易に感じられたと思うのです。

──確かにそうかもしれません。

吉田現状のレベル60のDPSは、戦闘不能後のリカバリーがレベル50の当時に比べきびしくもなっていますので、そのあたりも踏まえたうえでのコンテンツにしたつもりです。
固定メンバーで週に2回くらいコツコツ練習しているパーティであれば、つぎのメジャーパッチまでには全層を踏破できるくらいのイメージです。
残りの期間は、1層から4層までを毎週駆け抜けて、断章に相当するアイテムや装備の直接ドロップを狙う……そういう流れを楽しんでいただければと。
高難度レイドダンジョンに参加している方たちは、おそらくそこに楽しみを見出しておられたのだと思います。

──初めてクリアーできた喜びを噛みしめつつ、翌週から周回に取り掛かる。
その喜びは、確かに大きかったです。

吉田そうしてジワジワと各部位のアイテムが揃っていき、(いち早くコンプリートを達成することで)それらを全身に装備している期間がほかのプレイヤーよりも長くなる……起動編と律動編は難度が高く、このサイクルになり難かったと反省しています。
零式:律動編をつい最近になって踏破したプレイヤーも多いのですが、そうした方々は、せっかく手に入れた装備を着て戦いに出られる期間がすごく短いわけです。
あるいは、たとえクリアーできたとしても意中の装備がドロップせず、毎週断章を集めているうちにつぎのパッチ公開を迎えるという状況も生じてしまいます。
難度的には、過去のレイドダンジョンにたとえるよりも、そのサイクルになるようにというイメージでいます。
ただし、一部のトップ層以外、早期攻略は簡単ではありませんのでご注意ください。

──無茶をすれば、全身を新式装備で固めた状態で4層の突破は可能なのでしょうか?
吉田(零式:律動編でワールドファーストを獲得した)Elysiumの方々は、新式装備ですべての部位を固めていないにも関わらず3層まで突き進んでいましたので、今回はクラフト武器もありますし、突破できるのではないかと思います。

──トレーラームービーを拝見した限りでは、ステージ全体を使ったギミックが多いように感じられました。

吉田ステージのギミックはけっこう多いです。
固定された位置で暴れるボスもいれば、狭い場所でのやりくりが求められるタイプもいます。
前回のブルートジャスティス戦は “ジャスティス合体”だったので、今回は変形して空を飛び、しかもそこに冒険者も乗ってしまうというメチャクチャな展開になっています(笑)。

──騒乱坑道 カッパーベル銅山(Hard)のヘカトン・マスターマインド戦のように、足場がどんどん狭くなっていくのは、やはり時間の経過が条件になるのですか?
吉田どうでしょう(笑)。

──個人的には、律動編よりも冒険者が動かされる機会は少ないのかなという印象でした。

吉田パターン化のしやすさは意識しています。

──ランダムで選ばれたメンバーが動かされて、という感じではないのですか?
吉田パターンがあるので、この場面ではみんなでここへ移動して……みたいなイメージです。
練度が上がれば、そのぶん一糸乱れぬ動きが可能になり、クリアーに近づいていく。
そんな感覚に近いのではないかなと。
いろいろMMORPGではお目にかかれない仕掛けを多数用意しましたので「なんだこれ(笑)」と、楽しんでいただけるとうれしいです。
ほかにもムービーには入っていない、シナリオと密接な関係を持つ、もうひとつ大きなネタも用意されています。
ですのでシナリオもぜひいっしょに楽しんでいただければと。
物語を追っていれば、(戦闘中に)起きていることがあとから理解できるはずです。

──双方が連動しているのですね。

吉田はい。
コンテンツとシナリオが連動している新しい試みです。
また今回のシナリオは、すごく検証しがいがあると思います。

──本当ですか!
吉田アレキサンダーは時間を扱う蛮神ですが、これまでのシナリオでは伏線が多いため、いまひとつスッキリできず、やや消化不良と感じられていたかもしれません。
今回、それらの伏線が綺麗に回収されますので、ぜひストーリー談義や感想をお寄せいただけると幸いです。

──ちなみに最終層のBGMはどのような感じですか?
吉田すごくカッコいいですよ。
祖堅(正慶氏。
サウンドディレクター)のほうから「ジャカジャカいくのか、ポコポコにするのか」と聞かれたので、「ラストだからジャカジャカにしよう」と(笑)。

──(笑)。
フェーズが進行すると曲が変化したりするのでしょうか?
吉田もちろんします。
この部分は女神ソフィア討滅戦も同様で、前半は魔神セフィロト討滅戦と同様に“死闘”からスタート。
後半に入ると、ガラっと曲が変わってきます。

●女神ソフィア討滅戦は“脳トレ”的なギミックが特徴
──女神ソフィア討滅戦は、これまでの蛮神戦と同様に、今回もノーマル難易度をクリアーが開放条件ですか?
吉田はい。
いままでの流れといっしょです。

──今回のバトルは、どのような感じでしょう?
吉田ノーマルは遊園地的な楽しさで済みます(笑)。
難度の高い『極』は、魔神セフィロト討滅戦のときは大縄跳びとお話ししましたが、今回は“『FFXIV』版・脳トレ”かな……。

──考えさせられる、ということですか?
吉田もともと『FFVI』で登場した女神ソフィアには天秤を扱う要素があったので、『FFXIV』ではその天秤にフォーカスを当てました。
何かがあると天秤によって地形が傾くのですが、そこから先が脳トレになります(笑)。
ノーマル版ではそうした部分は控えめでわかりやすくなっていますが、極の難度では完全に脳トレです。

──パターン化が難しいのでしょうか?
吉田パターン化しづらいとは思いますが、そこはゆるめに作ったので、誰かひとりが解ければ……という感じでもあります。
わからん!という方は解けたかたにくっついていくと……。

──フルパーティのうち誰かひとりがギリギリのタイミングで脳トレに成功して、仲間から「よくやった!」と褒められる展開もあるのでしょうか?
吉田うーん、そこまでの余裕はないかもしれません(笑)。

──トレーラームービーでは冒険者がステージを滑っていたので、『極』では落下もあり得そうですが……落下の場合は戦闘不能でしょうか?
吉田落下すると戦闘不能ではありますが、蘇生できますので、戦線復帰可能です。

──禁忌都市マハのオズマ戦みたいなイメージですね。

吉田はい。
今回の女神は、ほかの人のギミックの処理ミスに巻き込まれて自分自身が戦闘不能になることはほとんどないと思います。
そこは意図的にそうしました。
個人プレイがすごく多いイメージです。

──ここまでお話を伺った限りでは、リヴァイアサン討滅戦が真っ先に頭に浮かびます。

吉田天秤のアイデアは本当にすばらしい発想だと思いました。
担当者の努力のたまものですね。
そのぶん、実装初期のバージョンがすごく難しかったそうで、バトルチームが四苦八苦してました(苦笑)。

──そうだったのですか(笑)。

吉田総出で難度チェックしていましたが、開発担当スタッフが「フィールドマーカーを見て考えてください!」と叫んでも、「いやいや、ムリムリ!」という感じで……。
大声が飛び交ってました。
そのバージョンをクリアーした後、「これは零式レベルの難度だけど大丈夫?」と(笑)。
そこから調整を重ねて、わかりやすくなったものがリリース版となっています。
今回の女神ソフィア討滅戦はすごく楽しいので、僕はかなり好きです。

──難度的にはどれくらいでしょうか?
吉田人によっては、極ニーズヘッグ征竜戦よりもかんたんに感じられるかもしれません。
ギミックをすべて把握している“ガチプレイヤー”の開発スタッフ4人に、『FFXIV』チーム内のカジュアル勢4人の初見メンバーを交えて極ソフィア討滅戦に挑戦したところ、4回目のトライで最終フェーズまで到達できました。
ですので今回は意外と先に進めると思います。
そこから倒しきれるところまで行けるかどうかは、また別の話ですが。

──そのとき、初見の方々にギミックの解説は行ったのですか?
吉田最終フェーズまでのギミック解説を、ホワイトボードを使って1回だけ行いました。

──なるほど。
ちなみに今回の報酬は何ですか?
吉田武器です。
見た目もカッコいいので、ぜひ取りに行ってください。

──強さ的には……?
吉田秘密です(笑)。

──やはり(笑)。
新式武器を作らない人は、零式:天動編に挑む前に極女神ソフィア討滅戦で武器の取得を目指す流れになりそうですか?
吉田どうなんでしょう。
新式武器を作らないのであれば、それもひとつのルートですね。
でも、極へ行く方なら、新式武器を購入する気もしますね。

──早期攻略を目指すレベルの人は、確実に新式武器を準備するはずです。

吉田おそらくリリース初日にフリーカンパニー内で新式武器を製作してもらい、それを持って極女神ソフィア討滅戦に挑まれるのではないかなと。
一部のトップ集団は、新式武器さえ作らずにそのままソフィア武器を取りに行くのかもしれませんが……ルートがいくつか存在するとは思いますが、実際にどうなるのかは、個人や固定、フリーカンパニーによって変わると思いますのでわかりません。

──零式以外のコンテンツで、アクセサリの報酬が最近ありませんが、こちらは何か理由があるのでしょうか?
吉田報酬がアクセサリだけの場合、どうしても不評でして……(苦笑)。

──極蛮神討滅戦の報酬として、ということですか?
吉田はい。

──個人的には、極女神ソフィア討滅戦でアイテムレベル250くらいのアクセサリが手に入ってくれればいいなと思っていました。

吉田新式装備を購入できるギルを持っておられない方たちにとっては、極ソフィア討滅戦で武器を報酬に設定しないと八方塞がりの状態になってしまいます。
中難易度コンテンツをクリアーして強い装備を得る手段がなくなってしまうので、極蛮神討滅戦の報酬は今後ずっと武器で行くと思います。
ですが、たしかに指輪がドロップするとうれしい側面もあるんですよね……。

──指輪スロットのうちの片方が埋められますので(笑)。

吉田報酬が指輪でいいのなら、僕たちとしてはすごい楽ですけどね(笑)。
全ジョブぶんの武器を制作するのは、本当にたいへんなので……。

──たとえば極蛮神討滅戦で武器とは別のトークンのようなものがもらえて、それを集めると(アクセサリと)交換できてもいいのかなと。

吉田ファミ通さん、それ(仕様の)追加ですよね(苦笑)。
トークンを5個くらい集めると、アクセサリひとつと交換できるといった感じになるでしょうか。

──アクセサリと武器のどちらかひとつを選ぶとなった場合、確かに武器ですよね。
そうしないと、おっしゃるとおり零式:天動編にトライする筋道が立たなくなってしまいます。

吉田そうなんです。
たしかにデザインにさほど凝らなくてもいいのなら、指輪を(別途)報酬に加えるのはありかもしれません。
僕も片方の指輪が埋まらない問題は、常々感じていたところなので。
おそらくそれを実行に移す際は、アクセサリは通常のドロップのテーブルには乗せず、トークンでのみ交換可能になると思います。

●オートアタック発動のルールを変更した真意は?
──キャラクターがどの方向を向いていてもオートアタックが発動するようになりますが、このタイミングでそれを行う理由はどのへんでしょう?
吉田大きな変更ですが、新たなレイドコンテンツが実装されることと、この仕様変更自体は極端に大きなコストではないので、次期拡張パッケージ前に実装できると判断したためです。
なお今回の仕様変更は、フェイスターゲットが自動で行われる部分の変更とセットになっています。

──そもそもどういう問題が存在していたのでしょうか?
吉田以前からPvE(対モンスター戦)コンテンツにおいて、近接DPSジョブのオートアタックを当て洩らさないように、「フェイスターゲットを連打して移動する」という方法がプレイヤーのみなさんによって確立され、それが操作するデバイスによって、できる場合とできない場合のDPS差が大きくなってしまったことがひとつ。
もうひとつはPvP(対人戦)である「ザ・フィーストを楽しんでおられるプレイヤーのあいだでも、「側面や背面を取られない」ためにフェイスターゲットを移動中に連打することがひとつのテクニックになり、ここにもデバイス格差が生じてきました。
現状では、ゲーミングデバイスでフェイスターゲットをスイッチひとつで連打状態にできる一方、PS3やPS4ではそれができません。
これらの是正が実装目的の大きな要因です。

──なるほど。

吉田同時に、零式:律動編のクリアー状況を確認した結果、プレイヤースキルの差があまりに広がりすぎていることもわかりました。
これらをまとめて解決するためには、オートアタックを360度の範囲にして“基礎ダメージ部分の撃ちもらし”の差をなくしてしまうことが必要であると。
つまり、スキル回しにおいて(プレイヤー間の)差がものすごく開いているので、ベース部分となるオートアタックのダメージ量は統一してしまってもいいだろうと考えたわけです。
同じタイミングで零式:天動編が公開されるので、これによってクリアー率が上がっていけば、よりよい効果が生み出せるのではと話をしました。

──キャラクターの向きに関係なくオートアタックが発動するようになることで、DPSはどれくらい上昇するものですか?
吉田どれくらい撃ちもらしたかにもよるので、一概には言えません。
現時点ですでに“満額”まで到達していた方のDPSはそもそも上昇しませんので。

──DPS全体に占めるオートアタックの重要性は、さほど高くないのでしょうか?
吉田アイテムレベルが高い場合は、けっこう大きいです。
とくに敵の側面や背面から攻撃する必要のあるジョブの場合は、(“撃ちもらし”で失うDPSの量は)無視できないものがあります。
また、フェイスターゲットを連打しているときや、カメラの視点をロックしている状況下で、オートアタックをギリギリまで入れようとした近接ジョブが思わずギミックから逃げ遅れる局面があったと思います。
そうした危険も、多少は減るはずです。

──以前のインタビューで、レイドファインダーで使用頻度の低い条件をなくしていくと話しておられました。
パッチ3.4で、その方向性が反映される部分はありますか?
吉田“中盤”の条件をなくしました。
(前半や後半で)同じ条件で参加者を待っているグループがあるにも関わらず、“中盤”に申請しているプレイヤーがマッチングされずに取り残される状況が見受けられたからです。

●“ゼルファトル”はメインシナリオに関連して登場
──峻厳渓谷 ゼルファトルは、メインシナリオを通じて開放されるのですか?
吉田メインシナリオに関係しています。

──エオルゼア全図に記載されているゼルファトルは広大ですが、その全域が今回のインスタンスダンジョンとして表現されているのでしょうか?
吉田ゼルファトル渓谷にあるイクサル族の根拠地が、インスタンスダンジョンになっているだけです。

──将来的に、ゼルファトルの別の場所が登場することはありそうですか?
吉田どうでしょう……(苦笑)。

──光の戦士たちが今回ゼルファトルを訪れることも、何らかの形で今後につながってくるのでしょうか?
吉田パッチ3.4ではまだ深く関連していません。
これを答えてしまうと、お話の筋が読めてしまいまうので明言できないところではありますが、ボス戦でのガルーダの登場がヒントになっていることはたしかです。

──稀書回収 グブラ幻想図書館(Hard)ですが、あのマトーヤがもう一度図書館に入ることを許可するとはあまり思えません。
インスタンスダンジョンに突入するまでの経緯をもう少し詳しくお聞かせください。

吉田僕としてはインスタンスダンジョンの開放条件に、あまりメインシナリオを絡めたくないと思っているのですが、今回は峻厳渓谷 ゼルファトルがその形式を取っています。
ですので、稀書回収 グブラ幻想図書館(Hard)のほうは、あまり身構えずに楽しんでいただきたいなと。

──トレーラームービーに登場していたボスのギミックが、目新しいものばかりでした。

吉田今回は、かなり変えています。

──本から飛び出すボスとの戦闘シーンは、パッと見ただけでは何が起きているのかわからないほどです。

吉田サービス開始から丸3年が経過して、『FFXIV』のスタッフはオーソドックスなことはたいていできるようになりました。
みんな開発レベルがすごく上がっています。
そのせいか、同じものを作り続けていると彼らも飽きてしまうようで、毎回ひとつは新しいことに挑戦してきます。
いきなりガルーダが召喚されたり、本からベヒーモスが飛び出したり……といった点に、そうした部分が表れているのではないかなと。

──なるほど。

吉田インスタンスダンジョンは周回を前提に作るという原則は守りつつ、4〜5回目くらいまではピリッとした緊張を感じながらプレイできるようにしてあります。
今回のパッチは、全体的にそうした作りのコンテンツが多いかなと感じています。

──機工城アレキサンダー:天動編もまさにそのような印象です。

吉田攻撃を加えていたボスがリアルタイムで変形して、しかもプレイヤーがその上に乗るという(笑)。
内部的にはすごく複雑な処理を行っています。
「コリジョン(データ衝突を回避するための処理)制御はどうやっているんだろう」など、技術面でも見ていただけると嬉しいです。
そもそも律動編4層のブルートジャスティスが合体するシーンも、カットシーンではなく、完全にバトル中で行われていますので、かなり凝ったことをしています。

──確かにそうでした。

吉田サーバークライアント型のゲームで、動的にコリジョンや判定を変えたり、シームレスにそれらを入れ替えたりといった処理は技術的には本当に難しい作業です。
低スペックのPCやPS3を抱えながらもここまで表現できるというところにも、ぜひご注目いただければと。

●ヒルディが追う謎の“核心”が見えてくる
──聖アンダリム神学院記の今回の見どころをお聞かせください。

吉田学園モノの群像劇にカジュアル系の“謎解きもの”を加えた感じのコンテンツが聖アンダリム神学院記で、今回は中編に相当します。
ブリアルディアンとともに最後の一手に行く前に、「きっとこういう筋で(事件解決に)たどり着けるだろう」という、ほのかな達成感が味わえる内容だと思います。
ちなみに、今回で事件が解決するわけではありません。

──前回のラストから想像すると、4人目の仲間を求めて行動するのかと思っていました。

吉田そうではありません。
ある意味宗教観が崩れた後のイシュガルドで、神学院に通っていた若い生徒たち……貧民もいれば貴族の血を引く人もいるわけですが、イシュガルドが変わらなければいけない中で、若い子どもたちはどう成長していくのかにご注目いただければと。
(作りとしては)単純に、ストーリーベースのサブクエストになります。

──物語を進めることで、ミニオンやエモートなどの報酬はもらえますか?
吉田純粋なストーリークエストなので、報酬はあまり期待ならさずでお願いします(笑)。

──今回の事件屋クエストの中でヒルディブランド、ギギ、ナシュが描れた落書きが登場します。
あまりじょうずではないようなので、ギギが描いたように思われますが……。

吉田そうですね。
問題は“どこに描いたか”にあるので、そうした部分に目を向けていただければなと。
今回はヒルディブランド外伝 蒼天編の核心が、なんとなく見えてくるお話になっていますのでご期待ください。

──ヒルディが蒼天騎士を思わせる甲冑を着ているのも……?
吉田関連してますね(笑)。

●“冒険者小隊”を進めることで中尉に昇進できる
──先日のプロデューサーレターLIVEで紹介されていた冒険者小隊コンテンツで楽しめる、シミュレーション系の遊びについてもう少し教えてください。

吉田パッチ3.4で入るグランドカンパニー冒険者小隊というコンテンツには、3つの遊びが存在します。
まず、グランドカンパニーが設立した冒険者小隊の隊長になるよう促されるので名乗りを上げると、最初3人の志願者がプレイヤーに与えられます。
そのうえでさらに1人のメンバーを加え、4人の志願者を集めると、冒険者小隊として(所属カンパニーから)正式承認されます。

──なるほど。

吉田以降、小隊メンバーは最大8人まで入隊させることができます。
まずは小隊メンバーが4人になるまで志願者を集めて、自分の小隊を作る。
ここまでが、ひとつ目の遊びです。
つぎに4人が揃い小隊が正式結成されると、トレーニングが可能になります。
このトレーニングはメンバーひとりひとりを鍛えるのではなく、小隊そのものに対して訓練を行います。
メンバーは個別にレベルを持っていて、トレーニングや任務に就いたりすることで上がっていくのですが、トレーニングではおもにそうした個々人の能力よりも、小隊としてのパラメータのほうを鍛えるものです。
プレイヤーが小隊長となり、小隊全体を鍛えるという考えかたになっているので、トレーニングを行うことで、グループを好みの方向に強化していく……これがふたつ目の遊びです。
この場面にはトレーニングのメニューがいくつかあり、選択したものに応じて伸びる数値が違ってくるので、プレイヤー自身でパラメータの設計を行っていただきます。

──3つ目の遊びは何ですか?
吉田小隊メンバーの平均レベルや消費する軍票の量に応じた、の隊員4人一組に対してのさまざまな任務が受けられます。
任務の側にも、小隊内の特定パラメータが一定以上まで達していないとクリアーしづらいなどの条件が設定されているので、事前に小隊の特性を変えたりする必要が出てきます。

──具体的にどのような感じでしょう?
吉田小隊の特性は3つのパラメーターで構成されるのですが、任務によってその必要数値が異なります。
達成したい任務に応じて小隊をトレーニングして特性を変え、確実に任務を達成する。
さらに小隊メンバーは特殊効果を持っている者もいるので、それらの組み合わせも念頭におきます。
そうして編成した小隊を任務に送り出し、報酬を得るというのがシミュレーション部分の遊びになります。
これら3つが、パッチ3.4で同時にリリースされます。

──3つの遊びを並行して行うのではなく、順番に楽しむ流れでしょうか?
吉田メンバーは4人になると正式結成となるので、あとは随時気に入ったNPCが志願してくるまで待つことも可能です。
トレーニングと任務の方が頻度が高いですね。

──隊員集めはどのように行うのですか?メンバーの除名などは?
吉田志願者の判定は攻略手帳にひもづいています。
攻略手帳の項目を達成すると志願者が現れるかどうかの判定が行われます。

──攻略手帳のクリアー項目に応じて、志願者の種類が変わるのですか?
吉田各攻略手帳の項目ごとに志願者NPCが登録されており、その中から選ばれます。
特定の種族や性別を狙って小隊を組むのは、なかなか難しいかもしれません。
ミコッテ族の志願者を待っているのに「またララフェルだ……」みたいな(笑)。

──そんなときはどうすれば?
吉田除名できるので心を鬼にして除名!(笑)。
そういうふうに気軽に遊んでもらったほうがいいのではと考えています。

──ということは、パッチ公開前に攻略手帳をすぐに埋められる状態にしておくことと、軍票を最大まで貯めておくことが必要になりそうです。

吉田軍票は任務の際に必要になりますが、最大まで貯めておかなくても遊べます。

──NPCの雇用には軍票が消費されないのですか?
吉田はい。
ギルも必要ありません。
あくまでも、冒険者にあこがれて志願してきた人たちですので、そのNPCたちと面接して気に入るかどうかをご自身で判断いただければと。

──グランドカンパニーの階級の増加は予想していましたが、コンテンツが入るとは正直思いませんでした。
この部分に遊びを入れる計画は、以前から存在していたのですか?
吉田最初に話を始めたのが、パッチ2.4くらいの時期だったと思います。
(軍票が保管できる)財布の上限が単純に引き上げられていくだけでは遊びとは言えないので、遊びを実装してそれを達成し階級も軍票上限も次の段階へいく、と話していました。
単に財布の上限だけであれば、ギルと同じようにもっと上げてしまえば良いと考えたからです。

──確かに。

吉田階級にしても、中尉、大尉の上はもはや将軍格になってきます。
そうした階級には、国家に対してよほど貢献しなければなれません。
そこで、その部分を遊びとして表現しようということになったわけです。
グランドカンパニー冒険者小隊というコンテンツは、『ファイナルファンタジータクティクス』の“ほりだしもの”と同じ考えかたのもとで作られた、ソロ向けの数字遊びゲームです。
とはいえ、誰もが大挙して遊ぶという毛色のものではなく、数あるコンテンツのひとつですので、この手の遊びが好きな方に遊んでいただけたらなと思っています。

──中尉という階級を、納得して受け取ってもらえる状況を作ろうとしたのですね。

吉田そうです。
この冒険者小隊は、ソロコンテンツとして今後も拡張していきたいと思っています。
インスタンスダンジョンに3人の小隊メンバーといっしょに挑戦して英雄である冒険者が自分の小隊NPCを率いてクリアーへ導くという遊びは面白いと思っているので、なるべくこの先それを実現させたいと話をしています。
その第1弾として、小隊を結成してデータ的な遊びを楽しめる要素をパッチ3.4で入れるわけです。

──コンテンツを受注する際に中尉の階級が必要になるのではなく、報酬として中尉がもらえるのですね。

吉田冒険者小隊が正式に発足し、小隊のランクが上がれば階級が上がります。
小隊結成後、任務を少しこなせば到達しますので、比較的容易にしてあります。

──コンテンツを開放する際のハードルはかなり低いのでしょうか?
吉田はい。
クエストを進めるだけです。
「挑戦してみないかい?」と聞かれて「やってみる」と答えると、「すでにキミを慕う志願者が3人いるので、残りひとりを集めてほしい」といった展開になります。

──そうして4人揃えると小隊が結成され、小隊ランクが上がれば中尉に昇進して、軍票と交換できる補給品の種類が増えると。

吉田はい。
軍票の所持上限も拡張されます。
そこから先、どれくらい小隊のメンバーに手をかけていくのかは、プレイヤーのみなさん次第でいいと思っています。

──フィールド上にメンバーを連れ出せる予定はあるのでしょうか?
吉田たとえばファミ通さんが3人の小隊メンバーを連れてF.A.T.E.を戦ってるとします。
そこへ、僕が別の3人を率いてそれに参加すると、もはや何が起こっているのかわからない状況になってしまいます。
それが50人にまで増えたら……(苦笑)。

──ゲームとしておもしろいのかどうかもわからなくなってしまいそうです。
階級を上げるためならやるとは思いますが(笑)。

吉田(笑)。
リスキーモブとの戦いを開始する前に、たいてい仲間が集まるのを待ちます。
小隊NPCのコントロールも必要だし、勝手に攻撃したりしないように、色々処理しなければいけなくなります。
そう考えると、まずはソロの遊びに徹しようかと思っています。

──そうですね。
ちなみにクロの空想帳は、グランドカンパニー冒険者小隊の任務を埋めていく遊びになるのですか?
吉田違います。
クロの空想帳はまったく別のものです。

●小さい魚であれば7匹まで同時に水槽へ入れられる
──アパルトメントを購入する際に支払う50万ギルは、固定価格ですか?
吉田固定です。

──すでに邸宅を所持している場合は買えないなどの条件は存在しますか?
吉田部屋はたくさんあるので、どなたでも購入可能です。

──プレイヤーが手を加えられるのは、部屋の中だけですか?
吉田そうです。
あとはアパルトメントの外にチョコボ厩舎があるので、そこは使えます。
邸宅との違いは、畑などを置くための庭がないだけです。

──部屋の広さはどれくらいですか?
吉田個人部屋と同じサイズです。

──パッチ3.4で追加される水槽も置けますか?
吉田置けますが、シェーダー(半透明の処理)の都合上、ひと部屋につきひとつまでです。
将来的に複数設置可能になるかもしれませんが、今回はひとつまでです。

──ハウジングの邸宅も、置ける水槽はひとつですか?
吉田そうです。
邸宅のサイズに関わらず、ひとつです。

──水槽に入れた魚の世話は必要ですか?
吉田装飾を変えるくらいですね。

──何匹まで魚を入れられるのでしょう?
吉田大きさによって変わります。
いちばん大きい水槽では“広さ7”のスペースを自由にカスタムできるのですが、もっとも小さいSサイズの魚の場合は、その“広さ1”しか使いません。
Mサイズの魚は“広さ2”、Lサイズは“広さ3”、LLサイズは“広さ7”を消費……という感じになっています。
ですので、種類がすべて異なるSサイズの魚を7匹泳がせることもできますし、魚の数を減らして、そこへMとLサイズの魚を組み合わせて入れることも可能です。

──トレーラームービーに登場したピラルクのような魚は、LLサイズですか?
吉田あの魚のサイズはLLです。
初期の段階で、20種類程度の魚のモデルが用意されています。
今後はパッチごとに10種類ずつぐらい追加していき、最終的になんとかすべての魚をカバーできるようにしたいと考えています。

──そういえば、“ロールプレイ中”のステータスが追加されたのは、少し驚きでした。

吉田海外のプレイヤーの方々から、「エオルゼアで暮らしている人になりきりたい」というご要望を受けて作ったものです。

──冒険者のネームプレートの横に、どういったアイコンが表示されるのでしょうか?
吉田“Role Play”の略字で“RP”のマークがつきます。
当初は仮面舞踏会のマスクのようなデザインだったのですが、それを見ただけで意味がわかる人はごく少数だろうという話になりまして。
ひとりでも多くの方が見た目だけで判別できるアイコンにすべく思案した結果、最終的にアルファベット2文字に落ち着きました。

●前回行ったパラメータ調整は次期AWに引き継がれる
──パッチ3.45でアニマウェポンストーリーの続きが追加されますが、今回の試練を突破するためにはどれくらいの時間が必要になりそうですか?
吉田コツコツと進めていけば、パッチ3.5の公開までに完成する想定です。
ですが突っ走る方とマイペースでプレイされる方の差が激しいので、一概には言えないところです(笑)。

──取材班の中にもうすぐ2本目が完成するという人がいます。

吉田2本目とか言っている時点でちょっとあれですよね……(笑)。

──確かにプレイヤーごとにモチベーションの差はありそうです(笑)。

吉田MMORPGなので、それでいいと思います。
早く完成させたい方は、そういう楽しみかたをしていただければいいのかなと。
実際、「蒼天聖戦 魔科学研究所の周回がああああ!」と叫びつつも、意外と楽しかったりもしますしね(笑)。

──蒼天聖戦 魔科学研究所を周回するようになって、このインスタンスダンジョンのデキのよさを改めて認識しました。

吉田僕たちとしてもだいたいの完成ペースは掴めてきたので、完成するまでの時間にさほどこだわらなくてもいいのではないかとも思っています。
だいたいいままでと同じくらいの期間で完成するように作っています。
極端に延ばすこともしていませんし、逆に短くするつもりもありません。
ただ、ゾディアックウェポンとアニマウェポンの両ストーリーで採用してきた流れは、僕たちの中でも「そろそろ方向を変えよう」と話していますので、つぎの4.0以降ではたぶんガラリと変えると思います。
まだまだ妄想の段階ですが。

──先日、アニマウェポン・コンダクト完成のための条件が緩和されましたが、時期的に少し早いなと感じました。
これは、前回の試練は少し難度が高かったと考えた結果なのでしょうか?
吉田いいえ、そういうつもりではありません。
マテリガを集める目的で蛮族デイリークエストに挑むと、“謎めいた”系のアイテムが自然に集まっていきますよね。
実際、僕はかなりダブついていたので、デイリーをやっていた人とそうでない人で差があるんだと思います。

──なるほど。

吉田これも『FFXIV』の遊びかたの差だと思うのですが、時間がない方が完成までの道のりを長く感じておられる一方で、アニマウェポンの2本目や3本目の完成を目指すことを楽しみにしている方たちも多くいらっしゃる……というのが、ここ最近顕著に表れてきています。
であれば、“謎めいた”系アイテム自体の必要数を大きく引き下げて、あまったぶんは2本目以降の作成に回してもらえば、むしろいろんなことに挑戦する機会になっていいのではと話をしました。
緩和を決めた理由は、単純にそこだけです。

──硬霊性岩を通じて行ったパラメータ調整は、つぎのアニマウェポンにも引き継がれますか?
吉田もちろん引き継がれます。

●死者の宮殿のワールドファースト争いに注目
──ディープダンジョン 死者の宮殿(以下、死者の宮殿)のアップデート内容をあらためてお聞かせください。

吉田パッチ3.45で51階から200階まで追加されます。
100階でシナリオ上のボスが登場するので、ふつうにプレイされている方はそこまでで大丈夫です。
100階までであれば、いままでの死者の宮殿の延長線上で楽しめるので、身構える必要はありません。

──それ以降、展開が厳しくなると。

吉田101階から200階までは、本気プレイで固定パーティを組んでいる方たちでなければたぶん無理です。

──チャレンジ的な要素ですか?
吉田はい。
200階到達のワールドファーストを目指していただければと。
逆に言えば、それくらい大変だということです。
ソロで突破する方はいるのかな……でも、達成するプレイヤーが出てくるような気がしてなりません(笑)。

──(笑)。
高難度レイドダンジョンと同じくらいの歯ごたえでしょうか?
吉田毛色が違うので、比較にならないと思います。
零式のようにギミックで満ちているわけでもないですし。
強い敵がたくさんいるうえに、トラップも多く設置されています。
そもそもライトパーティなので、ヒーラーが倒されると“立て直せるのか”というプレッシャーとの戦いにもなります。

──パーティメンバーのロール制限は……?
吉田ありませんが、固定パーティを組んだほうがいいかと思います。

──200階到達の際に報酬はもらえますか?
吉田ありますが、強さにはまったく関係のない自慢要素です。

──今回、魔器装備の強化上限が引き上げられるようですが、どれくらいまで強くなるのでしょうか。
たとえば零式:天動編で使えるレベルですか?
吉田先ほどお話したとおり、死者の宮殿のアップデートはパッチ3.45で行われるので、零式:天動編はあまり関係ありません。
コツコツとプレイする方たち向けの要素で、流れとしてはパッチ3.35の初公開当時と同じです。

──いまの魔器装備と強さの面では同じですか?
吉田立ち位置は同じですが、アイテムレベルは上がります。
けっこう使える武器になるかとは思います。

──装備が強化されていくペースは、51階以降変化しますか?
吉田同じくらいです。
(2016年7月26日の)HotFixesで強化が成功する確率が引き上げられた後と同等です。

──+30の魔器装備を光る武器と交換せずにそのまま持っておけば、51階以降の探索にそのまま使用できるのでしょうか?
吉田それは、強化を終えた状態で打ち止めにしておくということですよね。
賢いやりかたではないでしょうか(笑)。

──(笑)。
そうしておかないと逆に挑戦できないことも?
吉田さすがにそれはありません。
アイテムレベル制限の仕組みと同様、一定以上の強化値がマッチングの際に求められますが、上限(+30)ではないです。

──パッチ3.45公開後にすぐ51階に突入したい人は、50階まで到達しているセーブデータを事前に用意しておいたほうがよさそうです。

吉田そうですね。
そのほうがいいかなとは思います。

──それでは、パッチ3.4公開を楽しみにしているプレイヤーに向けてコメントをお願いします。

吉田今回も開発チーム総動員で、皆さんに多方面で楽しんでいただけるようにがんばりました。
いわゆる偶数パッチであるパッチ3.4はどうしても高難度レイドダンジョンというイメージが強いかと思いますが、クラフターが製作できる品物も山盛りで入っているほか、ハウジングを中心とした生活系の要素や、宝物庫アクアポリスの報酬にもアップデートが掛けられています。
24人参加型のレイドダンジョン以外は、ありとあらゆるところに新要素や追加要素が入っているので、高難度レイドダンジョンを中心にプレイされていない方も、全方位に楽しんでいただけると思います。
また何より、竜詩戦争が完結した後のメインシナリオのつぎの展開にぜひご期待ください。
ドラマに例えるならば、いよいよ“シーズン3”の序章へと突入していきます。
惑星ハイデリンを含めた、『FFXIV』の世界観の根幹に関わる謎がふたつくらい一気に明らかになるので、今後に向けての妄想がはかどるのではないかと思います。

●製品版の導入部と本編の一部をプレイ可能
日本コロムビアより2016年10月6日に発売が予定されているニンテンドー3DS用ソフト『こびとゲーム大全』。
同作の体験版が、本日2016年9月21日より配信開始された。

以下、リリースより。

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『こびとゲーム大全』は、インパクトのあるキャラクターと、どこかノスタルジーを感じさせる世界観が、子供から大人までに幅広く受け入れられ、累計270万部の大ベストセラーとなった絵本『こびとづかん』シリーズ(なばたとしたか作、ロクリン社刊)を原作とした、ニンテンドー3DS用ゲームソフトの最新作です。
原作絵本『こびとづかん』シリーズは、昆虫でも植物でもない、もちろん人間でもない、正体不明、でもどこかにきっといる不思議な生きもの「コビト」の生態を紹介しています。
本作『こびとゲーム大全』では、ゲームを通じて、絵本や図鑑に収録されているコビトたちと触れ合う喜びを感じて頂けることを目指して制作しました。
小さなお子様にも、無理なくお楽しみ頂けるように、直感的かつ簡単な操作やルールを採用し、また、何度でも繰り返しお楽しみ頂けるように、遊びのバリエーションを豊富に用意しています。
この度配信を開始いたしました体験版では、製品版の導入部及び本編の一部をお楽しみ頂ける内容となっております。
是非、この機会に体験版をプレイして頂き、製品版ご購入の際のご参考にして頂ければ幸いです。

●『不思議の国のラビリンス』と『マーセナリーズサーガ2』は、初の期間限定値下げ
ライドオンジャパンは、配信中のニンテンドー3DS用ソフト『不思議の国の冒険酒場』と『不思議の国のラビリンス』、『マーセナリーズサーガ2』の3タイトルについて、“食欲の秋!? ライドオンジャパン 最大30%OFFキャンペーン!”を本日2016年9月21日より開始する。

以下、リリースより。

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「食欲の秋!?ライドオンジャパン 最大30%OFF キャンペーン!」では3DS ダウンロードソフト『不思議の国の冒険酒場』と『不思議の国のラビリンス』が定価648 円(税込)のところを25%OFF の480 円(税込)に、『マーセナリーズサーガ2』が定価500 円のところを30%OFF の350 円といたします。
期間は 2016 年9 月21 日10:00 から10 月5 日9:59 までとなります。
『不思議の国のラビリンス』と『マーセナリーズサーガ2』は配信開始から初めての期間限定値下げとなります。
是非ともこの機会にお買い求めください。

■『不思議の国の冒険酒場』について
『不思議の国の冒険酒場』は、ファンタジー世界で酒場を経営し、仲間と共に冒険に出かけるRPGです。
お城で開かれる料理コンテストと酒場での売り上げによって酒場のランクを上げ、国一番の酒場になる事を目指します。
ランクが上がることで、次のダンジョンや街に行けるようになり、新たな食材が入手でき、作れる料理のレシピが増えていきます。

◇公式特設ページ
ライドオンゲームズHPでは、『不思議の国の冒険酒場』公式特設ページを公開しています。
http://www.rideongames.com/3ds/sakaba/(⇒こちら)
◇任天堂 ソフトウェア紹介ページ
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000023456(⇒こちら)
◇ゲーム画面(ニンテンドー3DS 上画面)
■『不思議の国のラビリンス』について
『不思議の国のラビリンス』は『不思議の国の冒険酒場』のスピンオフです。
プレイヤーは盗賊娘リーディアを操作して「伝説の秘宝」を持ち帰るために、ラビリンスと呼ばれる謎の迷宮に挑むダンジョンRPG です。
プレイする度に構造が毎回変わるダンジョンを、落ちている武器防具や魔法の杖等のアイテムを駆使しながらモンスターと戦ってレベルを上げ、深層を目指して進みます。

◇公式特設ページ
ライドオンゲームズHPでは、『不思議の国のラビリンス』公式特設ページを公開しています。
http://www.rideongames.com/3ds/laby/(⇒こちら)
特設ページ内では「Twitter アイコン」を配布中です。
http://www.rideongames.com/3ds/laby/special.html(⇒こちら)
◇任天堂 ソフトウェア紹介ページ
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000039363(⇒こちら)
◇ゲーム画面(ニンテンドー3DS 上画面)
■『マーセナリーズサーガ2』について
『マーセナリーズサーガ2』はファンタジー世界を舞台に、主人公である騎士隊隊長クロードをはじめとするユニットを操作し、クォータービューのバトルマップで敵ユニットと戦うタクティカルシミュレーションRPG です。
的確に攻撃してくる手強い敵、高低差のある地形、正面・背後・横方向で変わる戦闘結果、味方キャラの立ち位置による援護効果など、戦略性の高さが特徴です。

◇公式特設ページ
ライドオンゲームズHPでは、『マーセナリーズサーガ2』公式特設ページを公開しています。
http://www.rideongames.com/3ds/merce2/(⇒こちら)
◇ニンテンドー3DS ソフトウェアページ
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000030896(⇒こちら)
◇ゲーム画面(ニンテンドー3DS 上画面)
■紹介映像と合わせてご覧ください
ニンテンドーe ショップにて公開しております「紹介映像」各種はYoutube でもご覧いただけます。

・ライドオンジャパン公式Youtube チャンネル
https://www.youtube.com/user/RJ01SAKABA(⇒こちら)
・不思議の国の冒険酒場 紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=T2YHKTDk2OM(⇒こちら)
・不思議の国のラビリンス 紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=9g5XUvZ5nR8(⇒こちら)
・マーセナリーズサーガ2 紹介映像
https://www.youtube.com/watch?v=d_5UKALfQCQ(⇒こちら)

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