〔東京株式〕反落=投資意欲冷え込む(28日)☆差替
円相場の高止まりを背景に投資意欲が冷え込み、日経平均株価は前日比218円53銭安の1万6465円40銭、東証株価指数(TOPIX)は18.45ポイント安の1330.77と、ともに反落した。
9月末配当の権利落ち日という特殊要因も重なり、金融や自動車といった大型株を中心に売られた。
銘柄の62%が値下がりし、値上がりは28%。
出来高は16億4382万株、売買代金は1兆8211億円だった。
業種別株価指数(33業種)は、保険業、証券・商品先物取引業、銀行業の下落が目立ち、上昇は水産・農林業、ゴム製品、食料品。
個別銘柄では、第一生命、東京海上が下押し、野村、大和証G、三菱UFJ、三井住友も軟調。
トヨタ、日産自が安く、ソニーは小甘い。
ソフトバンクGが値を下げ、ファーストリテはさえない。
武田が売り物がちで、7&iHDは弱含み。
半面、マルハニチロがじり高歩調で、JTは底堅い。
ブリヂストンが締まり、三菱商は堅調。
任天堂、LINEが買い優勢で、東芝は上伸した。
6営業日続伸。
マーチャント、ゼニス羽田が買われ、アサヒ衛陶は大幅高。
アトム、アサヒインテックが値を下げた。
出来高6864万株。
軟調。
出来高132万4800株。
(続)