〔東京株式〕下落=利益確定売りで(20日前場)

日経平均株価は前日比120円41銭安の1万6602円90銭、東証株価指数(TOPIX)は8.39ポイント安の1323.00と、ともに下落して午前の取引を終えた。
買いの手掛かりとなる材料に乏しい中、当面の利益を確保する売りが優勢だった。
出来高は8億8595万株。
小反落。
アサヒインテックが安く、RVHは下押した。
半面、ローツェ、ヨネックスはしっかり。
出来高2525万株。
堅調。
出来高72万5300株。
▽一時169円安
朝方から売り物が先行した。
日経平均株価は午前10時すぎに前日比169円28銭安の1万6554円03銭まで下落し、前引けまで軟調に推移した。
為替の円安・ドル高進行の一服に加え、前日の欧州主要市場で株価が弱含んだことから、東京株式市場では買いが細る一方、値上がりした銘柄を売って当面の利益を確保する流れとなった。
連日の大商いが続いた任天堂の大幅反落も買いの手を鈍らせた。
ただ、日経平均は前日まで6営業日で合計1616円高と急伸している。
このため、市場では20日の株価下落は「連騰後の単なるスピード調整」(中堅証券)と受け止められており、売りを急ぐ雰囲気はなかった。

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