何から何まで“レゴ”づくし! 『レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒』海外版発売直前メディアツアーリポート

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文・取材・撮影:編集部ふじのっち
●レゴの聖地デンマークで『レゴ』ゲーム最新作をPR!
誰もが一度は触れたことがあるであろう、世界的に有名な玩具“レゴ ブロック”。
そのレゴが誕生した場所がデンマークのビルンという小さな町であることを、皆さんはご存じだっただろうか?そんなレゴにゆかりのあるデンマーク・ビルンにて、ワーナー ブラザースから海外版が2016年6月28日に発売予定(日本はワーナー ブラザース ジャパンから2016年10月13日発売予定)のニンテンドー3DS、プレイステーション Vita、Wii U、プレイステーション4、プレイステーション3、PC用ソフト『レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のメディアツアーが2016年6月21日〜22日(現地時間)に開催された。

メディアツアーのプログラムには、『レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の開発者インタビューに加えて、レゴの歴史を紹介する記念館“LEGO Idea House”やレゴ社の工場見学ツアーなども盛り込まれた。
インタビューは後ほど掲載するとして、今回は見学ツアーの模様をリポートしよう。

LEGO Idea Houseのツアーをガイドしてくれた、レゴ社でカルチャー・メディエイターという役職に就き、同社の歴史を紹介しているクリスチャン・ライマー・ハウジ氏によると、レゴ社の前身となる会社は、デンマークのビルンに住む、オーレ・キアク・クリスチャンセンという家具屋を営む男性の手によって1932年に誕生。
最初は子どもや孫に与えていたにすぎなかった木製の玩具を、近所の農家に野菜などの食糧をもらうことを条件に交換して生計を立てたことがきっかけとなり、デンマーク語で“Leg Godt”(よく遊べ)を意味する“LEGO”を社名に、1936年に木製の玩具会社として玩具事業を本格的にスタートする(社名の考案は1934年)。
やがて、原材料となる木材(木なら何でもいいわけではなく、ブナ材のみを使うというこだわりがあったらしい)が不足したこともあり、プラスチックの玩具も並行して作られるように。
これが、後の“レゴ ブロック”誕生のきっかけとなるのであった――。
まだまだ長くなりそうなので割愛するが、今回訪れたLEGO Idea Houseは、同社がこれまでに発売してきた玩具や当時の機械などが飾られている、レゴファンにはまさに“聖地”と言える場所だった。

●目の前でレゴ ブロックが完成!すげぇ!!(大興奮)
続いて行われたのが、LEGO Idea Houseからクルマで10分ほどの場所にある“LEGO FACTORY”の工場見学。
ちなみに同施設の見学は、学校などから申し込みがあった場合などは基本的に受け付けるが、原則的に一般の見学は受け付けていないとのこと。
同行した海外メディアも、工場内に入るのは初めてという人ばかり(もちろん筆者も)。
かなり貴重な体験だったわけだが、企業秘密のため撮影が許されている場所も限られており、工場全体の詳細なリポートは難しいことをあらかじめ記載しておく。

この工場で1日あたりに使用されるレゴ ブロックの原材料(グラニュールと呼ばれるプラスチックの粒)はおよそ100トンで、グラニュールは23〜28トンの搭載量を誇る大型トラックで工場に運び込まれ、計18塔のサイロにいったん貯蔵。
その後、乾燥させる工程を経て、工場内に張り巡らされたパイプを通して、レゴ ブロックを製造する機械に自動的に供給されるようになっている。
また、製造工程もすべてコンピューターによって制御されており、たとえば完成したレゴ ブロックは、ロボット(下の写真)がベルトコンベアーまで自動で運ぶようにプログラムされているのだ。
ちなみにこの工場では同時に64種類ものレゴ ブロックの製造が可能で、完成したレゴ ブロックは、チェコやハンガリーの工場に搬送され、パッケージ化されるとのこと。
つまり、ここではあくまでレゴ ブロックの製造のみを行っており、それを別の工場でパーツごとにパッケージ化したものが店頭に並ぶというわけだ。

製造されたレゴ ブロックが入ったバケットは、超巨大な棚(高さ14メートル!)に保管される。
もちろん、この作業もすべて機械が行う。
どこに何のレゴ ブロックが入っているかは、バーコードにより管理されているので瞬時にわかるとのこと。
ここに保管されたレゴ ブロックは、必要なパーツごとにトラックに積み込まれ、前述の通りチェコやハンガリーの工場に運ばれ、パッケージングされるというわけだ。
かなりざっくりで恐縮だが、これが今回の工場見学で判明したレゴ ブロックの製造工程および商品化までの流れである。

レゴの歴史を学びつつ、レゴ ブロックが製造される瞬間を見ることができた今回のメディアツアー。
『レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の海外での発売を間近に控えたこのタイミングでレゴの魅力を再確認できたわけだが、もちろんゲームのプロモーションもしっかりと行われていた。
冒頭でも書いた通り、本作ならびに『レゴ スター・ウォーズ』を手掛けたクリエイターへのインタビューセッションも取材してきたので、その模様はまたの機会に改めてお届けしたいと思う。

レゴ スター・ウォーズ/フォースの覚醒
メーカー:ワーナー ブラザース ジャパン
対応機種:ニンテンドー3DS / PlayStation Vita / プレイステーション4 / プレイステーション3 / Wii U / Windows
発売日:2016年10月13日
価格:3DS、PS Vita版は4700円[税抜](5076円[税込])、Wii U、PS4、PS3版は5700円[税抜](6156円[税込])
ジャンル:アクション・アドベンチャー / SF・映画

コーエーテクモゲームスは、8月3日発売予定のプレイステーション 4/3/PlayStation Vita用シミュレーションRPG「真・三國無双 英傑伝」において、製品版へセーブデータが引継ぎ可能な体験版の配信を決定した。
配信日は未定。

体験版では、チュートリアル要素を含む本作のプロローグ(第2章2面)までをプレイすることができ、群がる敵をふきとばす一騎当千のアクションや味方と敵が戦場を交互に駆け、戦術を練って敵を撃破するゲームの要素を楽しむことができる。
また、体験版で最終ステージをクリアしたデータを製品版で引き継ぐと、特典として、主人公「趙雲」と新登場キャラクター「雷斌(らいひん)」の武器を獲得できる。

今回、合わせて本編の最新情報が公開されている。
「趙雲」と「呂布」が共闘する物語と「商人」が行なうことのできる、武器強化の要素「強化鍛練」と「特殊鍛練」をスクリーンショットとともに紹介する。

■「趙雲」と「呂布」の共闘ストーリー
反董卓連合に参加した際、虎牢関で敵対した「呂布」の下を訪れた「趙雲」、「黎霞」、「雷斌」の3人。
この後、「三国志」上では見られなかった、「趙雲」と「呂布」の共闘が始まる。

■武器を強化する「強化鍛練」と「特殊鍛練」
「商人」は、ワールドマップから選択できるコマンド。
武器の「購入」や「売却」、「強化鍛錬」、「特殊鍛錬」を行なえる。
武器には、通常のものや武将の能力を上昇させる特別な効果を持つものが存在する。
効果がついた武器にはその特徴を冠した「守護の龍牙槍」の様なものがあり、収集要素の1つにもなっている。

「強化鍛錬」では、武器の攻撃力を上げることができる。
強化することでお気に入りの武器をより長く使うことができるが、保ち続けるには攻撃力の上昇に応じて必要な費用が増す。

「特殊鍛錬」とは、別の武器から効果を移して、元の武器をさらに強力なものにする要素。
新たな効果を得るだけでなく、もともと持っていた効果に加算させることもできるため、複数の武器を鍛錬すれば、より強力な武器を生み出すことができる。

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