ゲーム需要開拓へ弾みも SIEJA、「プレステVR」を発売

ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)は13日、仮想現実(VR)ゲームが楽しめるゴーグル型端末「プレイステーション(PS)VR」(4万8578円)を発売した。
ゲーム各社は対応ソフトを年末までに35本以上発売する予定。
今夏に配信され、現実と仮想が混然となる「拡張現実(AR)」で社会現象にもなった「ポケモンGO」に続き、ゲーム市場の新たな需要を掘り起こすか注目される。

PSVRは家庭用ゲーム機「PS4」につないで使うゴーグル型の端末。
スティック型のコントローラーや、うなずく動きなどで操作し、視覚、聴覚ともにゲームの世界に没入できる。
シューティングやアドベンチャーゲーム、話題の映画「シン・ゴジラ」の特別映像など対応ソフト計26本も同時発売された。

ソニーの直営店が入居する東京・銀座の商業ビル「銀座プレイス」では、朝から記念イベントが開かれた。
SIEJAの盛田厚プレジデントは「家庭内の映像体験ではテレビ登場以来のイノベーションだ」と胸を張った。
イベントで、自らがワシになって空を飛ぶゲームを体験した俳優の山田孝之さんは「不思議な感覚。
気持ちいいです」と話していた。

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