スマホでゲーム「ポケモンGO」 任天堂関連会社、アプリ配信
任天堂の関連会社で人気ゲームソフト「ポケットモンスター」のブランドを管理するポケモン(東京都)は7月にも、スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」の配信を日米で始める。
専用のウエアラブル端末の発売も予定している。
ポケモンGOは、米グーグルから独立したゲームベンチャーのナイアンティック(カリフォルニア州)と任天堂が共同開発した。
スマホのGPS(衛星利用測位システム)やAR(拡張現実)などの機能を活用する新感覚ゲーム。
利用者は近所の公園などに出かけ、現実世界と連動してゲーム内に出現する各種モンスターを探したり、別の利用者と対戦したりして遊ぶ。
身に着けて使うウエアラブル端末はモンスターが接近すると、光や振動で知らせる。
端末でも簡単な操作が可能で、スマホの画面を見続けなくてもゲームを楽しめる。
アプリは無料でダウンロードできる。
ウエアラブル端末は1台3780円。
ナイアンティック社は国内外で人気の位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」を開発した会社。
任天堂とポケモン、グーグルの3社が昨年、最大3千万ドルを出資する方針を明らかにしていた。