日本株反落、円安一服や短期過熱感-精密など景気敏感、内需に売り

日本銀行の黒田東彦総裁は20日夕の会見で、足元で急速に進んだ円安について、現在の水準は2月ごろと同じで「別に驚くような水準とも思っていない」と述べた。
同日の海外時間帯にドル・円相場は一時1ドル=118円20銭台と日本株終値時点の117円69銭から円安方向に振れたが、きょう午後は117円40銭台まで円が強含んだ。
野村証券投資情報部の山口正章エクイティ・マーケット・ストラテジストは、日銀総裁発言は「当初は円安形成のような印象を与えたが、その後に否定したため、円安誘導の意図はないと受け止められてしまった」とみていた。

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