『Splatoon2(スプラトゥーン2)』の新ブキ“スプラマニューバ”&新操作方法をプレイリポート!
文・取材:編集部 世界三大三代川
●新ブキ“スプラマニューバ”は速射の短射程!?
2017年1月13日、任天堂が東京ビッグサイトにて“Nintendo Switch プレゼンテーション 2017”を開催。
その中で発表され、体験会でプレイアブル出展された『Splatoon2(スプラトゥーン2)』を早速プレイした。
『Splatoon(スプラトゥ−ン)2』 イカしたヤツらが進化してNintendo Switchに! 新しいブキやギア、ステージも追加される
体験会では、Aチーム、Bチームの4対4に分かれてプレイすることになる。
選べるブキは、スプラシューター、スプラローラー、スプラチャージャー、そして、新ブキとなる“スプラマニューバ”の4つ。
まずは操作方法に慣れるための1試合目、そして、本番となる2試合目の合計2戦をNintendo SwitchをテレビにつないだTVモードでプレイでき、2試合目で勝つと、ブースの横にある特別なステージで、Nintendo Switchを直接持つ携帯モードでプレイできるようになる。
今回は、1試合目でスプラマニューバ、2試合目でスプラシューターを選んだ。
そのほかのブキも体験でき次第、プレイリポートを上げたいと思っているが、まずはこの2種類のブキ、そして、『2』となった本作がどう生まれ変わったかを簡単にリポートさせていただく。
新たな髪型なども加わった『スプラトゥーン2』だが、プレイ感覚は前作と同じで、いろいろなブキやステージが変わった正統続編という印象を受ける。
操作方法で大きく変わったのは、Wii U GamePadにあったタッチスクリーンのマップ表示がなくなったこと。
今回は、Xボタンを押すと、画面全体に半透明でマップが表示され、そこでインクがどれだけ塗られているか、味方と仲間がどこにいるかの状況を確認することになった。
本作ではマップの表示をしないと、全体の状況が確認しづらくなくなっているというわけだが、目を落とさずに、Xボタンを押すだけで画面にマップが表示され、瞬時に状況を理解できるというメリットも感じた。
慣れは必要だが、それぞれの長所もある一長一短といったところか。
手もとの画面がなくなったのであれば、仲間のもとへ飛ぶスーパージャンプなどはどうするのか。
今回は、マップを表示中に十字ボタンとAボタンで、それぞれに対応した(上が仲間のA君、右が仲間のB君といったイメージ)仲間のもと、もしくは下ボタンとAボタンでスタート地点へと飛んでいく。
前作にあった“トルネード”のスペシャルウェポンでは、マップをタッチすることで好きな場所で発射できたが、今回はスペシャルウェポンが一新されているようで、トルネードはなくなった……のかもしれない。
とはいえ、Xボタンでマップを表示中に、一点、ポインターらしい表示があるのを見つけた。
Wiiリモコンで画面を指した場所が表示されるように、コントローラのジャイロ操作でポインターが動いていたので、これを使えばトルネードもできなくはなさそうだ(これまでより発射が遅れてしまうだろうが)。
ちなみに、このポインターが何に使うのかはまだわからない。
また、マップ表示に合わせて、ジャンプボタンがBボタンに変わった。
これは慣れが必要だが、前作の“バトルドージョー”では、クラシックコントローラの操作でBボタンがジャンプになっていたので、これに慣れている人には自然に感じるかもしれない。
というわけで、スプラマニューバのプレイ感覚を。
二丁拳銃のようなスプラマニューバだが、印象としては前作のボールドマーカーやシャープマーカーなどの、連射の早い短射程ブキに近い。
最大の特徴が、インクを撃ちながらBボタンを押すと、Lスティックの傾けていた方向に転がる“スライド”だ。
高速で転がるスライドは、敵の攻撃回避などはもちろん、壁に隠れているところから急に登場したりと、いろいろな使いかたができそう。
目の前の敵に使われたら、急遽エイムを合わせる必要があるため、撹乱されそうだ。
なお、サブウェポンはおなじみキューバンボム。
そして、スペシャルウェポンは初登場のジェットパック。
インクの噴射で上空に上がり、ZRボタンでランチャーを撃つのだが、けっこうな上空に上がるため、高い木などの障害物にも邪魔されずに撃てるようになる(とはいえ、限度はあると思うが)。
また、ランチャーはゆっくりと発射されるインクの弾だが、着地したところに広がるため、ある程度の狙いでも敵を倒すことが可能。
ジェットパック中に移動もできるのだが、高所を無視した移動ができるということは、相手陣地などにも行けてしまうのだろうか……(そこは試せなかったので、確認したい)。
そして、2戦目で選んだスプラシューターは、前作のスプラシューターとほぼ同じ。
というか、スペシャルウェポンが変わったこと以外は、あまり変化がわからなかった(興奮してプレイしていたので、細かい部分に気づけなかったとも言える)。
スペシャルウェポンは一新され、マルチミサイル。
敵チームの特定の人物をロックオンして発射すると、狙った敵にミサイルが降り注ぐ。
狙われた側にもサークルが表示されるので、ギリギリまで引き付けて回避するといったこともできそうだ(実際に回避したと思うのだが、まだ分析できておらず、あやふやな部分がある)。
そのほか、気づいたこととしては、BGMにおなじみ“Splattack!”新アレンジ版があったこと、聞いたことのない新ボーカルのような曲があったこと、画面上の仲間が表示されるイカアイコンに、それぞれが使っているブキが表示されたことなどが挙げられる。
イカアイコンはサイズの大小がなくなったようにも思えるが、“ピンチ”などの表示は確認できた。
まだまだ気になること、調べたいことなどは山ほどあるが、まずは速報として上記のプレイリポートをお届けした。
ほかのブキも含め、もし続けてプレイができたら、続報をお届けしたいと思う。
何はともあれ、『スプラトゥーン2』は前作に負けず劣らず熱い!この夏が本当に楽しみだ!