雇用統計は予想以上の内容も円高進行の一服はならず
東証1部で上昇したのは、その他製品の1業種のみで、他は全て下落しました。
下落した業種では、不動産、電力・ガス、小売りを始めとする内需関連業種の下落率が大きかったことが特徴です。
円高が進んだ割には、輸出関連セクターの下落率は小幅に止まっています。
株式市場のトレンドに変化が生じた可能性もあるため、今後も注視したいところです。
個別銘柄では、スマホ向けゲームの販売好調が伝わった任天堂 が大きく値を飛ばしました。
他には、ホンダ やデンソー など自動車関連株の一角が買われ、東京エレクトロン や日東電工 も逆行高となりました。
下落銘柄の中では、前日にQ1決算を発表したセブン&アイ・ホールディングス が年初来安値を更新し、KDDI やソフトバンクグループ も値を下げています。