〔東京株式〕底堅さ変わらず(15日、続き)☆差替

日経平均株価は一時200円超値上がりしたが、その後は上げ幅を縮めた。
4連騰後の3連休を控えた週末に伴い、利益確定売りが相場の頭を抑えた。
もっともマイナス圏には沈まず底堅く、市場関係者からは「相場の地合いは良好」(銀行系証券)と前向きな声が上がった。
米国株式市場では14日も、ダウ工業株30種平均の高値更新が続いた。
為替相場が一時1ドル=106円台に乗せるなど、外部環境面からの追い風は強い。
財政、金融が一体となった国内経済政策に対する期待感も残っており、堅調な相場展開に変わりはない。
15日は新規上場したLINE株や、任天堂株の売買が膨らんだ。
前日に2016年8月期純利益見通しの下方修正を発表したファーストリテ株は、「悪材料が出尽くした」(大手証券)とされ、株価が急上昇。
前向きな投資家心理を見て、「相場の腰は強い」(前出の銀行系証券)と市場関係者の鼻息も荒い。

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