東京株、6日続伸=円安、米株高受け
3連休明け19日の東京株式市場では、外国為替市場での円安や米株高を追い風に、日経平均株価が6営業日続伸した。
終値は前週末比225円46銭高の1万6723円31銭で、6月8日以来約1カ月半ぶりの高値。
6日間での上げ幅は1600円を超えた。
為替相場が一時1ドル=106円台まで円安が進行し、企業業績の悪化懸念が和らいだ。
米株価の堅調な値動きやトルコのクーデターの早期鎮圧を受けて、リスク資産への投資を避ける動きが後退した。
投資家の間で人気となっている任天堂株は、19日も大幅に値上がりした。
終値は3990円高の3万1770円と、2010年5月以来6年2カ月ぶりに3万円台を回復。
市場関係者からは「活気が市場全体に広がりつつある」(銀行系証券)との声が上がった。