<ポケモンGO>米で社会現象 外出増え友達作り便乗商法も

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任天堂などが開発したスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO(ゴー)」は、先行配信された米国で社会現象に発展した。
ゲームと現実の世界を融合させた点が爆発的な人気の理由のようで、「店内にポケモンがいる」ことを売りにする飲食店など、ビジネスに役立てる動きも出ている。

ワシントン中心部のホワイトハウスに近づくと、記者が手にしたスマートフォンがぶるぶると震えた。
画面上にはポケモンの姿。
画面を指でこすることで「ボール」を投げつけて、見事に捕獲に成功した。
その後もリンカーン記念堂など市内各所を歩き回り、次々にポケモンに遭遇。
ボールがうまく当たらずに逃げられたこともあったが、9匹のポケモンを捕まえることができた。
夏の日差しが照りつける中、「もう一匹、もう一匹」と探し回るうちに、気がつけば約2時間が経過。
全身から汗が噴き出していた。

ポケモンGOは、プレーヤーの移動に合わせて、ゲームの主人公が現実世界そのままに道路や建物が配置されたゲーム内の地図上を動き、ポケモンと遭遇したら、画面上で「ボール」を投げて捕まえる。
街のところどころには、ボールなどのアイテムを得られる「ポケストップ」や、ポケモン同士を戦わせる「ジム」も設定され、プレーヤーはそれを求めて歩き回る。

ワシントン近郊の中学生レイラ・スティールさん(14)は「ポケモンを始めてから、外出することが多くなった。
そこで新しい友達ができるところが好き」と話す。
ゲームをしながら、現実世界の人々と知り合い、旧跡や名所を訪れる機会になることが人気の秘密のようだ。

ポケモンGOの爆発的な人気にあやかろうとする動きも広がっている。
ワシントン市街地のバー「ロケットバー」は、店内でポケモンを捕まえた画像を示すと、飲み物を2割引きにするサービスを始めた。
ゼネラルマネジャーのロドニー・トンプソンさん(37)によると、来店客数は1割増えた。
「ポケモンはすごい人気。
みんな気軽に入ってきてくれるよ」と喜ぶ。

想定外の事態も起きている。
主人公のレベルを上げるには時間がかかるため、「レベル28で1999ドル(約21万円)」などと、ゲームの登録情報を売り買いするサイトが現れた。
珍しいポケモンを捕まえるため、一定の場所にプレーヤーが殺到して道路をふさぐトラブルが相次ぐほか、宗教施設や博物館など「ゲームにふさわしくない場所」として、ポケモンを配置しないよう求める動きもある。

KADOKAWAは、ニンテンドー3DSとWii U向けに発売された「妖怪ウォッチ」シリーズ作品に関して、国内累計販売数が1,000万本を突破したと発表した。

推定値はファミ通調べによるもので、パッケージ版のみの集計となっている。
集計期間は、2013年7月11日から2016年7月17日で、国内推定累計販売本数は 10,438,903本。

「妖怪ウォッチ」シリーズは、2013年7月11日に発売された3DS版「妖怪ウォッチ」をはじめ、3DSとWii U向けに合計7タイトルが発売されている。
シリーズで最もヒットした作品は2014年7月10日発売の3DS版「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」で、累計317.8万本を記録している。
今年7月16日に発売された3DS版最新作「妖怪ウォッチ3 スシ/テンプラ」は、発売から2日で58.1万本を販売した。

また、7月27日に開催されるレベルファイブ新作発表会「LEVEL5 VISION 2016 -NEW HEROES-」において「妖怪ウォッチ」シリーズ最新情報の発表が予定されている。
新たな展開にも注目したい。

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