韓国、「クリエーティブ・コリア」主張しながら盗作論が…
近年、韓国では“国家ブランド”と称して国家イメージを英語でPRすることがはやっている。
たとえば「ダイナミック・コリア」とか「ハイ!ソウル」とか…。
日本でも「クール・ジャパン」などというのがあるが、韓国では政権の公約に合わせた政府主導が多い。
今の朴槿恵(パク・クネ)政権は「創造経済」が公約だったため「クリエーティブ・コリア(CREATIVEKOREA)」つまり「創造的韓国」を国家ブランドに決めた。
ところがすでにフランスで「クリエーティブ・フランス」があることが分かった。
しかも韓国、フランスとも国旗が赤青白なためロゴのカラーも似てしまった。
早速、盗作論が出て「まずいのでは?」となったが、どこでも使える言葉だからとそのままになっている。
しかし「“創造的韓国”を主張しながらこれでは矛盾している。
盗作みたいで恥ずかしい」と世論の批判がくすぶっている。
任天堂の新型ゲーム「ポケモンGO」が米国などで爆発的人気とあって、韓国では韓国キャラクターの「ポロロ」を使った「ポロロGO」を考案すべきだと騒いでいる。
韓国は経済でも技術でもこうした発想で発展してきたが、一方では「ノーベル賞が出ない原因」といわれている。
創造より流行を追っかけがちだからだ。
(黒田勝弘)