家庭ゲーム機、仮想現実で勝負 MSが新型Xbox投入

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家庭用ゲーム機の市場が再び注目されている。
米マイクロソフト(MS)は、性能を上げつつ価格を据え置いた新型の「XboxOneS」を8月から米国で売り出す。
ソニーはゲームの世界の中に入ったかのような仮想現実(バーチャルリアリティー)を楽しめるソフトを米国で50本、日本では25本ほど用意する。
任天堂も次世代機を来年3月には発売する予定だ。

家庭用ゲーム機の販売台数
米ロサンゼルスで14日(日本時間15日)からゲーム見本市「E3」が開幕するのを前に、MSが関係者向けの説明会で新型を公表した。
「S」は従来の「XboxOne」より体積が約4割小さく、高画質な4Kの動画にも対応する。
価格は299ドル(約3万1800円)で、今年5月から期間限定で値下げした「One」と同じにした。
日本での発売時期は15日にも発表する。

MSは仮想現実を楽しめる新機種も来年末に出す。
相次いで新型を投入しライバルのソニーのプレイステーション4(PS4)を追撃する。

ソニーはPS4と連動し仮想現実を楽しめる端末「プレイステーションVR」を10月13日に発売する。
ヘッドセットと呼ばれる機器をつけることで、迫力ある映像が見られる。
「ファイナルファンタジー15」や「バイオハザード7」といった人気ソフトも対応するという。
ソニー側は「PS史上最高のラインアップに匹敵するソフトをそろえることができた」と自信を見せる。

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