前場の日経平均は小幅続落、決算本格化控え様子見

downloaddata_605.jpg

[東京24日ロイター] – 前場の東京株式市場は、日経平均が前営業日比5円30銭安の1万7179円29銭と小幅に続落した。
外部環境の落ち着きを背景に小口の買いが先行。
寄り付きは1万7200円台を回復して始まったが、主要企業の決算発表が本格化する前で上値を買う動きは乏しく、前週末の終値を挟んでもみ合う展開となった。
海外投資家の売買も細り、前場の東証1部売買代金は7116億円と低水準にとどまった。

為替が1ドル104円手前でこう着し、日経平均も上値を試す材料が乏しかった。
任天堂<7974.T>の大幅安も投資家心理を冷ました。
市場では「前週の上昇を考えれば自律調整の範囲内だろう。
1万7500円以上の水準にレンジを切り上げるためには、主要企業の決算内容を見極める必要がある」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

東証1部騰落数は、値上がり913銘柄に対し、値下がりが903銘柄、変わらずが169銘柄だった。

You may also like...