コンパニオンにも注目! 技術とネット文化の“未来”が見えた2016年のイベント・展示会まとめ
気が付けば今年も残りわずか。
2016年もさまざまなイベント・展示会が開催され、未来に向けた新技術やアイデア、驚きのコラボレーションなどで私たちを楽しませてきた。
本記事では、ITmedia ニュースで取り上げたイベント・展示会の話題を、写真とともに振り返ってみよう。
スマホ48台で360度球体ディスプレイを再現したブースは壮観
●写真でふりかえる2016年
IT・ネットの話題を日々追いかけるITmedia ニュース編集部が、2016年の「注目すべきニュース」をピックアップ。
テーマごとに、たくさんの写真とともにザックリとふりかえる。
●ゲーム実況とゲーム大会の祭典「闘会議2016」
千葉・幕張メッセで1月30日〜31日に開催された「闘会議2016」は、ゲーム実況とゲーム大会を中心とするユーザー参加型イベント。
注目を集めたのは、任天堂から発売されたゲームタイトル「スプラトゥーン」ブースで、全国の頂点を決めるゲーム大会やゲーム中に登場する武器の展示、ゲーム音楽ライブなどが特に盛り上がっていた。
主催のドワンゴによれば、イベントのメインテーマであるゲーム実況文化が本格的に盛り上がり始めたのは2007年後半ごろから。
同社のニコニコ動画でも徐々に面白さが広まり、以降は右肩上がりで投稿数も視聴数も増えているという。
闘会議2016における2日間の総来場者数は4万7588人で、昨年から約1万2000人増。
Web上で生放送を視聴した総来場者数は687万人以上にものぼった。
●関連記事
スプラトゥーンがやっぱり人気?熱気あふれるゲームの祭典「闘会議2016」に潜入
ドワンゴが主催するゲームの祭典「闘会議2016」が千葉・幕張メッセで開催された。
2日間で4万人以上が来場し、ネットで687万人超が視聴したイベントの模様をリポート。
「ラブライブ!」に「艦これ」もゲームキャラ33人のコスプレを一挙紹介
ゲームに特化したドワンゴのイベント「闘会議2016」が開幕。
会場で注目を浴びるコスプレイヤー33人を一挙に紹介する。
●中村獅童さんと初音ミクが共演「ニコニコ超会議2016」
千葉・幕張メッセで4月29日〜30日に開催された「ニコニコ超会議2016」は、“ニコニコ動画のほぼ全てを地上で再現する”というイベント。
今年で開催5回目を迎え、今回は歌舞伎俳優の中村獅童さんと初音ミクが共演した新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜」(はなくらべせんぼんざくら)を上演するなど、ネットカルチャーと伝統芸能の融合をテーマとした企画が話題を呼んだ。
「ニコニコ動画や超会議では、これまでも大相撲、将棋、囲碁、落語、かるたといった歴史ある芸能とデジタルを融合した見せ方に挑戦しており、いずれも人気コンテンツになっています。
ネットを通して初めて触れる人も多く、若いファンの拡大につながっている手応えがあります。
今回の『超歌舞伎』も、まだ歌舞伎をご覧になったことがない方から従来のファンの方まで、老若男女問わず、幅広い層の方々に見ていただきたいです」(ドワンゴ広報部)
●関連記事
歌舞伎からドローン、コスプレまで――写真100枚で振り返る「超会議2016」
中村獅童さんと初音ミクが共演した「超歌舞伎」、刀匠が日本刀の鍛錬を実演する「超刀剣」など、「ニコニコ超会議2016」の模様を写真100枚で振り返る。
●PS VR発売直前「東京ゲームショウ2016」
千葉・幕張メッセで9月15日〜18日に開催された「東京ゲームショウ2016」は、国内最大級のゲームゲーム展示会。
今回は「エンターテインメントが変わる。
未来が変わる。
」をテーマに、「PlayStation VR」の発売を直前に控える(当時)など、VRゲームが盛りだくさんだった。
●関連記事
「東京ゲームショウ2016」開幕VRが花盛り「脳波VR」「VRライブ」など登場
国内最大級のゲーム展示会「東京ゲームショウ2016」が開幕。
国内外から過去最多の614企業・団体が集結した。
“Xperia風呂”再び水着女性2人が入浴、防水性能をアピール「社内でも好評」
水着姿の女性が風呂に入りながらスマートフォン「Xperia」の防水性能をアピールするブースが、1年ぶりに東京ゲームショウに登場。
VR(仮想現実)から本物のコンパニオンまで――写真で見る「東京ゲームショウ2016」
東京ゲームショウ2016の前半戦・ビジネスデイが終了。
VR関連の製品・タイトル展示からコンパニオンまで、熱気あふれる会場の模様をレポート。
●体感型VRが盛りだくさん「コンテンツ東京2016」
東京ビッグサイトで6月29日〜7月1日に開催された「コンテンツ東京2016」は、ITや最新テクノロジーなどを中心とする、コンテンツビジネス関連の展示会。
2016年はVR(仮想現実)元年といわれている通り、VRコンテンツが多数出展されていた。
●関連記事
VR普及の糸口は“シート連動型”?体験機会を増やし「VR酔い」軽減
映像と連動し、自分の身体が前後左右に動く“シート連動型”のVRコンテンツが、「コンテンツ東京2016」で注目を集めている。
●未来の技術がそこに「CEATEC JAPAN 2016」
千葉・幕張メッセで10月4日〜7日に開催された「CEATEC JAPAN 2016」は、最新のIT・エレクトロニクス総合展示会から「CPS(Cyber-Physical System)/IoT(Internet of Things)の総合展」と、今年からテーマを変更し、将来の技術を支えるコンセプトなどを披露する場に生まれ変わった。
●関連記事
“印刷して貼るメイク”登場パナソニックが開発鏡台で肌状態を分析
肌に貼ってシミなどを隠せる「メイクアップシート」を、パナソニックがCEATEC JAPAN 2016に参考出展。
同社の印刷技術を使い、医療用のナノシートに化粧顔料を塗布した。