任天堂新型機は「スイッチ」 据え置き・携帯型、切り替えOK
任天堂は20日、来年3月に発売する新型ゲーム機「NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)」の概要を発表した。
家庭のテレビにつなぐ据え置き型から携帯型に切り替えられ、室内でも外出先でも同じゲームが楽しめるのが特徴。
「NX」と称してきた新商品で、同社の据え置き型ゲーム機では2012年発売の「WiiU(ウィー・ユー)」以来となる。
本体は小型の液晶モニターの左右に「ジョイコン」と呼ばれる着脱可能なコントローラーが二つ付いており、屋外に持ち出して携帯型ゲーム機として遊べる。
ジョイコンを2人で分け合って遊ぶこともできる。
室内では本体をドックと呼ばれる装置に差し込んでテレビに接続し、高画質のゲームをプレーできる。
コンテンツを供給するパートナー先として、約50社のゲームソフト会社や映画関連会社などを発表。
ウィー・ユーはソフトがそろわず不振だったため、発売当初にソフトを充実させて普及を図る狙いとみられる。
家庭用ゲーム機ではソニー・インタラクティブエンタテインメントが仮想現実(VR)を体験できる端末を発売しており、新型機で対抗する。