GDC 2017がいよいよ開幕! 『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』や『ファイナルファンタジーXV』など、今年は例年にも増して日本人のセッションが充実

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●『シーマン』の“Classic Game Postmortem”も!
2017年2月27日〜3月3日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコ モスコーニセンターにてGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2017が開催される。
ゲームクリエイターのための、世界的な技術交流の場として知られるGDCだが、今年も注目のセッションが目白押しだ。

例年にも増して、充実しているのが日本メーカーによるセッション。
3月1日には任天堂『ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルド』の講演“Change and Constant: Breaking Conventions with ‘The Legend of Zelda: Breath of the Wild’”を、ゲームディレクター 藤林秀麿氏、アートディレクター 滝澤智氏、テクニカルディレクター 堂田卓宏氏登壇のもと行うほか、スクウェア・エニックス 田畑端氏が『ファイナルファンタジーXV』を語る“’Final Fantasy’: A Challenger Once Again”を実施する。
『ファイナルファンタジーXV』関連では、仲間AIの写真撮影をテーマにした“Prompto’s Facebook: How a Buddy-AI Auto-Snapshots Your Adventure in FFXV”が3月2日に、インタラクティブミュージックを取り上げた“Epic AND Interactive Music in ‘Final Fantasy XV’”が3月3日に、それぞれ行われる。

1月24日に発売されたばかりのカプコン『バイオハザード7 レジデント イービル』関連のセッションもディレクターを務める中西晃史氏らによる“Reliving the Horror: Taking ‘Resident Evil 7’ Forward by Looking Back”と、音楽をテーマにした“The Sound of Horror ‘Resident Evil 7: Biohazard’”が、3月2日に実施される。
カプコンの講演では、同じく3月2日の『ストリートファイターV』のアートディレクター 亀井敏征氏による“Art Direction of ‘Street Fighter V’: The Role of Art in Fighting Games”も注目だ。

往年のゲームファンにとって見逃せないのが、3月1日に行われる『シーマン』を回顧する“Classic Game Postmortem: ‘Seaman’”。
名作をクリエイター自身が振り返る企画講演として毎年人気の“Classic Game Postmortem”だが、斎藤由多加氏が何を語ってくれるのか、楽しみ。

そのほかでは、VR関連が昨年に引き続き人気で、50以上のセッションが組まれている。

また、開催3日目の3月1日には、GDC恒例の“19th Annual Independent Games Festival Awards”と“17th Annual Game Developers Choice Awards”が開催される。
開発者が選ぶ賞として注目度も高い“Game Developers Choice Awards”だが、今年の“Game of the Year”には『アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝』、『オーバーウォッチ』、『Inside』、『Dishonored 2(ディスオナード2)』、『Firewatch』の5タイトルがノミネート。
どのタイトルが大賞に輝くのか、気になるところ。
“Innovation Award”など、3部門にノミネートされた『ポケモンGO』や、“Best Mobile/Handheld Game”候補の『スーパーマリオラン』と『ポケットモンスター サン・ムーン』、“Best Narrative”候補の『人食い大鷲のトリコ』、“Best VR/AR Game”にノミネートの『Rez Infinite』などの動向も気になるところ。

ファミ通.comでは、GDC 2017の模様をつぶさにお届けする予定なので、お楽しみに。

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