サンフランシスコでは100人以上の行列が! 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の開発陣もローンチを祝う
文・取材・撮影:編集部 古屋陽一
●3月3日午前0時に販売開始
2017年2月27日〜3月3日(現地時間)に開催されるGDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)2017取材のために、サンフランシスコを訪れた記者には今回大きな目的があった。
GDC 2017会期中の3月3日は、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)の発売日。
そう、せっかくの機会なので、サンフランシスコでの発売日の模様を取材しようと思ったのだ。
取材場所として狙いを定めたのは、サンフランシスコの目抜き通りであるマーケットストリート沿いにあるGameStop。
言わずとしれた、世界最大のビデオゲームのチェーン店だ。
事前にお店の方に聞いたところ、日が変わった3月3日午前0時には販売を開始するとのこと。
午後11時30分に記者たちが足を運んだときには、GameStopの前には行列が……。
列はお店の左右にわかれており、向かって左は予約済みの方、右は予約なしの方となっていた。
予約済みの方の列は、目視で60〜70人程度。
とにかく少しでも早くNintendo Switchで遊びたいのか、いらっしゃっているようだ。
予約なしの方の列は50人。
お店の入り口にいた若いお兄さんが、「当日分の在庫は18台となります!」と大きな声で教えてくれているので、明らかに並んでも買えそうにないが、「わずかな希望にすがっているんじゃないですかね……」とは、くだんのお兄さんのお言葉。
で、さきに何となく店内に入れてもらうと、そこには『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のゲームディレクター 藤林秀麿氏、テクニカルディレクター 堂田卓宏氏、アートディレクター 滝澤智氏の姿が。
先日(3月1日)のGDCでのセッションを終えて、どうやら視察に訪れていたようであります。
みなさん、いよいよローンチを迎えるということで、やはりうれしそう。
そんなこんなで気分が盛り上がってきたところで、いよいよ3月3日午前0時に!大きな歓声とともに、お客さんたちがゆっくりと店内に入ってきたのでした。
皆さんとにかく満面の笑みで、とにかくうれしそう。
Nintendo Switchで遊べるのを心待ちにしていたよう。
あまりのニコニコぶりに、幸せのおすそ分けじゃあありませんが、取材しているこちらまで、うれしい気分になってきたり。
ついに販売開始ということで、お客さんにNintendo Switchが手渡されていった。
お店の中からは、期せずして「おめでとう!」の歓声と拍手が湧き上がった。
さて、Nintendo Switchを購入した方にお話を聞いてみると、「据え置き機としても遊べるし、持ち運んで遊べるところが気に入った」、「持ち運んで遊べるのがいい」といった声が多数。
「明日飛行機移動なんだけど、持ち運んで遊ぶつもりなんだよね」という、30代の方も。
なんともうってつけの言葉で、そのコメントいただきました!一方で、「Joy-Conがいいよね」という男性の方も。
こちらの方は、これから彼女にゲームの魅力をレクチャーするそうです。
「任天堂のファンだから」という方も多く、歴代の任天堂ハードは全部持っているというツワモノも。
ソフトは、『ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルド』の購入率が100%。
そのほかでは、『スーパーボンバーマン R』や『1-2-Switch(ワンツースイッチ)』を挙げる方も。
なお、『ゼルダの伝説ブレス オブ ザワイルド』に関しては、Wii U版を購入するために並んでいた方もけっこういて、さすがの人気といったところ。
ちなみに、GameStopのまわりには、Nintendo Switchの発売日の模様をひとめ見ようということで、多くの方が詰めかけていた。
GDCの会期中ということで、当然のことながらゲームクリエイターの姿も多く、おなじみの顔もちらほら。
Nintendo Switchに対する関心の高さがうかがえた。
というわけで、北米でもNintendo Switchがローンチ。
北米でも、Nintendo Switchは好調なスタートを切ったようです。
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