「シャドウ・オブ・モルドール」続編、日本発売が正式決定

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2014年発売の「シャドウ・オブ・モルドール(Middle Earth: Shadow of Mordor)」の続編が2月下旬に販売業者の公式サイトからリークされ、それに追随したような形で翌日に「シャドウ・オブ・ウォー(Middle-Earth: Shadow of War)」と題された続編が海外で発表されたが、9日遅れてついに「シャドウ・オブ・ウォー」の日本リリースが正式に発表された。
ワーナー・ブラザーズ テレヒ?シ?ョン ホームエンターテイメントは今日、本作を2017年夏に発売すると発表した。
これは北米の8月22日、欧州の8月25日のリリース日と近い時期の国内発売になることを意味する。
「シャドウ・オブ・ウォー」は前作と同様、モノリス・プロダクション(Monolith Productions)によって開発されており、中つ国(Middle-earth)のモルドールを舞台としたオープンワールドのアクションRPGとなる。
時間軸としては「ホビット」シリーズと「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの間の物語を描いている。
リーク情報と同じように、本作はレンジャーのタリオン、そして幽鬼となった「力の指輪」の鋳造者ケレブリンボールの物語の続きとなっており、2人は敵軍に侵入して自軍を鍛え上げ、冥王サウロンに立ち向かうストーリーとなっている。

また、前作で高評価を獲得したネメシスシステムも継承している。
本作ではこのシステムが全編にわたって採用され、プレイヤーの行動・選択によって自分を取り巻く環境やキャラクターが形作られる。
そのため、それぞれのプレイヤーで異なるユニークなゲーム体験を可能にしているという。
ワーナー・ブラザーズは、本作におけるネメシスシステムの拡大について、「忠誠や裏切り、リベンジといった全く新たな物語をもたらす手下を導入すること」、そして「要塞を始めとした個々のユニークな世界を作る」といった意味で拡張されたと述べている。
拡張されたネメシスシステムは独自のオーク軍団を使って自分自身の世界を作り上げることを可能にし、また「全ての出会いを記憶する、性格や強さ、弱みの異なる自動生成の敵」も独特なストーリーの創造に一役を買っているという。
これらの記述は、基本的に海外での発表と同一のものだ。
しかし、今回の発表には、リーク情報にあった100ドルの「Gold Edition」及びその内容が含まれていない。

「シャドウ・オブ・ウォー」はPlayStation 4、Xbox One、PC(Windows 10)向けに2017年夏の発売予定となっている。
PS4にPS4 Pro、Xbox OneにProject Scorpioが含まれるとワーナー・ブラザーズはわざわざ述べており、PS4 Proが提供する高いパフォーマンス、そして今年内に発売されるProject Scorpioへの対応を前提にしているようだ。
次世代的なゲーム体験を期待する人には朗報なのかもしれない。

ただし、PCについてはWindows 10のWindows Storeを通して対応すると述べるだけで、海外発表にあったSteamへの言及がない。
なお、価格は未定となっている。
前作である2014年の「シャドウ・オブ・モルドール」は一般に高い評価を受け、IGNはレビュー(英語)で「素晴らしいアクションとダイナミックな敵は、勝利も敗北も楽しい体験にしている」という評語と共に10点中9.3点を挙げた。

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