「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター」最新情報が公開
スクウェア・エニックスは、プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)」の拡張パック「紅蓮のリベレーター」について、エリアや新ジョブの設定など最新情報を一挙に公開した。
この記事では、初出のスクリーンショットなどを交えつつ、最新情報をお届けしたい。
なお、「紅蓮のリベレーター」は6月20日発売。
予約特典として、インゲームアイテムと、6月18日18時から、いち早くログインできるアーリーアクセスの参加権が付いている。
■新しい冒険の舞台と、新しい物語
「紅蓮のリベレーター」はリベレーター(解放者)というタイトル通り、ガレマール帝国に領有されている、アラミゴとドマという2つの国の開放を目指す物語になる。
エオルゼアがあるアルデナード小大陸の新エリア「アラミゴ」と「ギラバニア」、まったく新しいエリアとして今回追加されるオサード小大陸内の「ドマ」、「アジムステップ」、そして「ひんがしの国」の玄関口「クガネ」が、新たな冒険の舞台として開放される。
□アラミゴ
西州アルデナード小大陸の東端に位置する軍事都市国家。
山岳地帯に張り付くように築かれた都市で、暴君テオドリックへの民衆の反乱を発端に、国力が低下。
この反乱を裏で手引きしていたガレマール帝国により瞬く間に制圧され、以来20年間帝国の属州として支配を受け入れてきた。
□ギラバニア
かつて城塞都市“アラミゴ”が領していた地域。
アルデナード小大陸を東西に貫くアバラシア山脈の東端に位置し、険しい山々が連なる。
破壊神ラールガー信仰が根強い土地であったが、宗教を否定する帝国の支配を受け、各地の寺院はことごとく破壊されている。
□ドマ
東州オサード小大陸に位置する都市国家。
ひんがしの国由来である忍者と侍を要する平和な国であったが、領土拡大をもくろむガレマール帝国によって城が陥落。
25年の長きにわたり、帝国の属州として支配されている。
近年、大規模な反乱が起こるも、これに失敗し、現代理総督によって民衆の弾圧が激化しているという。
□アジムステップ
オサード小大陸北部に広がる大草原。
アウラ族発祥の地とも伝えられており、太陽神アジムや月神ナーマといった、独自の進行体系が息づく。
アウラ・ゼラたちが50以上もの部族に分かれて暮らしており、今なお伝統に従って大草原の支配権を争っている。
□ヤンサ
雄大なる大河「無二河(むにこう)」が流れる地域で、かつては辺境国“ドマ”が領していた。
現在はガレマール帝国の支配下にあり、民の誇りでもあったドマ城には、代理総督が居を構える。
この地に住まう民は重税と役務を課され、苦しい生活を余儀なくされているという。
□紅玉海
ひんがしの国とオサード小大陸とを隔てる内海。
古くから海賊衆と呼ばれる勢力が支配しており、いずれの国の力も及ばぬ海として知られてきた。
また、亀のような獣人種族、コウジン族をはじめとする海洋民も暮らしているようだ。
□ひんがしの国「クガネ」
オサード小大陸から海を隔てた、島国「ひんがしの国」の貿易港。
鎖国政策が敷かれている同国において、唯一、異国船に対して開かれた港であり、ガレマール帝国はもちろん、エオルゼア諸国に至るまで、世界各地の船が入港する。
それゆえ、煌びやかな街並みを誇る商いの街であると同時に、諜報と政治の最前線でもあるという。
■新たな蛮族と蛮神たち
現在判明している新蛮族と蛮神は、各2種ずつ。
「蒼天のイシュガルド」でもメインストーリーにかかわる蛮神が最初に紹介されたので、これらの蛮族や蛮神は、メインストーリーの中に登場してくる可能性が高そうだ。
□豪神スサノオ
コウジン族が呼び下した豪の神。
三種の神器に宿っていた八百万の神の一柱であり、海の神としての顔も併せ持つ。
戦をも祭りと愉しみ、挑むものには容赦なく、神剣「アメノムラクモ」を振り下ろす。
□コウジン族
紅玉海に古来より棲まう海洋民。
水中での活動に長け、豊かな海の恵みを糧として暮らしてきた。
物に宿る八百万の神を信じており、その依り代となる名品や逸品の類を集めることに余念がない。
□美神ラクシュミ
アナンタ族が呼び下した美の神。
美に加え、豊穣と癒しの力を持つとされ、神話によればアナンタ族にも、その力の一部を分け与えたとされる。
心優しく存在であり、「魅惑の抱擁」によって信徒たちの心を癒す。
□アナンタ族
ギラバニア辺境地帯に棲まう先住民。
その上半身は人に、下半身は蛇に似ており、女性のみで構成されるという特徴がある。
また、魔法によって金属を成形し、美しい装身具を作り出す技を継承してきた。
■新しい高難易度零度「次元の狭間 オメガ」
ハイデリンの理の外から飛来したと言われる謎の生命体が“オメガ”である。
生物なのか機械なのかすら定かではない。
アラグ帝国時代に蛮神バハムートを捉え、活動を停止していたが、蛮神撃退のために再起動された。
その後は、ギラバニアへと消息を絶ったが……。
■新たなジョブ「侍」と「赤魔道士」□「侍」
はるかなる海を越えた東の果てに浮かぶは、「ひんがしの国」。
島内の限りある土地を巡り、豪族たちがしのぎを削る乱世が続いた結果、国主に従い戦に参じる「侍」たちの技もまた、独自の発展を遂げていった。
その後、天下統一が成されると、「刀」を佩く彼らは、いつしか雪月花美しき故郷の平和を護るものへと変化していったという。
だが、研ぐことを怠れば、鋭き刃も鈍り、志もまた堕ちるもの。
真の「侍」の数が減りゆくなかで、己の信念を込めて柄に手をかけ、「抜刀」の刻を待つ者たちがいた。
□「赤魔道士」
アバラシア山脈の東端、蛾々たつ山岳地帯「ギラバニア」。
第五星歴末期のこと、迫りくる水の災厄「第六霊災」から逃れるため、星の輝きに導かれた人々が、方々から山間を目指して終結したという。
その中には、魔大戦で激しく戦いあった魔法都市「マハ」の黒魔道士と、古都「アムダプール」の白魔道士の姿もあった。
そして、滅びの定めに抗うため、かつての敵同士が手を結び、黒魔法でも白魔法でもない新たな魔法体系の確立に挑む。
かくして「細剣」を手に戦う「赤魔道士」が誕生したのである。
■水中アクション
これまでの陸、空の冒険に加え、「FFXIV」の世界でついに水中アクションが解禁される。
泳ぐことが可能になるだけでなく、特定のシナリオを達成することで、水中へと潜ることもできるようになる。
陸海空をまたにかけ、新たな冒険に出かけよう。
■新たなハウジングエリア「シロガネ」
グリダニア、リムサ=ロミンサ、ウルダハに加え、「FFXIV」の世界に第4のハウジングゾーンが誕生する。
「シロガネ」は“ひんがしの国”に属する島で、クガネに出入りする冒険者に開かれた居住区。
和のテイストあふれるハウジングエリアだ。
■レベルキャップ解放
これまでのクラス/ジョブレベル上限が、レベル60からレベル70へと大きく開放される。
これにともない、多数のジョブクエストも追加となり、各ジョブともに新アクションの習得も可能になる。
■ハウジング家具設置数大幅増加
ハウジングエリアの拡大に伴い、ハウス屋内にも大きなアップデートが行なわれる。
ハウス内に設置できる家具の最大設置数が大幅に拡大。
Sサイズのハウス設置数は、これまでの100個から200個へと増加。
Mサイズ、Lサイズもそれぞれ倍になり、Lサイズの最大設置数は400個へと強化される。
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