“パワプロフェスティバル2016”東京大会開催! 初日は『実況パワフルプロ野球2016』部門の東京代表を選出
文・取材・撮影:ライター イズミロボ・ササ
●多彩なコーナーで『パワプロ』をアピール!
2016年8月27日〜28日、お台場のダイバーシティ東京 プラザで、『実況パワフルプロ野球』シリーズのイベント“パワプロフェスティバル2016”東京大会が開催。
ここでは、PS4版『実況パワフルプロ野球2016』の大会などが行われた、27日のイベントの模様をお届けしよう。
イベントのメインとなるのは、プレイヤーどうしが対戦するゲーム大会だ。
27日にはゲームソフト部門として『実況パワフルプロ野球2016』の大会を、28日にはモバイルゲーム部門として『実況パワフルプロ野球』の大会を実施。
いずれも東京大会という位置付けで、上位2名が決勝大会に進出できる。
なお決勝大会までの流れは、両部門とも同様で、まずこの東京大会の上位2名、東京ゲームショウ大会の上位2名、大阪大会の上位2名。
が進出決定。
そして決勝当日となる2017年1月8日に、会場となる東京ビッグサイトで当日予選が行われ、その上位入賞者も加えたメンバーで、決勝大会が開催されることとなる。
イベント会場には、大会を実況するメインステージのほか、ピッチング&バッティングコーナー、写真撮影コーナーなど、さまざまな企画が用意されており、『パワプロ』ファンはもちろん、お台場に遊びに来ていたカップルや親子連れなどの姿も多く見受けられた。
●プロ野球OBを招いてトークショーを展開!
ステージでは、まずはイベントスタートを飾る催しとして、“オープニングトークショー”を実施。
メインMCとして、DJの森一丁さんが登場し、続いてゲストとしてニッポン放送アナウンサーの清水久嗣さん、プロ野球OBのギャオス内藤さん、小田幸平さんがステージに姿を見せた。
トークショーの主役は、清水さん、内藤さん、小田さんの3人。
プロ野球選手とゲームの関係、『パワプロ』の魅力など、さまざまな話題でトークが展開された。
とくにヒートアップしたのは、選手の能力値について。
「実際の選手の能力が、『パワプロ』の選手データにしっかり反映されているのか?」というテーマについて、熱い議論が交わされた。
またゲームではなく、実際のペナントレースの行方については、内藤さんも小田さんともに、「まだまだ最後までわからない」とコメント。
ファンにとってはここからが見どころだと強調した。
●ゲスト自慢のチームでエキシビジョンマッチ!
続いてステージは、“エキシビジョンマッチ”コーナーに。
ここでは内藤さん、小田さんがそれぞれ事前に組んできたチームが、おまかせの観戦モードで対戦した。
どちらも単独チームではなく、各球団の名選手を集めたチームどうしの戦いとなったが、結果は内藤さんのチームが、2−0で見事に勝利。
ちなみに石川投手が、ノーヒットノーランを達成、本日のヒーローとなった。
さらに“エキシビジョンマッチ”は、第2戦に突入。
今度は、勝利した内藤さんのチームと、ファミ通攻略wikiスタッフが編成したチームとの対戦だ。
ここで新たにゲストとして、ファミ通攻略wikiのめたる村田と、声優の松嵜麗さんが登壇。
注目の第2戦がスタートした。
試合は内藤さんのチームが終始押し、序盤は3−1でリードを保ったが、終盤にファミ通チームが粘って追い上げ、同点に。
延長などがないエキシビジョンマッチということで、引き分けとなった。
●東京代表を目指して白熱バトルが続々!
トークショーとエキシビジョンマッチが終わったのち、いよいよメインイベントとなる、『実況パワフルプロ野球2016』東京大会がスタート。
ここまでのステージイベントと並行して、トーナメントが進行しており、3回戦からステージで解説が行われることに。
ベスト8が激突するステージには、解説役として、ファミ通攻略wikiのてくの長谷川も新たに登場。
森さん、めたる村田、てくの長谷川、松嵜さんという実況布陣で、ベスト8のバトルがスタートとなった。
ステージのスクリーンには注目の対戦が流され、実況陣がそれを解説する形で試合は進み、熱戦の末、4人が準決勝に勝ち上がった。
準決勝に残ったのは、じゃむ〜さん、わたるんさん、小松菜さん、マエピーさんの4人。
ここで改めて組み合わせ抽選が行われ、準決勝はじゃむ〜さんVS小松菜さん、わたるんさんVSマエピーさんという戦いとなった。
なお準決勝以降は、スペシャルゲストとして、熱盛宗厚アナウンサーを演じる声優の金光宣明さんも登壇、迫力あるボイスを披露してくれた。
じゃむ〜さんVS小松菜さんの試合は、初回にいきなり、じゃむ〜さんが柳田選手のホームランで1点を先制。
そのまま反撃を抑えて逃げ切った。
もうひとつのブロックのわたるんさんVSマエピーさんの試合は、序盤は我慢比べという流れのなか、マエピーさんが4回表に1点を先取。
これを守り切ってマエピーさんが、なんと完全試合という結果で勝利した。
●注目の決勝戦を制したプレイヤーは……?
ステージイベントのフィナーレとなる決勝戦は、じゃむ〜さんVSマエピーさんの対戦。
解説は、小田さんとめたる村田が担当した。
試合はマエピーさんのペースで、まず3回に、ライトポール直撃の2ランが出て2点を先取。
反撃したいじゃむ〜さんだが、吉川投手のコースをつくピッチングに凡打をくり返し、最後はダメ押しの3点目を与えて万事休した。
全体的に、準決勝とともに、マエピーさん操る吉川投手の変幻自在なピッチングが印象に残った。
見事に優勝を飾ったのは、マエピーさん。
今回の大会はいわば地区予選だが、レベルはかなり高かった。
全国決勝大会では、さらにどんな猛者が集結するのだろうか? 大いに楽しみだ。