ソニー、プレステVR発売=仮想現実「ゲームの枠超える」
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は13日、家庭で仮想現実(VR)を体験できるゴーグル型のゲーム機器「プレイステーションVR(PSVR)」を発売した。
ゴーグルのように装着すると、目の前に広がる臨場感のある映像の中に入り込むような感覚を味わえるのが特長だ。
東京・銀座で開いた記念イベントで盛田厚取締役は「家にいながら世界遺産を巡る旅もできる。
『どこでもドア』やタイムマシンと言ってもいい」と魅力をアピールした。
事前に購入予約し、盛田取締役からPSVRを受け取った東京都品川区の会社員土肥謙人さん(25)は「ゲームの枠を超えた、画面の中にいるような体験ができる」と期待を語った。
PSVRは、据え置き型のゲーム機「プレイステーション4(PS4)」に接続して使う周辺機器で、13日に日米欧や中国など42の国・地域で発売。
本体希望小売価格は4万4980円(税抜き)。
イベントには俳優の山田孝之さんが出席し、鳥になってパリ上空を飛んでいる疑似体験を楽しめるゲームなどをPSVRで行った。