バンデン無敵PS4戦4勝 逆転CS突破へつないだ6回2失点

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◇パ・リーグCSファイナルS第4戦ソフトバンク5―2日本ハム(2016年10月15日札幌D)
ソフトバンク先発のバンデンハークが6回4安打2失点。
自身ポストシーズン4戦4勝として、逆転CS突破の道を切り開いた。

「集中してしっかり投げられた。
いつも通り初回から飛ばした」。
立ち上がり、2者連続空振り三振スタートで迎えた大谷には全4球を直球勝負。
最後は155キロで投ゴロに仕留めた。
4番・中田との3打席もきっちり抑えて「思い描いていた投球ができた。
満足している」と振り返った。

サムスンに所属した13年の韓国シリーズで、敗れればシーズンが終わる試合で救援。
2回を投げて勝利投手になった経験も生きた。
今季は股関節の不安から夏場に3カ月半も戦列から離れたが「今は体が戻って投げられている。
信頼して先発で使ってもらって感謝している」。
シーズンの借りを返すとばかりに、明日なき戦いのたすきをつないだ。

≪PS4戦全勝≫バンデンハーク(ソ)がファーストSに続き勝利投手。
同一年のファースト、ファイナル両ステージ勝利は今季セの井納(D)に次ぎ7人目になる。
CSは通算3試合全勝で、チームで通算3勝は単独最多(2勝が7人)。
プレーオフとCSで初登板から3戦3勝は川上(中)、ダルビッシュ(日=5戦5勝)、田中(楽)に次ぎ4人目だ。
なお昨季日本シリーズでも勝っており、ポストシーズンはこれで4戦全勝となった。

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