任天堂、Wii Uの生産終了へ 人気ソフト恵まれず

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任天堂は11日までに、家庭用ゲーム機「WiiU(ウィー・ユー)」の国内生産を近く終了すると発表した。
2012年の発売以降、人気ソフトに恵まれず伸び悩んでおり、来年3月の新型ゲーム機投入を機に製造を中止することにした。
ウィー・ユーは累計1億台以上売れた「Wii(ウィー)」の後継機として発売された。
液晶画面付きのコントローラーが特徴だが、発売当初にソフトのラインアップが充実しなかったこともあり、9月末時点の販売実績は1336万台と苦戦を強いられている。
昨年には「スプラトゥーン」「スーパーマリオメーカー」などのソフトがヒットしたが、ゲーム機本体の普及を大きく押し上げるまでには至らなかった。
来年3月に新型ゲーム機「NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)」を発売することから、17年3月期の販売計画は80万台と前期実績の326万台から大幅に引き下げていた。
在庫はまだあるため、販売は当面継続する。
来年には人気シリーズ「ゼルダの伝説」の新作を発売するなど、専用ソフトのリリースも続ける予定で、同社は「すでに購入していただいた方も引き続き楽しんでほしい」(広報グループ)としている。

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