やり込みたくなるカラオケサービス『カラオケ@DAM』がPS4に来た!! 音ゲー感覚で楽しめる“精密採点∞”をリポート

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●もう100点じゃガマンできない!?
ゲーム感覚でアツくなるカラオケサービス、その名も『カラオケ@DAM for “PlayStation 4”』が11月25日よりプレイステーション4向けに配信開始!本作には、ゲーマー心をくすぐる新採点モードが搭載されているのだとか。
その名も“精密採点∞(インフィニティ)”。
「どの辺がインフィニティなのか!?」それを確かめるべく、カラオケ好きのライター・本間ウララが先駆けて体験してきた模様をお届けします!

●めっちゃ快適! カユイところに手が届く老舗の技
今回、おじゃまさせていただいたのは、カラオケ業界の本陣、第一興商の社内の一室。
さっそく、本サービスのプロデューサーである永木 朗氏(得意なレパートリーは、梅沢富美男の『夢芝居』)に本作の特徴を教えていただきました。

『カラオケ@DAM for “PlayStation 4”』のスゴイところ
・約12万曲以上が歌い放題(サービス開始時)で、その後も毎週約200曲を追加予定
(※チケットを購入することで歌い放題になります。
チケットは30日間:1000円[税抜]/24時間:300円[税抜]から選べます)
・業務用機械の音源と映像を使っていて高品質
・インターフェースや操作方法も業務用機械のスタイルを取り入れていて扱いやすい
・細かなセッティングが可能
・採点機能などを従来のモードも収録
・精密採点∞(インフィニティ)が新登場
・ランキングにも対応
・USBマイクに対応
これらの中でも、とくに「おおっ!」と思ったのがセッティングの項目の細かさ。
スピーカーから出る音を計測し、マイクの遅延を調整してくれたり、家庭の回線速度などの影響でストリーミング配信が途切れることがないように調整してくれたり……。
それと、メニュー画面でのBGMも好みのジャンルに変えられたり。
ちょっとしたことですが、何度も聴くものですから、気に入ったBGMのほうがいいですよね。

さらに、よく歌う曲をお気に入りとして登録できたり、履歴からキーやガイドボーカルなどの設定はそのままに送信できたり。
練習したい曲があるときに、すごく便利!
●いざ、100点の向こうの世界へ
続いて、いよいよ精密採点∞で歌わせていただくことに。
最初はノド慣らしも兼ねて、童謡『虫のこえ』を……。
「アレ、松虫が〜」の後ってどんなんだっけ? 歌うのは何十年ぶりかもわからないくらいだったので、しどろもどろ……。

気を取り直して、定番『残酷な天使のテーゼ』を歌ってみることに。
画面には、もうテレビなどでおなじみになった“見えるガイドメロディー”(音程を表す譜面)が出ています。
が、ふつうの精密採点モードと大きく違うのは、音程の正確さがGREAT、GOOD、OK、BADと判定されるところ。
さらに、連続でOK以上だとコンボになり、どんどんスコアが上がっていくんですね。
そこにビブラートやこぶし、しゃくり、フォール(低い音程へ滑らかに下げていくテクですって。
今回初めて知りました!)の回数がボーナスとして加算されていきますと……。

ドン!19,447,669点!
もう、ちょっとケタ多すぎてよくわからないけど、なんかうれしい。
判定が1音1音出るし、エフェクトもキレイで楽しくなりました。
点が上がっていくと、次第に背景も賑やかになるんですね。
譜面を追うのに真剣だったので、そのときはちょっと気づかなかったんですが、自然な高揚感はありました。

●地獄と天国!? ハードの恐ろしさを知る
「精密採点∞には、イージー、ノーマル、ハードの3つの難易度があるんですよ」と、永木さん。
ならばハードに挑みましょう。
とっておきの十八番『Choo Choo TRAIN』(元祖のZOOのほう)で。
じつは、事前に練習を兼ねてヒトカラしていた私。
そのとき採点をやってみて、93点だったので自信のある曲なのです、が……。

あれ、あれ?BAD、BAD、BAD……。
そんな。
ボロボロに崩れていくプライド。
なんか見守ってくれている皆さんの視線が生暖かい……。

永木さんによると、採点の基準がきびしくなっていて、音程がちょっとでもズレるとOKにならないのだそう。
それに伴ってスコアも伸びにくい傾向があるとか。
比較として、今度はイージーで『Choo Choo TRAIN』を歌ってみると……。
あれえ、気持ちいい。
「いいんだよ」って言ってくれているような、∞のやさしさを感じました。

しかし、やっぱりハードの結果は悔しかった〜!でも不思議とまた挑戦したい、つぎはもっとバッチリ歌いたいと思える余韻がありました。
やり込みタイプの方はぜったいハマると思うな。
ランキングもあるから張り合いになりますね。
トータルスコアだけでなく、曲別のランキングもパッと確認できるのがイイ。
ちょっとマニアックな曲なら1位になれちゃう?
●歌いやすいオフィシャルマイク
カラオケボックスで高得点を狙う人は、マイマイクを持ち込む方もいらっしゃるのだとか。
ゲームに置き換えてみると、確かにボタンがヘタッたコントローラじゃ快適なプレイはできませんよね。
ということで、本作のリリースに合わせ、カラオケ@DAM専用のマイクが発売されます!コントローラでおなじみのHORI製です。
もちろん、第一興商の熟練スタッフの監修なので、音のバランスもバッチリなのです。

もちろん、コレじゃなきゃ歌えないというわけでなく、PS4本体が認識するものであれば、手持ちのUSBマイクでも歌えるとのことで、ひと安心。
でも、やっぱりいいマイクで歌いたくなりますね。
やり込むならなおさら!?
●ひとりでもみんなでも楽しい!カラオケの新時代
今回体験して意外だったのが、同行した編集者も「見ていて楽しかった」と言っていたこと。
判定やエフェクトがあるぶん賑やかだし、自分もプレイしているような感覚になったのだそう。
いっしょに一喜一憂するような感じでしょうか。
これまでカラオケボックスでは、ほかの人の歌のときは「つぎは何歌おうかな」と考える時間のほうが多かった気がするのですが(スミマセン)、精密採点∞はいっしょになって遊んでいる、感覚を共有できるツールなんだなと実感しました。

一方で、コツコツとスコアアップを狙う、ひとり用カラオケとしての側面もあるんですよね。
1曲を突き詰めるのもおもしろそう。
もちろん、こっそり練習するにも持ってこい。
音程って自分じゃズレているかわかりにくいものだけど、見えるガイドメロディーは視覚的にわかるので、間違って覚えていた部分に気づけたりもしました。

また、これからのシーズン、社内で忘年会・新年会という場面でも簡単にカラオケ大会ができそう。
料金形態も30日間/1000円[税抜](1080円[税込])、24時間/300円[税抜](324円[税込])と選べるのがうれしいですね。
ぜひ、試しに体験してみてください。
歌好きはもちろん、ゲーマーならきっとハマるはず。

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