ついに開幕した“日本eスポーツリーグ(Japan e-Sports League Winter)”第1節をリポート!

downloaddata_762.jpg

●6チームが3タイトルのゲームで勝ち点を争う
2016年11月26日(土)に開幕となった“日本eスポーツリーグ(Japan e-Sports League Winter)”。
本リーグは、全国各地の6チームに所属するプレイヤーが種目ゲームのトータルの成績で勝敗を争うリーグ戦。
試合は、毎週土曜日にオンラインマッチによって行われ、試合内容はTwitchで配信されている。

種目タイトルは、『ブレイブルー セントラルフィクション』(PS4)、『FIFA17』(PS4)、『Overwatch』(PC)の3タイトル。
これらの試合結果によって、勝利チームに勝ち点2、負けチームに勝ち点0、引き分けで勝ち点1がそれぞれのチームに入り、総当たり終了時の上位2チームが、2017年1月22日(土)開催のオフライン決勝大会へと駒を進めることになる。

リーグ開幕戦の11月26日(土)には、東京ヴェルディ vs. CYCLOPS OSAKA athlete gamingと、Naturals HOKKAIDO vs. 名古屋OJAの二試合が開催された。
本稿では、その第1節の熱き戦いの模様をお届けしよう。

ブレイブルー セントラルフィクション(PS4)
リーグの初戦は、『ブレイブルー セントラルフィクション』の対戦から幕を開けた。
5本先に勝利した選手が勝利となる、5先ルールで勝敗を決する。

まず最初の試合は、“東京ヴェルディ”ソウジ選手(アラクネ) vs “CYCLOPS OSAKA athlete gaming”どぐら選手(アズラエル)。
初戦を2タテで勝利し、勢いをつけたかに見えたどぐら選手だったが、結果は5-2でソウジ選手の勝利となった。

続く試合は、“Naturals HOKKAIDO”イカメン選手(アズラエル) vs “名古屋OJA”コイケ選手(ライチ)。
こちらの試合も結果は5-2となり、みごとイカメン選手が勝利。
試合後には、離れた地域のプレイヤーと本気で競い合えるネットマッチによる日本eスポーツリーグの魅力について語ってくれた。

FIFA17(PS4)
『FIFA17』の試合は、リーグ戦の各試合ごとに異なるチームを使用するというルールで行われる。
リーグ参加の各チームは、事前にそれらで使用する5チームを申請しており、手持ちから試合で使ったチームを消去していく。

まずは試合を行ったのは、“Naturals HOKKAIDO”ウルトラコップ選手(バイエルン・ミュンヘン) vs “名古屋OJA”ともプー選手(レアル・マドリード)。
前半は0-0で折り返すも、後半はウルトラコップ選手がフリーキックから得点。
その後もカウンターからの追加点を叩き込んだウルトラコップ選手の“Naturals HOKKAIDO”が2-0で勝利を収めた。

機材トラブルから、試合時間が大幅に変更された“東京ヴェルディ”KEN選手(レアル・マドリード) vs “CYCLOPS OSAKA athlete gaming”黒豆選手(ユベントス)の試合では、ゴール前で落ち着いた動きを見せていた黒豆選手が2-5で見事に勝利を手にした。

Overwatch(PC)
『Overwatch』は、エスコート(攻撃)→エスコート(防衛)→ハイブリッド(攻撃)→ハイブリッド(防衛)→コントロールの順に試合を進め、先に3勝をしたチームが勝利となるルールで行われた。
対戦カードと結果は以下の通りだ。

“東京ヴェルディ” vs “CYCLOPS OSAKA athlete gaming”は、3-0で勝利した東京ヴェルディがチームの勢いを見せた。

続く“Naturals HOKKAIDO” vs “名古屋OJA”は、2戦先取した “名古屋OJA”に“Naturals HOKKAIDO”が追いつくもつれた展開に。
最後は、ラストマッチを制した“Naturals HOKKAIDO”が逆転勝利を収めた。

ネット環境を介することで、eスポーツで全国各地の地域に根付いたリーグ戦を開催するという、日本国内においては非常に新しい試みに挑戦をしている日本eスポーツリーグ。
この日の試合では機材トラブルなどの不手際も見られてしまったが、それらへの対応も含めて今後の展開に期待が高まるリーグ戦だ。

You may also like...