語りが格段に向上する極意 プロナレーターが伝授!

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高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組、1月2日(月)は、サプライズパーソナリティとしてホフディラン・小宮山雄飛さんが登場し、ゲストのナレーター・窪田等さんとともに番組を盛り上げました。

番組では1月5日(木)まで、たかみなゆかりのパーソナリティが日替わりで出演します。
そんななか、この日ゲストに窪田さんをお招きしたのは小宮山さんたっての希望。
ドキュメンタリー番組「情熱大陸」や任天堂関連CMのナレーションを受け持つ彼の生声に小宮山も大興奮。
「僕らにとっては時報みたいな声」「目の前で聞いていると今年いいことなりそう」と感激していました。

「僕もラジオや歌だけでなくナレーションの仕事がしたい!」。
そう希望する小宮山さんに、窪田さんは3つのポイントを指南。
それは「テンポや間の取りかた」「作り手の思いを理解する」「聞き手との距離感」でした。

「テンポや間の取りかた」について、窪田さんは「気持ちを入れるところは言葉を“立て”たりとか、間を置いたりとか。
CMやナレーションでも変わってきます」と語り、「作り手の思いを理解する」は「文章が何を一番伝えたいのか、読む前に考えること」だと主張。
そして、「聞き手との距離感」に関しては「相手が大人数なら離れて呼びかける、ひとりなら近づいてささやくように」とのことでした。

途中には「情熱大陸」風の原稿を窪田さんが読む一幕も。
もちろん例のBGM付きです。
読み終えた後、細かくポイントを説明する窪田さんに小宮山さんは「ナレーションだけじゃなくて、他のことにも役に立つ気がしますね。
宣伝文句なりを読んだときにどこが(伝えたい)メッセージなのか、とか。
理解が深くなる感じがする」「本を読んでいてもなんで筆者がここに句読点打ったんだろう、とかわかって深く読み進められるかも」と感心していました。

そして最後に小宮山さんも「情熱大陸」ナレーションに挑戦。
無事終えると窪田さんからは拍手とともに「かっこいい!」と称賛の声が。
3つのポイントを押さえて見事、「免許皆伝」となりました。

(TOKYO FMの番組「高橋みなみの『これから、何する?』」2017年1月2日放送より)

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