「グランツーリスモSPORT」をプレイステーションVRで体験してみた

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ソニーは「CES 2017」において、「PlayStationVR(プレイステーション ヴィーアール)」を使用したリアルドライビングシミュレータ「グランツーリスモSPORT」のVR体験コーナーを用意していたので、実際にプレイしてみた。

試遊機に用意されたマシンは、マツダ「ロードスター」、マクラーレン「650S」、マツダ「LM55」の3台、今回筆者は実車に乗り込んだことのある「ロードスター」を選択してみた。
コースは「ウィロースプリングス・レースウェイ ビッグウィロー」という設定。

さて、実際にプレイステーションVRとヘッドフォンを装着してプレイを開始。
ゲームをスタートして出てきたが「ああ、これ凄い〜」という言葉。
TVモニタを使用したプレイではあまり使用していなかったコクピット視点のモードがしっくりとし“今、自分はロードスターに乗っている”というマシンとの一体感を感じられる。

プレイ中のグラフィックスも「グランツーリスモ6」より精細になっていることが感じられ、次のコーナーに向けて視点移動をするといった動きがゲームの中に採り入れられたことで、よりリアルなドライビング体験をすることができる。
コーナリングやブレーキングでG(加速度)を感じられないことを除けば、“これはドライビングシミュレータとして究極のカタチかもしれない”と思った。

ただ、今回は筆者の体調がすぐれていないせいなのか、プレイ終了後に軽いクルマ酔いを経験した。
プレイ中もタイトなコーナーリングをクリアするときに“ふわっ”とした酔いを感じさせる感覚を感じていたので、これが体調によるものなのかは改めてプレイをして確認してみたい。

VRコンテンツは写真や動画で体験を伝えることが難しく、この独特の世界は実際に体験してもらうしかない。

日本においては、「東京オートサロン2017」(幕張メッセ:1月13日〜15日)で国内初公開となる「PS4Pro」を使用した4K&HDR試遊やPlayStationVRでの試遊が実施される。
ぜひ、東京オートサロンを訪れて、VR体験をしてみていただきたい。

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